いわゆる「SNSの書き込み」の問題点は今や社会現象になっている。
まだ以前はSNSの範囲が狭くて「学校」「友人」「サークル」単位での誹謗中傷だったのが、今や範囲は広がり「地域」「国」「世界」となっていて内容も「フェイク」が大半を占めてきている。
挙句には「国民」や「国家」を揺るがすフェイクまで出る始末だ。
兵庫県知事選挙などの公的なものにまでフェイクが蔓延しているのは重大事だと感じるね。
選挙活動にSNSを使用したいという候補者の気持ちは分からなくもないのだが、こうもフェイクが蔓延すると正確な情報まで疑念が生じてしまう。
私は以前から「他の候補者(あるいは政党)の悪口を言って票を稼ぐのはいかがなものか?」と思っていたのだが、まさにそれが問題を大きくしている原因だと感じていたのだが、いっそのこと「選挙時の他候補者(政党)に対する誹謗中傷の禁止」を打ち出したらどうだろう?
ハッキリ言えば「票を稼ぎたかったら政策で稼げ」ということ。
今の選挙は「フェイク」だけではなく「他候補者に対する誹謗中傷のオンパレード化」していて選挙演説も聞くに耐えないものもある。
あのトランプ氏もそうだったし、大統領になってからもそのままだ。
また、よくわからない候補者(本名を伏せる、顔出しをしないなど)もいていくら今の流行りだとしても「有権者が迷う」ものはそれ以前の話だ。
言っておくが「選挙は候補者のモノではなく有権者の為のものだ」と改めて言いたいね。
候補者(政党)や取り巻きの好き勝手にやられては選挙をする意味がない。
この夏には国政選挙もあり国会は迅速な対策を迫られていると思うのだが、今の国会からはまったく聞こえてこないのはなぜだろうね?
もう一度書くが「選挙は候補者(政党)のモノではなく有権者の為のもの」ということを声を大にして訴えたいね。