Amagiri's blog

車、写真、旅など色々つぶやきます。
「速度を上げるばかりが、人生ではない。」from Gandhi's quotes

RC FとVELLFIRE

2019-07-28 00:08:58 | 愛車

昨日納車された妻のVELLFIREですが、コーティングが無事完了したと連絡を受け、RC Fの助手席に嫁さんを乗せてVELLFIREを受け取りに行ってきました。
そしてついでにRC Fも洗車してもらうことに。
来週はいよいよ遠出が出来そうなのでそのためというのもありますが、やはり1ヶ月に1、2度洗車しておくと綺麗なボディが維持しやすですね。

 

VELLFIREはコーティングブースにで~んと鎮座しておりました。

 

やはりフロントマスクには圧倒されます。
ただだいぶ見慣れてきたのもあり、いつものVELLFIREだなとかわいく見えてきました(笑)

 

 

3眼ヘッドランプ。
これがあるとフロントマスクが引き締まりますね。
しかし、この3眼ヘッドランプも含めLEXUS以上に装備が充実しているところもあって、
やはり売れている車はトヨタも力を入れているんだなと改めて感じます。

余談になりますが、今回乗り換えにあたりLEXUS NX300とRX300も検討しました。、
ただやはり2列目のキャプテンシート、V6大排気量の滑らかさ、そして8速ATが決め手になり、30系後期VELLFIREになりました。
内装の上質さはともかくとして、動力性能についてはかなりVELLFIREが進んでいます。
RXも近々マイナーチェンジですが、ハイブリッドを除いてV6の設定はなく、またターボの方も6ATのまま。
VELLFIREとそこまで車重が変わらない車なのでちょっと力不足なのでは?と思います。
NXはRXよりかなり車重が軽いのもあってスイスイ走りますが、車内の広さなどの点でVELLFIREに軍配が挙がります。
NXはともかく、RXにはVELLFIREと同等のパワーユニットとトランスミッションを装備しても良いのでは?と個人的に思うのですが、
この辺り、TOYOTAとLEXUSのねじれ現象?のような物があるのかもしれませんね。

 

RC Fの洗車も終わり、VELLFIREの受領も完了してそのまま近所の駐車場が広い公園へ。
妻にVELLFIREの操作についてレクチャーするためです。

 

 

まずはRC FとVELLFIREを並べて記念撮影。
実は家でもこの2台は駐車場も離れており、なかなか並ぶことがありません。
また2台同時に出ていることもあまりないので、折角なので撮影しておきました。

 

 

後ろからも1枚。
こう見ると本当にそれぞれの車の個性が良く出ていますね。

 

取り敢えず記念撮影の後は嫁さんに各種装備のレクチャー。
パワーシートの設定から始まり、パワーバックドアの操作の仕方まで、一通り説明。
嫁さんはこういった「パワー」系の装備は初めてなのでカルチャーショックを受けているよう。
今回のZGですが、以前のグレードに比べるとかなり快適装備が充実していて、ミニバンというよりサルーンの要素も含まれているなと感じました。
しかし本日は気温が高い上に、蒸し暑く色々外にも説明したいことがあったのですが、そこそこで切り上げることにしました。

 

出発前にRC Fも記念撮影。

まずはフロント。

 

エンジンをかけているとデイライトがかなり目立ちます。
またRC Fは車幅自体はそこまで広くないのですが、こう見るとかなりどっしりとした雰囲気がありますね。

 

リア。

 

リアにスモークフィルムを貼ったのですが、ブラックアウトされたコンビランプとマッチしている気がします。

 

サイド。

 

実はヴェルファイアとホイールサイズは1インチ違いですが、
こう見るとかなり大きさが違うなと感じます。

個人的にRC Fのエクステリアは1日眺めていても飽きないぐらい気に入っています(笑)
私自信、RC Fにかなり馴染んできたようで、以前より更に「人馬一体感」を味わう事ができるようになりました。
当初戸惑った部分なども色々あったのですが、今は慣れてしまいRC Fのコックピットに座ると本当に落ち着きます。
(この辺りはまた近いうちに追々書いていきたいと思います。)

 

この後近くのオートバックスでVELLFIREのメンテナンス用品を購入し、帰宅。
本当に蒸し暑い1日で二人とも家に帰るとくたくたでしたが、楽しいドライブになりました。


VELLFIREが納車されました!

2019-07-26 17:45:36 | VELLFIRE

本日、妻の愛車兼私のサブ車でもあるVELLFIREが無事納車されました。


今週頭にはディーラーに到着しており、そしてそこからパーツを装着して本日大安に納車ということになりました。


仕事の合間に私もディーラーへ。
ヴェルファイアは納車後、そのままコーティングに行くので妻をを乗せて帰るのが本日の私&RC Fの役目です。

あまりにも暑いのでディーラーの駐車場に車を駐め車内で涼んでいたところ、担当営業さんと整備士さんが、「これRC Fですか!?」と話しかけて来られました。
うちの担当営業さんもSuper GTの大ファンということで車談義に花を咲かせていると、妻のVELLFIREが到着。

 

 


RC FとVELLFIREのツーショットを撮影しました。

このVELLFIREには本当にお世話になりました。
仕事で乗せて貰ったり、妻と旅行に行ったり・・・
同じ車に乗り換えるとはいえ、やはり別れは寂しいですね。

 


ひとしお感傷に浸った後に新VELLFIREの納車へ。

 

以前試乗車でエンジン違いのヴェルファイアを見ていたとはいえ、やはり感想は「厳つい!」という一言です。
RC Fとは方向性が違う車ですが、正直かなりかっこいいと思います。

今までのヴェルファイアは30系前期のZA、3.5リットルのインテリアが標準タイプです。
今回のヴェルファイアは30系後期のZG、3.5リットルの豪華バージョン。

妻は正直内装が標準バージョンの方が良かったらしいのですが、後期からZAが無くなり、3.5のエアロ仕様はこのZGかエグゼクティブラウンジZのみになったので必然的にZGになりました。

今回は前期から後期へ同じ車の乗り換えということで今までのVELLFIREで不満があった部分を加味して装備を選んだこともあり、かなり完成度の高い愛車になっています。

 

エクステリアはMCでの変更点の外に、ホイールがシルバーから、切削光輝+ブラック塗装になりかなり足回りの質感がアップしました。

またMOPのナビを装着したことにより、補助ミラーが無くなりすっきり。
そしてレクサスでもお馴染みの三眼ヘッドランプをMOPで装着しました。
これは最初妻は「?」という感じでしたが、実物を見て「つけてよかった!」と大満足のようです。

 

インテリアはシートがエグゼクティブパワーシートになったことが大きな違い。

 

今までとは全く質感が違うことに驚き。
またフロントシートもパワーシートが採用され、かなり豪華になっています。
今回は時間が無く、さらっと感想を書きましたが、この車についてもまたレビューしてみたいと思います。

 

リアはMCでコンビネーションランプもすべでLEDになったことにより、スタイリッシュになりました。

 

また前のヴェルファイアではパワーバックドアなく、バックドアの開け閉めが大変でしたが今回のZGでは標準装備されています。

 

時間が無くてざっとしか見ていませんが、またレビューしがいがありそうな車です。

 

 

さて納車手続きも無事すみ、そのままコーティングへ。
私はRC Fで後ろからついて行きます。

まず後ろから見て思ったのがリアコンビネーションランプがかなり見やすくなったこと。
ウィンカーがシーケンシャルターンランプになったこともありますが、
かなりかっこよく、そして見やすく光るようになっています。

そしてかなり加速が良い(笑)
前のヴェルファイアも十分以上の加速でしたが、今度のヴェルファイアは更に一段と良くなっているように感じます。


コーティング屋さんからの帰り、助手席の妻に感想を聞いてみると、
「かなり走りが良くなっていて運転が楽しい。」
「エンジンもATもとてもスムーズ。」
「アイドリングストップも違和感が無い。」
とのこと。
3.5はMCでエンジン、トランスミッション共にかなり強化されていますが、
その違いははっきり出ているようです。

 

ということでRC Fのレビューもままならぬ間にVELLFIREもやってきて、更にレビューを書くのが楽しみになってきました。
運転するのも、後席に乗るのも楽しみです。

ということでRC F共々よろしくお願いします。


VELLFIREを迎える準備

2019-06-30 06:57:55 | VELLFIRE

前回3回に分けてRC Fについてかなり熱くなってしまいました。
それぐらい私にとって衝撃的な車だということですがまだ言い足りないことがたくさん(笑)
RC Fについてはまだまだこれから沢山レポしていくと思いますのでよろしくお願いします。


さてRC Fは仕事にドライブに大活躍ですが、もう1台の相棒である妻の次期愛車、VELLFIREの納車準備も少しずつ進めております。

 

ちなみにこちらはRC Fとは異なり結構納期が係っているようで、当初6月末から7月上旬の予定だったのが何とか7月中に納車という感じです。
妻はかなり楽しみなようで指折り数えてるよう(笑)


妻から頼まれているのが、レーダー探知機、車内のスマホ充電器、ケーブルなどのチョイスです。
ただ貴方がよく使っている物と同じ物にしてという条件付きですので、殆どRC Fと同じですが(笑)

 

ちなみにレーダー探知機はこちらをチョイスしました。


via:https://www.yupiteru.co.jp/

Yupiteru GS103

ちなみに取扱説明書が付属しない(サイトからDL)A350αという機種があり、こちらの方が少しリーズナブルなのですがRC Fに装着している機種が「LS300」なので、LS、GSで揃えました(笑)
ちなみに「LS300」「GS103」「A350α」は機能は全て同一です。
(妻からは「VELLFIREは何の関係も無いよね!?とツッコミが入りましたが・・・)

LS、LSで揃えても良いのですが、レーダー探知機の更新は私が管理しているので同じ機種が2つあるとややこしいのでLS、GSに分けました。


あとは車内で充電する為の各種ケーブル。
こちらは基本的にENDY(車のケーブルを取り扱っているメーカー)やcarrozzeriaの車内向けケーブルをチョイスしています。
これらは車内向けということで耐熱仕様になっていて、真夏の車内に置いておいても、溶けたり断線する可能性が低いので安心のためRC Fもこのメーカーのケーブルを積んでいます。
(と言ってもコンソールボックスの中であればそこまで心配は不要ですが。)

あとはキーケースですがこちらは前車であるSUBARUでもお世話になった伊の蔵レザーさんで作ってもらう予定です。
妻に好きな革の色とステッチを選んでもらい近々発注しようと思います。

 


via:https://www.inokura.jp


あと今回は前車と異なり、ナビやオーディオもMOPなのでオーディオ関係は特に無し。


VELLFIREについても私が運転することも多く、(特に外で妻が飲んだ時等は私が専属の運転手になります。(笑)
それもあって妻の意見も踏まえつつ、私も使いやすいようにこの辺り考えねばと思っています。

また仕事の時はヴェルファイアが出動することも多いですから、車内である程度仕事が出来るような環境を整えておく必要もあります。


ということでRC Fとコンビを組むVELLFIRE、納車されたらこちらも大事に乗っていきたいですね。


RC Fの素敵な「割り切り」

2019-06-30 01:59:32 | RC F

さて前回、前々回と主にRC Fの走行性能や乗り味、そして相性などについて書いてみました。
またこの辺はおいおい長距離ドライブなどを重ねてインプレッションをしてみたいと思います。

本日はRC Fの別の一面ということで、RC Fが良い意味で割り切っている部分について書いてみようと思います。

その前にまず1点、走行性能、そしてエクステリアは100点中200点です!
まだ走行性能については分かっていない部分もあるので安直(?)に点数をつけるのもどうかと思うのですが、
少なくとも今までの愛車の使い方と同じ範疇では最高、そして相性が良いなと思います。

これは余談になりますが、この車を安易に人に勧めるかと言われると個人的には微妙です。
それはこの値段の車のイメージが人によってかなり異なると思われるから。

昨日書いたとおり、このRC Fの良さはビンビン伝わってくる刺激でもなく、
また上級者でないと扱えないような敷居の高い車ではないと思っています。
誰が乗っても意識せず自分の手足のように、意識することなく自然に乗ることができそして気負うこと無く運転を楽しめる、
それが何よりの長所だと思っています。

勿論剛性感の高さや排気音の迫力もかなり魅力ですが、「この点だけ」を求めるのなら欧州車なども含め他にも選択肢はあります。

これはあくまでも個人的な考えですが、先に書いたRC Fの良さを実現するのは実は相当コストがかかるのではないかと思っています。
そのコストが決して安くはない車両価格に反映していることについて納得できるかどうか。(私は納得していますけど。)


ただやはりこの値段になってくると、かなり刺激的な車を求めることもあるでしょうが、正直RC Fは安くない値段に見合うだけ刺激的か?と単純に質問されると安直に「そうです。」とは言い難いです。
単純ながら刺激だけを求めるのであれば他の車、もしくはここまでお金を出さなくても探せば他に選択肢はたくさんあります。

RC Fの良さは先程も書いた通り「車がまるで自分の手足になったかのように動き、それがとても楽しい。そして(かなりではないけど)刺激的。」という点に尽きると個人的に思っています。
しかもこれはまだ走行モードが殆ど「Normal」の場合だけの評価です。
その1つのモードだけでこれだけの衝撃を受けるというのもある意味凄いのかも。

これから先「Sport S」を多用するようになったり「Sport S+」に入れるとどう豹変するか・・・その時は改めてまた評価してみたいと思います。

さて、上記でちょっと話に出てきた「値段に見合うか?」という点ですが、ここについて考えてみたいのがインテリアの部分です。
個人的にRC Fのインテリアもほぼ満足しているのですが、ここについても人によって意見が分かれるかも?と思われますので本日はこの部分についてちょっと書いてみたいと思います。

RC Fは先日のMCで遂に車両本体価格が1,000万円の大台を超えてしまいましたが、ほぼ同価格の現行LS500(ベースグレード~“I package”)と比較してみると、違いは歴然。


via:https://lexus.jp/
※写真はLS500ですがグレードは不明です。

LS500のインテリアは息を呑むほど質感が高いです。
また加飾も多く確かにこれは1,000万円のレクサスと言われても納得できると思います。
スイッチも機能的に整然と並べているというより、かなり配置にこだわっている様子がうかがえますね。

対するRC Fは、


これは素人である私が撮影していますので、アングルが違うじゃないかというツッコミはご勘弁を(汗)

決してチープですはないですが、余計な加飾などは一切無くスイッチが整然と並んでいます。
もともとRC自体、先行してデビューした30系ISのインテリアを踏襲して、年次改良やMCで質感を高めてきたという経緯がありますので、かなり違いがあるとは言え
ベースは30系ISのインテリアです。

ただ先程「チープではない」と言ったのはお金をかけているところはかけているからです。


インテリアの加飾で言えば見所は2点。

パワーウィンドウスイッチやグローブボックスの前に装着されているオーナメントパネルですが、シルバースターリングファイバー(いわゆるシルバーカーボン)とカーボン。
「調」ではなく本カーボンを使用しています。

私自身本カーボンのパネルを見たことも無く、また「調」も最近はとても出来が良いので、そこまで違いがあるのだろうか?と納車前は思っていたのですが、
やはり実際に見てみると「調」とは厚み、そして質感共に全く異なります。

そしてドアトリムには本アルミのアクセントが入っています。ここも単なるアルミ調のパネルでは無く本アルミですが確かに見た目、手触り共に全く異なります。


しかしそれ以外は以前乗っていたNXと比較しても同等ぐらいかなと思います。
後はLSのように細部までこだわって革のトリムで覆ったりしているかというとそんな事は無くアルカンターラとプラスチック(といってもかなり上質なプラスチック)が殆ど。

また以前も書いた通り小物入れ、そしてインテリアの各種ライト等も最小限です。
この辺はLSはおろか実はNXと比較しても省かれている部分が多かったりします。

勿論RC Fとインテリアにも相当力を入れているフラッグシップ車、LSと比較すること自体ナンセンスですが、
よく似た価格でもこう全く違う仕上がりになるレクサスはなかなか素敵です(笑)


しかしながら正直な所、個人的にこの辺りの「割り切り感」がとても好きだったりします。
下手に全体的にお金をかけて安っぽいデザインにするよりはお金をかけるところ、かけないところのメリハリがついたインテリアに仕上がっています。
「LS並の質感が欲しければLCを検討して下さい、RC Fはあくまで走りにコストをかけた車です。」
という開発者の方の声が伝わってくるようです。

と言いつつもインテリアについても「走り」に直結する部分にはしっかりお金がかけられています。
それは「メーター」と「シート」。

メーターですが、かなり運転しているとやる気(?)が出るのと同時にかなり見易い。

個人的に液晶は外光が入ってくるとコントラストが低くなり途端に見にくくなるのが嫌でそこまでは肯定的ではなかったのですが、
RC Fの場合、外光が入ってこないように、もしくは入ってきても大事な部分は見えにくくならないようになっていて心配無用。

まだメーターについてもそこまで詳しく触ったわけでは無いのでインプレはもう少しして、と思っていますが、
取り敢えずかなり見易いというのは特筆すべき事です。


そしてシート。

初のフルバケットシートですが、とても座りやすく疲れにくい。
くつろいで座ったりするのには不向きですが、「運転する事」に徹しているという点では包まれ感があって座り心地はいいですね。
これがRC Fの持ち味である「自然なドライビングフィール」の一端を担っているでしょう。
また初のセミアニリン革のシートですが革がとても柔らかく、通常の革シートに比べるとかなり優しく体に接しているような感じがします。

ちなみに私はインテリアカラーは「ブラック」を選択しました。
理由としては1つ、汚れにくく長く乗れそうだからです(笑)
ただレッドやホワイトにするとかなりお洒落な感じになるのでこれもまた魅力的だと思います。


ちなみにブラックにすると意外な副次的効果がありました。

これは確か納車の時にちらっと書いたのですが、RC Fは室内高が低く運転席に座っていてもまるで天井が迫ってくるような感じがあります。
しかも天井はブラック。
なので運転しているとメーターの液晶やナビの液晶、エアコンパネルのグリーンのLED、そしてマークレビンソンのレッドのLEDがまるで浮かび上がってくるようで、
かなり「コックピット感」が出てきます。
これはかなりかっこいいです。
(ちょっと写真で撮影するのは難しいですが)

最近はメルセデスベンツの最新車種等が後付けのようにスピードメーターからナビまで運転席前からセンターのインパネまでタブレットをくっつけたようなデザインを
採用して「先進感」?をアピールしていますが、直射日光が当たっても大丈夫なのでしょうか?
個人的にRC Fのように液晶と各種スイッチを組み合わせたようなデザインの方が断然好みです。

ということでブラックについて書いてみましたが、レッドやホワイトだとどうなるのか?
ブラックとは異なりかなりお洒落な感じになりそうですが機会があればぜひ見てみたいですね。


ということRC Fの割り切った一面からインテリアについて少し書いてみました。
個人的にRC Fは飽くまで走行性能に惚れ込んで購入したので、インテリアは寧ろここまで凝って無くても良かったのですが、
よく見るとコストをかけるところはかけていて、またそのコスト配分を下手に誤魔化さず、はっきりコントラストを付けている点は、より好感が持ててかつ愛着が沸く部分です。


RC Fによって変わった「運転が楽しい」ということへの価値観

2019-06-28 16:20:32 | RC F

前回RC Fについて簡易的なインプレを書きましたが、見返すと少し書き足りなかったことがありますのでもう少し書いてみようと思います。

 

 

 

1.RC Fは今までの愛車と比較してどのように感じたか?

 

昨日も少し書きましたが、この車は私の愛車遍歴の中で色々な面で「規格外に凄い」と感じています。

しかし、扱いにくいか?と言われるとそれは否です。

 

例えば、「じゃじゃ馬」という意味では、実はIS350が一番だった気がします。

 

硬く締まった乗り心地で3.5リットルV6大排気量エンジンを積み、後輪が少し滑りやすい。

大部分は滑らかで上質な乗り心地でしたが、ちょっと深くアクセルを踏み込むと、まるで猛獣のような一面がありそれが今となっては楽しかった覚えがあります。

また大排気量エンジンを搭載しているのもあってフロントが重く、ハンドリングは重たく結構癖がありました。

私の乗っていた20系ISは最後まで純正でLSDなどは設定されませんでしたが、この車はLSDを入れるとかなり激変しそうです。

(ちなみにIS FはトルセンLSDが年次改良で設定されました。)

20系ISはエレガンスで美しいエクステリアとは実はけっこうじゃじゃ馬な面があるというギャップも魅力の1つだと今でも思っています。

 

このハンドリングの重さ、トラクションについて次のWRX S4に乗り替えたときに目から鱗が落ちるような衝撃を受けました。

ターボとは言え4気筒2リッター+AWDだとこんなに回頭性や路面のつかみ具合が違うんだなといった感じです。

 

そして次のじゃじゃ馬はWRX STI。

 

こちらはISとは異なり2リッターターボ+AWDという組み合わせもあり、ハンドリングの重さやトラクションについては凄かったですが、

何と言ってもエンジンが猛獣のようなドッカンターボ。

ある一定の回転数から一気に怒濤のようにわき上がってくるトルクをMTを駆使して操る、まさに猛獣使いになったような気分でした。

またハンドリングですが、ISのような重さは無く逆にかなり鋭かったです。

切ったら切っただけ曲がるのもありますが、切ったら切った以上に曲がるそういう癖も。

そういう所も含めてRC Fとは異なり「自分が車の動きにどう合わせるか」という苦労、そして楽しみがありました。

ちょっと運転すると汗だらだら、まるでマラソンを走ったような、そんな感じによくなっていた覚えがあります。

 

 

ではそれらと比較してRC Fはどうかという点ですが、言うなれば「上手に調教できる猛獣」。

 

最初に乗った第一印象として車全体から「硬い」、言い換えるならガッチリ感が半端ねぇ!という印象でした。

今までの車もヤワであると感じた事は皆無ですが、RC Fは次元が異なるガッチリ感です。

ハンドルにしても、アクセルにしてもちょっとやそっとでは動かない、気合いを入れて動かせよという雰囲気がエンジンを始動し、アクセルを踏んだ瞬間からビンビンと伝わってきました(笑)

ただその反面、今までの車にあったような癖を感じませんでした。

例えばアクセルを踏めばどこかに飛んでいきそう、もしくは頭が重い、もしくは思った以上に曲がるという感じは全く無く、最初からとにかく自分の走りたいように走ってくれるのに驚きました。

 

実は昨日ブログを書いていてふと思い出したのですが、雨のワインディングを走ってみてRC FはIS350より更に重たいエンジンを積んでいるのにも関わらず

運転していてハンドリング、もう少し言えば頭が重いと感じたことは皆無でした。

かといって軽いということもなく、月並みな表現ですが「ちょうどいい」、「意識させない」という言葉がぴったりです。

ワインディングを見て「こう走りたいな」と思えば、気がつくと自然にそのイメージを車がトレースしていた、

「あれ、いつの間に?」といった感じに。

おそらくTVDを含めた電子制御デバイスや素性の良さがそうさせているのでしょうが、今までこんな経験をしたことはありせんでした。

どちらかと言えばこう走りたいからこう車を操る、いやちょっと回しすぎかなという感じで微調整をしながら走っていました。

これはスポーツカーであるかどうかを問わず所有した車全てです。

 

勿論アクセルをほんのちょっと踏み込めば・・・良い音を響かせながら、もの凄い加速を楽しめます。

RC Fは単純な速さで言っても今までの愛車の中では断トツトップですが、それ以上に重要な事は私に「運転の楽しさ」について新しい価値観を私に教えてくれた事。

それは次項で書いてみたいと思います。

 

 

 

2.RC Fによって変わった「運転が楽しい」ということへの価値観

 

私は今まで運転の楽しさを感じる車とは、どちらかと言えば「刺激的な車」が運転の楽しさだと感じていました。

言い換えれば前項にも書いたようなちょっと癖のある車をどう乗りこなすか、そういう事です。

しかしRC Fに乗って思うことは、自分の意思にどれだけ車が忠実に動くか、乗っていて快適か、という点も運転の楽しさでありスポーツカーに求められる重要な要素であるんだなと痛感しました。

 

一例を挙げるとRC Fに乗るといつもなら30分ぐらいの運転が、まるで10分ぐらい、更には「あれ?もう着いたの?」と感じることが多々あります。

(勿論いつもの数倍ぶっ飛ばして運転していたという意味ではありません(爆)

なせこう思うのか自分なりに考えてみたのですが、おそらくこの車だと運転することが自分にとって自分の足で歩くようなより自然な事になっているからではと考えています。

「運転することが自然な事」・・・なかなか説明するのが難しい言葉ですが、早く言ってしまえば改めて機械を操っているという感覚ではなく、

先程も書いたとおりまるで自分の足で歩いているような、意識しなくても自分の意思がそのまま運転に直結しているのではという感覚です。

例えば「喉が渇いたから水が飲みたい」と思えば、自然と冷蔵庫まで歩きますが、その歩くということは特に意識することではありません。

それに近い感覚でしょうか。

ちなみにこれは単純に運転が楽ということではありません、むしろ逆。

単純に運転が楽な車というのも試乗したりしたことがありますが、こちらは単に運転操作が「楽なだけ」であって運転操作そのものは意識しないといけません。

なので逆に疲れてしまうことさえあります。

 

ちょっとややこしい事を書いてしまいましたが、纏めてしまえば道路を見てこれぐらいのスピードでこの辺を走りたいなと思えば、意識しなくても車がその通りに動いてくれるということです。

なので疲労感がとても少なく、乗っている時間が短く感じられるのだと思います。

確かにこれは刺激的なことではないのかもしれませんが、逆に言えばこちらの方が相当凄いのではと思います。

刺激的なセッティングにするのはむしろ簡単。

乱暴な事を言えばエンジンの特性をピーキーに変え、ハンドリングを過敏にし、サスペンションを硬くしてどこへぶっ飛んでいくか分からないような車にすればこれも十分「刺激的」な車でしょう。

言い換えれば味付けの濃いジャンクフードのような物。

 

しかしRC Fのように運転することが本当に自然な感覚、言い換えれば意識せず自分で歩いているような感覚にすることは相当難しいのは想像に難くないです。

味付けの濃いジャンクフードでは無く、いつ食べても飽きの来ない美味しさ、そしてちょっと体調が悪いときでも食べることができる味つけ、

そして見るだけでほっとするような料理。

これは単純にどちらが良いか悪いかというのではないでしょうが、一般的に後者の方が難しいのは間違いないでしょう。

 

RC FのHPで多々出てくる「意のままに走る歓び」、「よりダイレクトに、よりリニアに」、そしてキャッチフレーズでもある「いま、スポーツカーに乗る歓びを知る。」という意味が

まだなんとなくですが分かった気がします。

 

これはあくまで個人的意見ですが、ここから推測するとヒョウロンカの評判がイマイチという点も何となく理解できます(笑)

先程挙げたRC Fの長所は実際に所有し、そしてサーキットだけではなく色々な道を日常的に走らせてみないと分からない長所です。

ヒョウロンカはRC Fを所有して時間をかけて評価しているわけではありませんので、それではこの車のコンセプト、そして長所は理解しにくいのではと思います。

チョイ乗りならそれこそ悪い意味で「刺激的」な車の方がむしろ評価は高くなるのではと思います。

 

かくなる私もまだ所有して1ヶ月足らず、そしてまだサーキットも走った事がないので偉そうなことが言えるわけでもありませんが(笑)

ただ実際に所有してみてRC Fの魅力が所有する前以上に、そしてまた異なった角度から分かってきた気がします。

そして運転の楽しさの定義も気がつけば変わっていました。

 

 

最後に勿論RC Fはやはりサーキットが本道というのは言わずもがなです。

これから「LEXUS F ドライビングレッスン」のようなイベントにも参加して腕を磨いて更にRC Fへの愛着が沸いていけばいいなと思っています。

ただそれだけではなく日常のドライブから長距離ドライブまで色んなシチュエーションも楽しめる車であることは間違いなさそうです。