
舞台【第一章 流れ姉妹~たつことかつこ~】作 千葉雅子 演出 河原雅彦 出演 河原雅彦/千葉雅子/村岡希美/坂田 聡/粟根まこと(初代ゲストレイパー)/松重 豊(初代ゲストラバー)ほか (@青山円形劇場)4500円
[物語] 北の刑務所で模範囚として服役する女、かつこ(村岡希美)は実はある人をかばって罪を着ていた。そのことに薄々気づいていた看守の谷村(坂田 聡)はかつこに思いを寄せ、かつこが獄中で産み養子に出した子供のことや入所以来全く面会に来ない実の姉のたつこ(千葉雅子)のことなどをかつこのために独自に探っていた。一方、姉のたつこは闘牛の稽古をつけるため沖縄にいた。
ついに出所の日を迎えたかつこは、医師として働くために元ヤクザの保護監察士・末次(河原雅彦)とともに東京へ発とうとしていた。しかし医大時代の知り合いで、かつこの子供の父親である歌川(粟根まこと)が刑務所の前で花束を抱えて待っていた。沖縄のたつこは雇い主の二人の若者に対し、持ち前の率直さとケンカっぱやさで衝突しつつも次第になじんでいたがある日、正体不明の流れ者・五十嵐(松重 豊)やこっそりたつこの様子を探りにきた谷村があらわれ、たつことかつこを取り囲む状況はじわじわと変わっていく。
[感想] 何の下調べもせず見始めて、つかみの看守・谷村の夢の賭場の修羅場から中盤あたりのかつこの医大時代の過去が語られる場面ぐらいまで設定がつかみずらく「シリーズ物を途中から見てしまった?」と焦ったのですが、いったんつかんでしまえば後はすごく面白く特にたつこ姉さんのハチャメチャぶりや真っ直ぐぶりにはスカッと爽快でした。チラシの‘初代ゲストレイパー’‘初代ゲストラバー’というのも、レイパー=レイプする人でかつこは毎回必ずレイプされ、そのキャストがゲストで毎回変わるらしいです。同様にたつこには毎回必ず恋人があらわれるらしいです。捨て置きにされた設定もこれから明らかになるのかもしれません、何たって今回が真心一座『身も心も』の旗揚げ公演のシリーズ第一作ですもの!(これも観劇後知りました…そのくらい調べとけよ!汗)
青山円形という役者さんと間近に接することができることでわかった、粟根さんが演じているときは伊達メガネであることや同じく舞台の形状から?役者さんが舞台で着替えることなど、お話とは別のところで楽しめたこともありました。とにかく、これからどんどん面白くなっていくシリーズだと思いますので頑張って続けて欲しいです。
