自分史のブログ

初めての自分史の書き方

山の辺書房から話題の復刻版出版

2020-11-12 15:12:52 | 壮絶自分史

 

電子書籍「ど根性 nakagishiosamudokatahanseiki」
復刻リライト版を再出版しました。
http://www.amazon.co.jp/dp/B08N4GRQ7M 
 

 初版は平成元年「紙の本」として出版したもので、当時は地域のベストセラーとなった実話物語。
 敗戦後の日本は社会不安や食糧難などで困窮を極めていた。そんな時代背景の中、現在では想像することも出来ないこと(厳寒の真夜中行った小学生の土方仕事など)をやってのけた主人公の「ど根性精神」を描いたものです。
 両親、特に母親の喜ぶ顔が見たいという一途な思い(孝行心)が主テーマとなっている。
 出版後、教育関係者からも評価され、地域的ではあるが学校図書にもなった作品。

[内容紹介]
 本稿は、和歌山県の寒村「本宮村」が舞台である。(この地は平成十六年、熊野三山の参詣道としてユネスコ世界遺産に登録され、現在は「田辺市本宮町」となっている)
 時は、第二次世界大戦の真っ最中。――昭和十三年正月元旦、主人公は生まれた。生家は村一番の赤貧一家であった。村で電灯が無いのは中岸家だけという有様。屋敷は山の中腹にあり、少しばかりの畑があるのみ。生活は、父親が山師で腕は良いのだが博打好きで、稼いだ金の大半をつぎ込み、負けバクチで大損。母親は家計の足しにと毎日藁草履を作り、それを売りに回って生活費にしていた。時節柄食糧難は大都会のみならずこの寒村にも押し寄せ難渋をきわめていた。この環境で主人公おさむ少年は小学校に入学。朝食抜きで登校。もちろん昼弁当などは無い。昼休みになると独り外に出て、人目につかぬ場所で過ごした。
 そんなおさむ少年であったが、稀に見る繊細な性格で、とりわけ母親を第一に思いやるという性格。両親は無類の愛煙家。故に、村の催事後には兄と一緒に吸い殻拾いなどに精をだす。また、近所に住む母親の唯一の友人宅に赴き食事付きのアルバイトをした。同時に草履売りも……。
 そんなある日、一大事件が起こる。それは、愛する母親に芋泥棒の嫌疑がかかり投獄されるという事件。このことで村八分に陥る。結果は無罪だったが噂は消えず学校での無視が始まる。
 小学六年生卒業間近、またもや主人公に災難がふりかかる。それは父親の怪我。中学入学準備に父の稼ぎをあてにしていたが頓挫。なんとしてでも中学入学準備金が欲しい。そこで主人公は驚くべき行動に出る。――小学生が真夜中〝砂利持ち〟をするという信じられない行為。こうでもしなければ中学入学準備ができないからだ。ここで壮絶体験が始まる。体こそ大柄で村相撲では横綱を張っていた彼だったが、これは強烈体験だった。結果、自分で入学準備を果たす。[ここが本稿の山場]
 無事中学入学を果たすが相変わらす家計は火の車。そこで又もや真夜中の土方仕事を続けることになる。――一晩中土方した明け方、母がお粥を鍋に入れて現場へ。朝飯の粥を喉に流し込んで、その足で学校へ直行。そんな生活が卒業までつづく。
 中学卒業後、地元の土木工事に従事。このとき〝運命の扉が開く〟――第九章、運命の土塊。
 第二部では、地元で仕事が無くなり兄を頼って初めての大阪へ。戦後復興の嵐の中でいろんな体験をする。あいりん地区での日雇い。血を売って飯にありつく信じられない行為。大変貌を遂げる大都会の生活。ここで妻となる女性と知り合う。[激動の戦後復興を垣間見る]そんな中、都合良く地元本宮で大きな仕事がはじまる。――オレは都会に向いていない。丁度良い潮時と帰郷。彼の悲願〝土建業開業〟という目標に対するチャレンジがはじまる。その後、妻を娶り、悲願の独立を果たす。その後、数社の子会社設立。世界遺産登録を機に熊野本宮大社門前に事務所移転。同時に道の駅を開業、更に町議会議員歴任。県下初の温泉付き老人ホーム設立等地域に貢献。
 この作品は若い読者を対象としているため、シナリオ手法を取り入れ情景描写に重点をおいた。主人公の心の動きや周囲の人々の主人公への思いやりなど、今は希薄になっている昭和初期の人間模様を描く。――若人のみならず、特に団塊の世代には懐かしい。

☆ご感想をいただければ幸甚です。

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山の辺書房より話題のAmazon電子書籍出版お知らせ

2020-10-26 13:47:49 | 自分史でもある

 
コロナ禍で疲弊した今

心和ませる自由詩「愛」出版!

●いつもなら読書の秋と言いたいところだが今年は「コロナと読書の秋」となってしまった。


●外出を控えて何しようか? と憂鬱になっておられる方に、懐かしい昭和末期初版の自由詩「愛」はいかが。折れかかった心に何らかの光をあてることが出来れば嬉しい限り。


●副題の Yuniku ritchi とは「ユニークなゆたかさ」という意味だ。AI人工知能が蔓延し人間本来の諸機能が衰退しているのでは? と危惧される昨今、今一度過ぎ去った佳き昭和の世界を覗いてみるのも無駄ではないと思う。

Amazon電子書籍本サイトより 

あらすじ
 高度成長が終わり、国中が円熟期を迎えた昭和61年、郷土詩人として活躍した著者の自由詩。誰にでもある日常を淡々と書き綴ったもので、昭和を生きた人々には何か心に響くものがある。
 日記のような自由詩であるが、読者の共感をよぶことが予想される。 
 編者として言えることは〝詩〟というより自分史に近いものがある。読み進むうち、作者の背景や心の叫びが感じられる。「いつもメモを持ち歩き、頭に言葉が浮かんだら直ぐに書きました」という彼女、比べられるものではないが同じ著作方法を実践し続けたヘミングウェイのようだ。
 それ故、内容的にはグッと読者の心に突き刺さるものもあり、読み終えると作者の生き様が見えてくる。形式や見栄を捨て去ったところに自分史の神髄をみた思いがする。
 ちなみに副題にはユニークリッチとある。英語ではUnique richnssと書く。和訳すると〝ユニークな豊かさ〟だ。文中「上を見ればきりがない、下見て生きよう」と言っている。まさに心なすがままペンを執った真実の自分史だ。
 以下に著者のあとがきを掲載する。いかなる理由で綴ったかがわかる。


(作者あとがき)
元気な読者の方は気軽に笑ってこの自由詩を読んでほしいのです。
病気の方や気分のすぐれない方は一日も早くストレス解消して元気を取り戻してほしいのです。
くよくよ悩んで暮らすのも一生。命はお金で買うことができません
家族が助け合って仲良く暮らせば病気は薄らいでゆく。
〝病は気から〟と言うように、〝笑う門には福来たる〟と言うように……。
毎日規則正しく食事に充分気をつけて笑って暮らせば病は自然と飛んで行く。
人々が健康で楽しく生活し、幸せになってくださるようにと祈りながら書きました。

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●山の辺書房のAmazon電子書籍及び併設DesignStudio癒し動画ご案内

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*癒やしの動画

https://youtu.be/wPc-oqs_svM

 


1年前の記事を振り返って書けというgoo様よりのご意見により……

2020-10-12 09:28:01 | 幼児期のイメージ脳育成

「一年前を振り返れ」

ということだが素直に「はい!」とは言えない昨今

●秒針は止まること無く時を刻みつづけている。一秒前、一分前の出来事や心情は後戻りすることがない。

●昨年の今日何があったか? 殆どの人は記憶にないだろう。

●ブログにはポジティブで前向きなことを書きたい。だが我が惑星の現況を俯瞰すると筆が止まってしまう。あまりにも激変事象が多発しているからだ。

●職業柄、ぐちゃぐちゃになってしまったall over the world。

●書け! と言われれば脳天から滝のように文字が降ってくる。だが、寅さんじゃないが「それを言っちゃ、おしまいよ」となりそうなので書かない。

●話題を自分の仕事に移す。――私は出版社としての資格を持っているが、店舗は無い。あるのはお気に入りの書斎だけだ。ここから国会図書館納本やアマゾン電子書籍に自分史を膾炙している。

●いま、昭和六十一年の自由詩を制作している。この時代は昭和黄金期。人心は活気に溢れ輝く未来を夢みて日夜活き活きと暮らして居た時だ。後一ヶ月ほどでアマゾン電子書籍本サイトにて販売予定。

●それにしても、場所は特定しないが、遙か遠い東の国で、否、あちこちでイメージ崩壊が起こっている。悲しい。

●これ以上何も書かない。

●ただ一つ言いたいことは「若者よ漫画や低俗なゲームなどで刹那的な快楽をもとめるのでなく中身の濃い書籍を読め」読書は一生の宝だ。本当だよ。

●今ひとつ「人生の礎はゼロ歳~五歳までに形成される」とのこと。この間の諸感性は潜在意識のなかに埋め込まれ、それが一生を左右するといわれている。出来る限り「我が子を抱きしめる」ことだ。

★虚無の世界……人々の折れかかった心。少しでも役立てないかと、山の辺書房併設DesignStudioから、癒やし系YouTube動画をつくってみた。作者は水彩画家、向井靖子。

それでは今日はこのくらいで筆を置きます。

私のブログに対し、自分史電子書籍、原稿の書き方など疑問質問がありましたらメモでも書くようにお気軽に投稿お願いします。

山の辺書房自分史編集室

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Mail、bookup@kcn.jp

 

 


初めての自分史づくりは弊社の「警鐘チラシ」をみて……

2020-10-08 11:29:06 | 自分史を作る前にこのチラシを見て! 山の辺書房より

★最近、初心者の自分史作りに関する問い合わせが多く、その殆どがトラブルであることが国民生活センターの発表からもうかがえる。

★初心者は充分注意が必要だ。

★参考チラシ

上記チラシ文、読みづらいときは弊社公式ホームページマイサイト最終欄をご覧ください。

現在、無料で「書き方ガイド小冊子」進呈中。です。お気軽にMailなどでお知らせください。なお、お送りした後は一切勧誘など連絡しません。ご安心のほどを。

山の辺書房自分史編集室公式ホームページマイサイト

http://web1.kcn.jp/y-pub


#5 Watercolor demonstration すずめ

2020-10-04 08:52:22 | 原爆の犠牲者及び戦後体験

#5 Watercolor demonstration すずめ


#5 Watercolor demonstration すずめ

2020-10-03 09:08:09 | 原爆の犠牲者及び戦後体験

#5 Watercolor demonstration すずめ


#5 Watercolor demonstration すずめ

2020-10-02 15:34:01 | 癒やしの動画

癒しの願いを込めて、

花だけではなく小鳥ちゃん動画も描きました。

世界中の人々の心が折れかかっている昨今ですが、草むらで静かに餌を食むスズメの姿。幾らかのやすらきを感じて頂ければ嬉しいのですが……。

#5 Watercolor demonstration すずめ

今、「愛」というタイトルのご婦人のつれづれ草を編集中です。一ヶ月ほどでAmazon電子書籍として出版予定です。

どうぞよろしく。

山の辺書房自分史編集室 よしいふみと

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山の辺書房通信 癒しの小冊子Amazon出版

2020-09-25 10:04:53 | 癒やし

「大変な世の中――ここが踏ん張りどころ」

そんな思いで和歌山県南紀州〝世界遺産熊野古道〟を歩いてみた。古来より多くの人の信仰を集めてきた「蘇りの聖地」……短編詩画集にまとめてみた。本日発売。

熊野花詩集
熊野花詩集
Digital Ebook Purchas

●世界中がコロナ禍で人心が疲弊している昨今、古来より神々の郷として有名な世界遺産「熊野参詣道」を歩いてみた。
 熊野三山は「蘇りの聖地」といわれるようにそこに身を置くと自然に対する畏怖の念が心を洗ってくれる。 

●参詣道を辿ると紀南特有の草花が出迎えてくれる。そして、彼、彼女たちが何かを語りかけてくれる。
 この「熊野花詩集・kumano hanakotoba syū」と題する小冊子はその言葉に耳を澄まし、カット画にそのささやきをそえたもの。

●いろんな事情で折れそうになった心・あるいは、折れてしまった心の再生に少しでもお役に立てればという思いで制作した。癒やしの小冊子とでも言いましょうか。
 こんな時代だからこそ自然の声を聞き、癒やしの空間に一歩でも足を踏み入れていただきたい……それが「熊野はなことば集」のコンセプトだ。

 

山の辺書房自分史編集室 よしいふみと
http://web1.kcn.jp/y-pub


#4 Watercolor demonstration 露草

2020-09-25 09:47:52 | 癒やしの動画

#4 Watercolor demonstration 露草


#4 Watercolor demonstration 露草

2020-09-24 13:38:42 | 原爆の犠牲者及び戦後体験

#4 Watercolor demonstration 露草


#4 Watercolor demonstration 露草 山の辺書房より

2020-09-23 12:57:09 | 癒やしの動画

コロナ禍――心折れかかっている多くの皆様に、一時の安らぎを味わってもらえれば……。
そんな思いです。
https://www.youtube.com/watch?v=XW0ybXPHjyM
コロナで在宅が多い中、懐かしい昭和を振り返り、脳裏に浮かぶ情景をスケッチしたり、それに伴う「言葉」を綴ってみませんか。
参考にして頂くのは下記のAmazon電子書籍で……。


山の辺書房自分史編集室 自伝作家 よしいふみと
山の辺書房自分史編集室公式ホームページマイサイト
http://web1.kcn.jp/y-pub

 

 

#4 Watercolor demonstration 露草


山の辺書房自分史編集室 癒やしの動画アップ

2020-09-23 11:05:39 | 癒やし

コロナ禍――心折れかかっている多くの皆様に、一時の安らぎを味わってもらえれば……。
そんな思いです。
https://www.youtube.com/watch?v=XW0ybXPHjyM
コロナで在宅が多い中、懐かしい昭和を振り返り、脳裏に浮かぶ情景をスケッチしたり、それに伴う「言葉」を綴ってみませんか。
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山の辺書房自分史編集室 自伝作家 よしいふみと
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#4 Watercolor demonstration 露草

2020-09-23 09:31:16 | 敗戦後70年…もう後がない

#4 Watercolor demonstration 露草


#3 ミニカット バラ

2020-09-22 14:44:31 | 敗戦後70年…もう後がない

#3 ミニカット バラ


demo 3 ミニカット

2020-09-21 08:31:30 | 敗戦後70年…もう後がない

demo 3 ミニカット