
Amazing SPIDER-MAN (“ASM”)が順当に2冊到着。ASM 954号は筋書担当Zeb Wellsの担当としては最終回のため、953(59)号のみをレビュー。それも手短に。
添付画像は、John Romita Jr. (JRJR)による通常版の表紙。今回はだいたいこんな感じで終始。
筋書をWells。画をJRJR.インクをScott Hannaが担当。
粗筋から。ニューヨークの街を牛耳るTombstoneを牢獄にぶち込むための切り札は彼の実の娘Janice。しかしTombstoneは実の娘を殺してでも無罪を勝ち取りたい。最後の防波堤はいつもの通りSPIDER-MAN。
ニューヨークの地下鉄へとSPIDER-MANのお陰でかろうじて乗り込むことのできたJaniceの台詞。”Thank god thank god thank god.” そりゃないだろう。捨て身で彼女の命を救ったのは神様じゃなくて、SPIDER-MAN なのに。
何度目かの小休止中のSPIDER-MANとTombstone の会話。”She is your daughter.” “It doesn’t matter.” “Okay then we finish it here.”その後再度戦いが続くことになる。SPIDER-MANとしては、実の娘なんだから見逃せと言っている。もう少し深読みすると正気に戻れと言っているわけだ。そしてTombstoneは正気を失っている。
最後のシーンでのSPIDER-MANのTombstoneに対する台詞。”I wasn’t just saving her (Janiceのこと), Lonnie (Tombstoneの本名). You were gonna kill your daughter. I was saving…” 最後にSPIDER-MANは気を失って言葉が途切れてしまうが、youとかyour soulとかかな。その後にTombstoneは最後の一撃を加えようと掴んだ石を落としてしまう。ようやく正気に戻ったということかな。結構このシーンは良いな。