ALWAYS三丁目の夕日ファンの皆様 こんにちは
(内容を少し変更し、日付を変えました)
ちょっと脱線ですが、アンケートページに私が書き込みました
東京都練馬区T-JOY大泉の「委員長コメント」の部分に、レポートと写真を少しだけ追加しました。
![](http://www.geocities.jp/always3chome/image/blog-oz-city.JPG)
実は、T-JOYで「
練馬アニメフェスティバル in 大泉 協賛イベント:アニメクラシック in T・ジョイ大泉」という特集を行っているのを見つけ、なんと今日はなつかしの「
銀河鉄道999(劇場版)」をやるというので二人の子供と観にいってきました。
1979年の作品なのですでに27年前になり、私が学生だった頃観にいったものです。
同年の邦画収入16億5千万円で第一位となった大ヒット作です。多分当時の入場料は1000円前後だったでしょうか。現在価値だと5割増しの24億くらい。さらにこれは配給収入なので、
現在の興行収入に直すと6割として、40億円くらいです。しばらく前にレンタルし子供にも見せたら好評でしたので、今度は大スクリーンで見たいと思い大泉までつれて行きました。
朝9時半からの回のみでしたが、70人くらい入りました。小さな子供から、お宅風の人、私のような中年の昔のファン風の人、またおじいさんもおり、多彩な観客構成が意外でした。入場時何かのアニメの16ミリフィルム製のしおりをもらいました。
![](http://www.geocities.jp/always3chome/image/blog-999.JPG)
さて本編ですが、さすがに27年の月日の技術進歩は大きく、音響もモノラル(!)、フィルムにも雨やカビが多少ありましたが、それでもお話自体には少しも色褪せることはなく、鉄郎君は元気に、メーテルはやさしく魅力的に、ハーロックやエメラルダスはかっこよく、今の子供にも受け入れらたようです。
そしてやはり映画は大スクリーンで見なければだめですね。蒸気機関車走行シーンや戦闘シーンの迫力が全然違います。またモノラルであっても
青木望の音楽が良かった。私は決してアニメお宅ではなく、ヤマトやガンダムなども全然見なかったのですが、この999だけは昔も今も大変面白く鑑賞できました。
原作の
松本零士氏が大泉在住なこと、また声優の
野沢雅子氏と池田昌子氏が今でもお互いをメーテル、徹郎と呼び合っておりこの作品が気に入っているらしいので、誰かこないかなと探してみましたがそれらしい人はいませんでした(残念!)。
![](http://www.geocities.jp/always3chome/image/blog-toei-anime1.JPG)
映画終了後は、T-JOYの向かいにある東映アニメーションに寄って見たところ、アニメーションギャラリーというのが無料で開放されいたので、見学しました。現在
「東映アニメーションの半世紀展」という展示が行われています。はっきり言うと
三鷹のジブリなどに比べるとちょっと寂しく、文化祭のような感じでした。でも受付に年配の親切そうな人が二人いて、「今、向かいで999を観て来ました」といったらとても喜んでくれました。きっとアニメーターOBのような人なんでしょう。手作りのアットホームな感じがしてそれはそれでよかったです。
狼少年ケン 1963、
少年忍者風のフジ丸 1964、
パトロールホッパ宇宙っ子ジュン 1965、
レインボー戦隊ロビン 1966、
魔法使いサリー 1966、
ピュンピュン丸1967、
サイボーグ009 1968、などの展示が懐かしかったです。
これもご時勢でしょうが、今時のアニメは子供に安心して見せられるのが余りありません。昔のはもっと夢、希望、暖かさがあり、殺伐としてませんでした。音楽なんかもわかりやすいメロディー、スローテンポで子供が覚えやすかった。ソノシート(死語!)をよく聞いたものです。今のはCDの売り上げのみを考え、大人向きの複雑なメロディーでビートが効いたものをそのまま持ってくるだけで、子供に覚えやすい、夢を持たせる曲、なんてことは忘れ去ってしまったんでしょう。ケーブルテレビでやってた「魔法使いサリー」を子供に見せたら、受けてましたけどねえ。
アニメクラシック in T・ジョイ大泉は、あと一週間やってます。また今日10/22は
第5回練馬アニメフェスティバルin大泉「東映アニメーションスタジオ祭り」をやりますので、お近くのアニメファンの方はお運びになってはいかがでしょうか。
以上、今回は三丁目とは大分離れてしまいすみません。