以前に、桐朋音楽高校受験を志していた生徒さんから、バッハを演奏する時、楽譜にはスラーやスタッカートが書かれていないから、どう弾けばいいかわからなくて苦手です、と言っていたことがありました。
そうなんです。何も書かれていないから、何も表情をつけなくて良い、ということではなくて、楽譜を読み取って表現していく。こういうことがバッハの曲を演奏する時には必要とされます。
その頃の私の指導は、曲を分析して、それを音に現していく、というようにしていたので、バッハの演奏法もそれなりに伝授していたつもりです。
でも、彼女にとっては、腑に落ちないところもあったのでしょう。
昨日は、赤松林太郎先生の「バッハのいろは」という講座を聴講してきました。
赤松先生は豊富な知識をお持ちで、バロック時代の音楽にいたるまでの時代の流れや、バロック時代の音楽の特徴など教えていただきました。
そして、そのことによって、楽譜に書かれていないスラーやスタッカートをどう演奏するか、テンポ設定をどうするかが、暗号を読み解くように演奏することができることを知りました。
講座を聴講することで、バッハを演奏することがより楽しくなってきました。
午後には、バッハのインヴェンションを弾いている生徒さんがレッスンに来たので、早速、生徒さんと一緒にもう一度楽譜を読み直しました。
よりバッハらしい演奏になったのではと思います。
バッハが苦手と言っていた生徒さんは、桐朋高校の音楽科に合格して、今は、桐朋学園大学ピアノ科に通っています。
この生徒さんとも、きっと夏休みには会えるので、またバッハの話をしてみたいと思います♫
そうなんです。何も書かれていないから、何も表情をつけなくて良い、ということではなくて、楽譜を読み取って表現していく。こういうことがバッハの曲を演奏する時には必要とされます。
その頃の私の指導は、曲を分析して、それを音に現していく、というようにしていたので、バッハの演奏法もそれなりに伝授していたつもりです。
でも、彼女にとっては、腑に落ちないところもあったのでしょう。
昨日は、赤松林太郎先生の「バッハのいろは」という講座を聴講してきました。
赤松先生は豊富な知識をお持ちで、バロック時代の音楽にいたるまでの時代の流れや、バロック時代の音楽の特徴など教えていただきました。
そして、そのことによって、楽譜に書かれていないスラーやスタッカートをどう演奏するか、テンポ設定をどうするかが、暗号を読み解くように演奏することができることを知りました。
講座を聴講することで、バッハを演奏することがより楽しくなってきました。
午後には、バッハのインヴェンションを弾いている生徒さんがレッスンに来たので、早速、生徒さんと一緒にもう一度楽譜を読み直しました。
よりバッハらしい演奏になったのではと思います。
バッハが苦手と言っていた生徒さんは、桐朋高校の音楽科に合格して、今は、桐朋学園大学ピアノ科に通っています。
この生徒さんとも、きっと夏休みには会えるので、またバッハの話をしてみたいと思います♫