バンコクでロングステイ始めました!

バンコクロングステイのあれこれを記録代わりに記事にしています。

タイゴルフの魅力

2024-02-26 10:30:00 | ロングステイ

2月17日~23日で日本からゴルフ友達3名が遊びに来て、4ラウンドを楽しみ、大満足で帰って行った。すぐにでもまた来たいと言う。昨今の円安と物価高でタイでのプレー代も高くなり、価格だけなら日本の方が安いケースが多いと思う。では、なぜ彼らはわざわざ高い航空券を買ってまでタイに来るのか?タイゴルフの魅力はどこにあるのかを考えてみた。

1.暖かい(暑い)所でゴルフができる幸せ。寒風に翻弄され、凍えて帰る冬の日本とは大違い。体も動くし、飛距離も伸びる感じがします。

2.キャディさんとプレーする幸せ。タイではプレーヤー一人にキャディさんが一人付くのが大原則(望めば2人、3人と付けることができます)。コースを教えてもらい、二人でラインを読みながらプレーするのは、とても快適です。クラブ運び、バンカーならし、ディボットの修復、ボール拭きやマークと至れり尽くせりで、もう気分はプロゴルファー。カタコトの日本語や英語を話すキャディさんも多いので、タイ語ができなくても心配ありません。

3.コースを選べる幸せ。バンコク市内からクルマで2時間圏内に約80か所のゴルフ場があり、初心者が安心してゴルフデビューできるコースから、おもてなし感満載のトーナメントコースまで、予算とニーズに応じて選ぶことができます。友達が来たら、必ず連れて行くのがニカンティゴルフクラブ。グリーンフィー、キャディーフィー、カートフィー、キャディチップ、そして朝食と昼食の2食が付いて5,000バーツ。コースも素晴らしく、2万円払う価値は十分にあると友人は口を揃えます。

4.18ホールスループレーの幸せ。日本のように9ホール終わったら1時間前後の昼食休憩が入るシステムではないので、中だるみがありません。

5.プレー後に冷たいビールが飲める幸せ。大抵の場合、送迎車を手配するので、プレーが終わったらシャワーを浴びてさっぱりした後、クラブハウスで冷たいビールを堪能できます。タイ料理だけでなく、和食や洋食もあるし、日本のゴルフ場に比べたら味も価格も段違い。

6.マッサージに溺れる幸せ。プレー後にタイマッサージで身体の手入れができるのもタイゴルフの大きな魅力。バンコク市内にはマッサージ店が星の数ほどあり、チップ込みで1時間350-450バーツ(約1400~1800円)が相場。2時間だと割引があったりするので、1時間ではもったいない。

昨日はサイアムカントリークラブオールドコースでホンダLPGAタイランドの最終日が開催され、タイ人プロのパティ選手が見事優勝しました。一人でも多くタイゴルフファンが増えてくれると嬉しいな。

 


タイバーツ両替事情

2024-02-20 07:00:00 | ロングステイ

海外旅行を楽しむための重要なノウハウの一つは、間違いなく両替であろう。昨日は1万円が2400バーツを切っているが、7年前は3400バーツも貰うことができた。もう少し前には、瞬間的に4000バーツを超えた時もあり、今となっては望むべくもない懐かしい思い出である。このように、大局的には時代の影響を大きく受けるので、これに抗うことはできないが、旅行者的には何時何処で両替するかで、手にすることができるタイバーツは大きく異なり、旅の満足度に関わってくる。

一番やってはいけないのは、「手持ちがないと心配だから」と日本で両替してくることである。成田空港や羽田空港での両替レートは、怒りが沸々と湧いてくるくらい酷い。ぼったくりとしか言いようがないのである。夜に到着しても、スワンナプーム国際空港の両替所は開いているので、最低ここまでは両替を我慢するべきだろう。

しかし、それでも空港レート。空港での両替は最低限の金額に留めた方が良い。先週友人を迎えるためにスワンナプーム国際空港に出向いたのだが、2階到着フロアの両替レートは2104バーツ/1万円であり、開いた口が塞がらなかった。

これが地下1階のエアポートリンク駅フロアに行くと、同じ銀行でも2107バーツと少し良くなるが、まあ大差ない。しかし、見つけにくいのだが、同じフロアにあるオレンジ色の両替商のブースに行けば、レートは2375バーツと一気に270バーツも跳ね上がる。つまり同じ空港内でも、場所を選べば1割以上得をすることができるのだ。知ってる知らないの差は、無視できないほど大きいと言えよう。

さらに空港から市中に移動して、「タイバーツ満員御礼両替所」等のウェブサイトを頼りにベストの両替所を探すと、2395バーツであった。20万円両替すれば、空港の銀行とは実に5500バーツの差、両替商と比較しても400バーツ多く、タイマッサージ1時間分(チップ込み)の費用が捻り出せるのである。もちろん両替レートは日によって変わるので、どのタイミングで両替するかも大事だが、1日で何十バーツも変わることはまずないので、店を選ぶ方がより重要だ。

タイ好きのリピーターには、使い残したバーツを円に戻さず、次回のタイ旅行のために、手元に残しておくことを強くお勧めしたい。


今年の初ラウンド

2024-02-15 11:00:00 | ロングステイ

タイ語の勉強がひと段落したので、久しぶりにゴルフに行くことにした。ゴルフが好きでタイにハマったこともあり、今回のロングステイにもゴルフクラブを背負って来たが、これまで使う機会がなかったのである。小人閑居していると碌なことはない。幾つになっても人生「よく学び、よく遊べ」が楽しいのだ。

脱線するが、高校生の頃、「よく学び、よく遊べ」の英訳が、"Hard work and no play makes Jack a dull boy "であるのを知って驚いた。私が通っていた高校では、入学と同時に暗唱用例文集というものが配布され、そこにある700位の英文を暗記させられた思い出がある。通称「アンレイ」と呼ばれ、今だに最初と最後の例文"My knife cuts better than yours."、"Something is wrong with this machine."を言える同級生は少なくない。これで英作文の力がついたので、当時の先生には感謝である。

さて、記念すべき初ラウンドは、ホームコースとも言えるムアンケオゴルフコース。レイアウトが私好みで、住まいからも近く、コースコンディションもそこそこ良くて、これまでのラウンド数がタイで2番目に多い。18ホール中17ホールに池やクリークなど、何らかのウォーターハザードが絡んでいて、タイらしさ全開である。写真の3番ホールは、マスターズを開催するあのオーガスタナショナルの12番を真似たもので、グリーン手前には池と大きなバンカー、横長で幅のないグリーンの奥にもバンカーがあり、正確な飛距離と高い弾道が要求されます。シグネチャーホールは、道路の上を風見鶏を頼りにティーショットを打って行く13番で、グリーンを狙う3打目が勝負の分かれ目になります。

2ヵ月振りのゴルフは感覚が掴めず、いきなり3ホール連続3パット。また、お約束通り池にボールを3個寄付して102を打ち、加えて途中この時期には珍しいスコールにも打たれて意気消沈しました。ゴルフというのは、お金を払って辛い思いをする珍しいレジャーだと思います。しかしながら、スタートホールで偶然パートナーとなった中国人ケビンさん、韓国人キャシーさん、フランス人マリーさんと4人で6カ国語を話すインターナショナルチームを組み、英語とタイ語で会話も弾み、楽しくラウンドできたのが何よりでした。

今週末、日本からゴルフ友達が3名来て一緒に4ラウンドするので、さらに楽しみです。

 

 

 


チュラ大Intensive Thai Level 1終わりました

2024-02-10 05:00:00 | ロングステイ

チュラ大のIntensive Thai レベル1の授業が昨日終わり、後は来週の総合試験を残すだけとなりました。280ページもある教科書をパラパラめくりながら、「これ全部をひと月ちょっとでやるの?」と、初日にクラスメイトと顔を見合わせて驚いたものですが、やればできるものですね。単語もなんだかんだで1000個弱出てきて、7割位がまだアタマに残っています。4回あった理解度試験は思いやりに溢れていて、事前に配布され、試験日の1時限目に丁寧に解説される模擬問題とほぼ同じ内容でした。従って、あまり身構える必要はありません。先生によれば、95%の生徒が合格してレベル2に進級できるとのことです。しかし、こちらとしては、試験に合格すること自体が目的ではなく、タイ語を使いこなせるようになるのがゴールなので、毎日それなりの時間をかけて予習復習をやりました。レベル1を終えて、私が実感する変化は以下の通りです。

1. 発音記号と声調記号を見て、どういう発音をすればいいかが、アタマでは理解できるようになった。しかし、口からは思った通りの音がなかなか出てこないので、継続した訓練が必要。

2. タイ語のテレビニュースを見ていて、聴き取れる単語が増えた。内容を正しく想像できるまで、そう遠くない気がする。特に、数字、年月日、曜日、時間はほぼOK。ヒアリング力の向上はとても嬉しい。

3. 語彙が増えた。今までゴルフや食事関連に偏っていた名詞が、家族、家事全般、学校、交通、音楽など多分野に広がった。また、乏しかった動詞、形容詞の数が格段に増え、「聴く」と「聞こえる」、「見える」と「見る」、「匂いがする」と「匂いを嗅ぐ」、といった違いまで区別できるようになった。

4. 英語でwhen、if、although、because、therefore等に相当する接続詞を覚え、複文が作れるようになったので、言いたいことを表現できなかったもどかしさが解消されつつある。

3月から始まるレベル2(タイ文字が登場)には、10人いるクラスメイトのうちが7人が進むようです。私は2月末に一旦日本に戻るので、一緒に頑張った彼等と同じクラスになれないのはとても残念ですが、7月から新たなクラスメイトと共にレベル2にチャレンジです。


セブンの犬

2024-02-02 10:49:39 | ロングステイ

バンコクには、タイ人が「セーウェン」と呼ぶセブンイレブンが至る所にある。ローソンやファミリーマートもあるにはあるのだが、店舗数はセブンイレブンの一人勝ちと言える。気になって調べてみたら、セブンの店舗数は日本がダントツで約21,500軒、世界第2位がタイで約13,000軒だそうだ。それにしてはバンコクの密集度は感覚的に納得できないので、さらに詳しく見てみると、東京2,900軒に対し、バンコクは5,000軒強と出た。セブンの密度ではバンコクが世界一なのである。

私の住まいから徒歩1分の所にも1軒あり、ほぼ毎日お世話になっている。日本と違って、高価格設定ではなく、スーパーとほぼ同じ価格なのが嬉しい。また、店舗前の駐車場には、果物やら串焼きやら唐揚げやらの屋台が出店していて、ツマミまで揃ってしまい、とても便利。

そのバンコクのセブンの名物が犬なのだ。タイは暑いので、日中の犬は大人しいと言うか、ダラけていて、大抵日陰の冷たい所で横になっている。夕方になると活力を取り戻し、ウロウロ歩き回ったり、縄張りに入ってきた見知らぬ人間を追い出そうとするのだが、昼間は「あなた、それでも犬ですか?」と問い詰めたいくらいである。セブンの入口はそんな犬達の絶好の昼寝場所になっていて、写真のような光景をあちこちで目にすることができる。日陰で、床は冷えていて、おまけドアが開く度に心地よい冷気が漏れてくるのだから、犬にとってはこの上ない避暑地だろう。タイ人は動物に優しいので、セブンの従業員は営業妨害をしている犬を追い出そうとはしないし、犬も犬で、客が横を通っても、顔を上げて見ようともしない。

これを共生と呼べるかどうかはわからないが、日本ではあり得ない光景なので、紹介したくなりました。あ、犬の代わりに猫が寝ていることもあるようです。