古本屋さんで見つけた本です。

今回はアスペルガーについてのコミックエッセイです。発行は2011年です。
このコミックエッセイはアスペルガーの典型的な症状の方の事が描かれています。
実際の発達障害は、いくつもの要素が併発していたり、人によってまちまちなので、まったく同じという事はないのですが、大体は当てはまります。アスペルガー以外にもADHDやLDなどの要素も重なっていたりしますので、実際はより複雑です。
この本は、とくにアスペルガーについて描かれています。
私もいくつかの症状が重なっていますので、この漫画以外の部分が多々ありますが、ほとんど同じことで苦しんでいます。
今回も、この本を読んでいろいろ考えました。
世間にこのような事実を説明して、そういう事があるという事実を理解してくれても、、、。
「じゃあ、君は使えない人間だね、うちではいらないから、さようなら」
「なるほど、困ったね、でもきっとなんとかなるよ。でも、私は何も出来ないから他の人に相談してね」
(たぶん、心の中ではもっと酷いことを言われているかもしれません)
いわゆる「たらい回し」で、いつまでたっても問題解決には至りません。
やはり、今回も具体的な解決策は分かりません。
このような本を読んで事実を理解しても、私にとっては気休めにすぎません。
「私は、こうだから、こうなんです」
と、説明したところで、「そうなんだ!じゃあ、さようなら」でお終いです。
私にはどうしたら、良いのか分かりません。