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ニイガタのおっさんの独り言

おっさんの不定期な言いたい放題辛口コラム

争点の危うさ

2017年05月11日 | 随筆
選挙が始まると、テレビなどでよく聞く「争点」という言葉なんだが、なぜ公約を絞ってしまうのかよくわからない。

各党、各立候補者が同じ公約を掲げていて差異があるならそれは争点になりえるのだが、他に差異があるにもかかわらず争点をひとつに絞ってしまうのはどう考えてもおかしい。

これはマスコミの報道のあり方も問題があると思われる。

差異はすべて争点になってなくては選挙戦ではない。

それをちゃんと報道するのがマスコミなのではないだろうか?

有権者に都合の悪い公約はあまり表に出さずに「今回の争点は」などと言う立候補者は、選挙戦の時点で有権者を裏切っているのも同然である。

差異はすべて明らかにすべきだ。

また、我々有権者もちゃんと納得できる立候補者に投票しなければならないだろう。

できもしない約束をしようとする立候補者などは論外だけどね。