Aloha! Ekomomai!!

ハワイのホテルのラナイ(ベランダ)でピナ・コラーダ飲んでる時みたいに、寛ぎながら独りごちる場所

昔の物語は結構・・・

2007-03-23 | ノンセクションの20
エロやグロ、残酷な物(あくまで現代の価値観を
当てはめるとだが)が多い。
例えば、「桃太郎」。
みんなが知ってるストーリーはこうだ。
昔々有るところに年老いた夫婦がいました。
ある日お爺さんは柴刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。
すると川上からどんぶらこどんぶらこと大きな桃が流れてきました。
川から取り上げたお婆さんが切ってみると中から赤ちゃんが
出てきました。桃から生まれたので桃太郎と名付けられました。
桃太郎は大きくなると、吉備団子を餌にして犬、猿、雉を子分にして
赤鬼、青鬼が住む鬼ヶ島へ乗り込み、見事退治して金銀財宝を
持ち帰りました。めでたしめでたし!
ふー。突っ込み処満載ですね!?
赤ちゃんが丸ごと入っている大きさの桃を、洗濯できる位の流れが
ある川でキャッチするお婆さん!
(これには後述する、原作を歪めた無理が来ている。)
また、赤鬼、青鬼がなにか悪さをしたというわけではないのに
住居不法侵入して、住人に暴力行為を行い、
金品強奪してくる桃太郎!!
でも、この話の一番驚くべきところは他にある。
トリビアでも取り上げられていたけど、実は桃太郎は桃から
生まれたのではない。
川から流れてきた桃を食べたお爺さんとお婆さんが若返って
”一戦かまして”出来た子なのだ。
(多分それは明治以降教育上よくないということで、桃の種の
部分に赤ちゃんが居たという暗喩にすり替えられたのだろう)
桃食べる→若返る→種付け(動物的に言えば)→桃太郎誕生から
桃食べる→種の部分に桃太郎がいたというレトリックだ。
他にも、
白雪姫は、実は超奔放キャラだった
みたいに今の視点からみるとおかしくね?と言うものや、
原作からソフトに路線変更を余儀なくされた話も結構ある。
興味がある人は、本屋さんでその類の本を読んでみよう!