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タイバーツ両替事情

2024-02-20 07:00:00 | ロングステイ

海外旅行を楽しむための重要なノウハウの一つは、間違いなく両替であろう。昨日は1万円が2400バーツを切っているが、7年前は3400バーツも貰うことができた。もう少し前には、瞬間的に4000バーツを超えた時もあり、今となっては望むべくもない懐かしい思い出である。このように、大局的には時代の影響を大きく受けるので、これに抗うことはできないが、旅行者的には何時何処で両替するかで、手にすることができるタイバーツは大きく異なり、旅の満足度に関わってくる。

一番やってはいけないのは、「手持ちがないと心配だから」と日本で両替してくることである。成田空港や羽田空港での両替レートは、怒りが沸々と湧いてくるくらい酷い。ぼったくりとしか言いようがないのである。夜に到着しても、スワンナプーム国際空港の両替所は開いているので、最低ここまでは両替を我慢するべきだろう。

しかし、それでも空港レート。空港での両替は最低限の金額に留めた方が良い。先週友人を迎えるためにスワンナプーム国際空港に出向いたのだが、2階到着フロアの両替レートは2104バーツ/1万円であり、開いた口が塞がらなかった。

これが地下1階のエアポートリンク駅フロアに行くと、同じ銀行でも2107バーツと少し良くなるが、まあ大差ない。しかし、見つけにくいのだが、同じフロアにあるオレンジ色の両替商のブースに行けば、レートは2375バーツと一気に270バーツも跳ね上がる。つまり同じ空港内でも、場所を選べば1割以上得をすることができるのだ。知ってる知らないの差は、無視できないほど大きいと言えよう。

さらに空港から市中に移動して、「タイバーツ満員御礼両替所」等のウェブサイトを頼りにベストの両替所を探すと、2395バーツであった。20万円両替すれば、空港の銀行とは実に5500バーツの差、両替商と比較しても400バーツ多く、タイマッサージ1時間分(チップ込み)の費用が捻り出せるのである。もちろん両替レートは日によって変わるので、どのタイミングで両替するかも大事だが、1日で何十バーツも変わることはまずないので、店を選ぶ方がより重要だ。

タイ好きのリピーターには、使い残したバーツを円に戻さず、次回のタイ旅行のために、手元に残しておくことを強くお勧めしたい。