アメコミとラーメン

CAPTAIN AMERICA 10


先月に引き続きCAPTAIN AMERICA (以下“CAP”)。ようやく、ミニシリーズCAP Rebornが大団円となった。画像はその最終話6号の表紙。実はこの画は裏表紙まで合わせて3枚の画が一つになっていて、CAPの在籍するAVENGERSの面々が描かれている。こういう曼荼羅のような画は大好きだ。惜しむらくは曼荼羅が大得意のAlex Rossが描いてない点だな。中身も担当しているBrian Hitchがこの画を描いている。一つ一つの画は悪くない。構図がもう一歩だ。それからインクを入れている人の技量もベストではないな。

筋書きをEd Brubaker、インクをButch Guiceがそれぞれ担当。

2007年の4月に書いたのだが、初代CAP(= Steve Rogers)は死んだことになっていた。しかし、実際の彼は、現代からタイムスリップして、彼の過去を再度経験し直していた。Rebornの4号ぐらいまでは、第二次世界大戦や、氷の中に閉じ込められた後に蘇生してから英雄集団AVENGERSでの大活躍が中心の展開。そして、過去に飛ばされたSteveは、AVENGERSの一員でアンドロイドのVISIONにメッセージを託す。現代のCAPの仲間達が、そのメッセージを受けて、ナチスの生き残りで、今はロボットの中で生き残っているRed SkullからSteveを助け出す。

途中でRed SkullにSteveの肉体は乗っ取られちゃう。こういったヒーローが、意図せず悪事を働く話は好きじゃないね。例えば、映画SPIDER-MAN 3もそう。ちょっと違うけど、水戸黄門の偽黄門もそうかな。もちろん最後は正義が勝つんだけど。Rebornでもご多分に漏れず最後には宿敵Red Skullが唐ウれる。最後の方の展開は面白いな。Red Skullの娘Sinが戦いの中で重い火傷を負いRed Skullのような顔になっちゃうところだ。浮「ね。もしかして、彼女の肉体をRed Skullが借りているかもしれない。それにしてもSteveはCAPとして活躍しないのかな。それはそれでつまらんな。

ちなみに、Rebornの5号の表紙をJohn Cassadyが描いていて、その表紙の方が6号のものより数段かっこ良い。
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