アメコミとラーメン

映画The BATMAN、最近のSPIDER-MANにこんな話なかった?



前評判を全く聞かないで映画The BATMANを観ることが出来たので早速レビュー。

まだ、Bruce WayneがBATMANとして活動を始めて間もない頃の話だという設定。イメージ的にはコミックブックのYear Oneより後のようだな。James GordonがまだLiutenant(警部補)だ。

Selinaを演じた Zoe Kravitz最近はこういう華奢な女優さんが流行りなのか。綺麗だから好き。

Bruceを演じたRobert Pattinson。人見知りな感じでプレーボーイを演じないのは新鮮。昔からBATMANのマスクの下の目の周りを黒く塗っていたけど、それもBATMANに変身する小道具なんだなというのがわかって良かった。

Marvelの方が好みなオイラはどちらかというと、Marvelのパクリじゃん的なシーンが気になった。(どっちがパクリかということで議論するつもりなし。パクリ、パクられはこの業界の定石。)

1)今回のBATMOBILEはGHOST RIDERの運転する車みたいだ。マッスルカーと言われるやつね。Penguinを追跡するシーンで火炎の中から現れるBATMOBILEはどう考えてもGHOST RIDERでしょう。
2)最後のThe Riddler信奉者が洪水から逃げてきた避難民を襲うシーン。これはSin-eaterの信奉者が集まって寄ってたかってSPIDER-MANを襲うシーンと同じだな。今回のThe Riddlerとその信奉者の被ったマスクはSin-eaterじゃん。

葬儀のシーンで二人怪しい奴がいた。その内の一人がThe Riddlerだったね。しかしBruceの視線はもう一人の方に集中していて、これは映画を観ている人を違う方向に向かせる作戦か。騙されても気持ちが良い。

BATMANを動かしてきた原動力、 vengeance(復讐)。 彼はそれが虚しいことを既に悟っていて、Selinaにも伝えている。最後のモノローグでそれが再確認できる。vengeance は何も変えられない。彼が人々を助け出すシーンはこの映画のクライマックスだし、これまでのBATMANと一線を画す。

べらぼうに強い訳じゃないのは良い。劇中2回も気を失う。警察署に連れてかれるし、Selina に助けられるし。

全体的に謎解きっぽい展開なのは買い。しかしだ、The Riddlerが残した謎、El Rata Alada(羽の生えたネズミらしい)はどう考えてもBATMANのことじゃん。どうして気が付かないのと思ってしまった。勿論、BATMANやGordonが違う風に解釈する理由もあるのだが。そして凄く楽しいのはPenguinにスペイン語が変と指摘されるシーン。確かに女性名詞だがからelじゃないよな。You are el(その後にRata Alada)で、URLは成程だ。後からクレジットを観てColin Farrelと知りビックリした。非常に悪々で良かった。完全Penguinだった。

The Riddlerはもう一歩。テレビシリーズGothamのEdward Nigmaが強烈過ぎて、比較しちゃいけないけどな。それと同じ孤児でも金持ちのBruceが羨ましいだけじゃん。動機が安っぽい。最後は大量殺戮?前半の嘘つきは誰だ的な狂った正義感のまま突き進んでほしかった。

勝手評価B--。

コメント一覧

アメコミとラーメン
ビートルさん:いつもコメントありがとうございます。同じ映画を観ているのに、全然違う角度からの感想は楽しいですね。ちょっと長いのは同館です。
ビートル
今回のバッツは「活動2年目なのにいま一つハジケんなー、何があかんのや?」な処に現れた地味なヴィランの派手な事件による人生の転機。ゴッサムの人々から過激なヴィジランテからヒーローとして認識されるまでなお話。佳作に感じる分正直長ぇ!ちょっと睡魔に負けてしまった。
トランスフォーマーのせいで面白オジサンに成果てていたジョン・タトゥーロもファルコーネ役で面目躍如。とチョイ悪系で売ってたけどいま一つ跳ねずに歳とっちゃたコリン・ファレルのペンギン、カーネイジ監督としては微妙だったけとエキセントリックなクロウ役で印象深いアンディ‣サーキスとワキは個性派で固めた布陣で楽しめました。
キャットウーマンの申し訳程度の突起ネコミミほっかむりのデザインはいただけませんでしたがね!
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