添付画像は、もはやASMの表紙だと一目でわからないFrancesco Mannaの描いた X Gwen variant。そして、Gwenだとも一目でわからない。笑える。マーケットではこのvariantより通常版の方が高値で取引されている始末。Queen Goblin (“QG”)の初出号で彼女が描かれているからね。
ということで、Amazing SPIDER-MAN (ASM)のレビューばかりと思いつつ、ASM 889(88)と88Bey号をレビュー。
筋書を889号の筋書をZeb Wells、画をMichael Dowling、88Bey号の筋書をGeoffrey Thorne、画をJan Bazalduaがそれぞれ担当。Dowlingの画は前回も褒めたけど、今回も安定している。Bazalduaの画は最近のArthur Adamsっぽい画。
続いて粗筋。Beyond社の秘密の入ったハードディスクを持ったJanine はMary Jane (“MJ”)と共にDaily Bugle社を訪れた。そこにKafka博士のなれの果てQGが急襲。BenのSPIDER-MANは彼女達を助けに来る。88Beyは元ProwlerのHobbie Brownが主演回。
好きなシーンや台詞等を順不同で書いていく。悪の企業Beyond社の中間管理職Maxineの上司と部下への台詞を続けて紹介。”If fail I assume full responsibility.” “If this doesn’t work, I’m holding you all responsible.” もう自分のミスを全て部下に押し付けることは見え見え。わかり易い。そして部下は何故彼女に従うのか。
前回のレビューでわかったつもりだったが、Doc Ockから入手したハードディスクをBenがマスクに隠してJanineに渡してたんだ。迂闊だった。何故マスクを渡したのかを深く考えるべきだった。
ま、SPIDER-MAN らしからぬ行動は889号の見どころ。ここがPeterとBenの違い。QGからJanineを救った彼だが、MJは置きっぱなしだ。しかしよく考えてみればQGの目的はハードディスクであり、その使命は成し遂げたはず。もう帰っても良いよね。Beyond社を出発する際に研究者たちを殺して出鰍ッたぐらいだからMJは出鰍ッの駄賃か。(研究者が死んだかどうかは定かでない。)
続いて88Bey号。1998年のSPIDER-MAN各誌で展開されたIdentity Crisisに登場したキャラが再登場。今回HobbieがHornetとなる。Dusk、Ricochetも登場。もう一人の分身Prodigyはいないね。
SPIDER-MANはどのページにも出て来ない。正直がっかり。
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