青ぶろぐ

とりあえず流行りっぽいからやってみた

前・地球博

2005年09月02日 | 一般
という訳で5時台だというのに万博に向かって突撃。

さすがにこれだけ早かったら余裕だろうとか思ってたら、
なんか目の前に数千人の待ち人達が。ぎゃ、何これ異常。
近くのオバサン達と話をしてみたところ、始発で来たとか。
始発でも来ても既に大量に人居たらしい。怖すぎ。

という訳で時間つぶしも兼ねてオバサン達と仲良くなってしまった。
これ余ったからあげるよー、とか言って、
朝食抜きの僕に渡されるおにぎり+おーいお茶。正直かなり助かりました。
日立狙うなら走らなきゃいけないから頑張りなさいよー、とか言われた。

ふと横を見るとテレビ局のカメラが取材に来てた。
「今日も1万人以上の人がこうして~」みたいな事を言ってた。
もしかしたらテレビに映ったかも、きゃ。
ただし放送局が結局最後までわからんかった。

入場開始すると同時に無言で日立に向かってダッシュ、ダッシュ。
結果的に、滑り込みで日立の整理券ゲッツ。やったぜコンチクショウ。
その後、勢いで三井・東芝館の予約も行う。
しかし

6時:万博の開園待ち
9時:入場開始
10時:予約受付
17時:実際に閲覧可能な時間

って、実に10時間以上もの開きがあるスケジュール。
何かがおかしいよ! おかしいですよ!


なんかもう、こうなったら開き直って企業パビリオンを見てやると思い、
企業ばっかり行ってました。

結果→企業パビリオンほぼ(トヨタ以外全て)制覇!

かなり頑張った。

後編はその企業パビリオンについてつらつらと。
興味無い人は見ても面白くないかと。
一度万博行った事ある人なら見て比較するとちょっと面白いかも。

後・地球博に続く

後・地球博

2005年09月02日 | 一般
前・地球博の続き。

万博の企業パビリオン感想
妙にハイになってるので文量多いです。
あまり意味はないけど評価五段階。

「万博ってこういう所なんだー。」
「あー、俺ここ行ったけどこいつはこう思ったのね。」
「ここ良さそうだ、ここ行こう」

みたいな感じで見て貰えれば良いかと。
興味無い人は読み飛ばしてください。


日立(開幕ダッシュで整理券げっと)
評価:★★★★★
日立クオリティタカス
世間人気No.1、整理券即売のその内容はやはりダテじゃなかった。
バーチャルリアリティ技術の最先端を見た感じ。
実際の空間にイメージ重ねて、触ったり眺めたりできるって、
これゲーム技術に応用したら凄く面白いのが出来そうな気がする。
ただし、もうこんな疲れる整理券取りはやりたくねええええ


三井・東芝(予約1時間待ち)
評価:★★★★★
個人的には非常に感動した。素直に感動できた。
評価は日立と同じだけど、個人的にはここがNo.1。
基本的には、人の顔をスキャンしてそれをCGにして動かすだけなんだけど、
実際のアトラクションの仕掛けと伏線の張り具合と現実とのリンクとが絶妙
・やけに巨大で円形なパビリオンの設計
・映画の冒頭の説明ムービー
・「危険ですので壁やスクリーンに手を触れないでください」
・何故か各座席に埋め込まれているスピーカー
とかの、すっごく微妙な伏線の積み重ねが最後の最後で一気に来る感じ。
技術もさる事ながら、アイデアが非常に秀逸。感動した。

関係無いけど、自分の顔が映画に出てると、
感動するっていうより笑える。最初の方はキャラが出るたびみんな爆笑してた。


三菱未来館(1時間30分待ち)
評価:★★★★☆
なんというか、可もなく不可もない、けど感動する優等生。
内容としても「ロボット」「地球環境」「美しい映像」と、
万博はこうであるべきみたいな基本を忠実に抑えてる。
見るものを迷ってるならとりあえずオススメ、みたいな所。


ワンダーサーカス・電力館(1時間待ち)
評価:★★★★☆
朝のオバサンから推薦された所。なので行ってみた。
外見・概要が凄く子供向けっぽい&実際来る人は子供が多いので
ついつい敬遠しがちだけど、実際の内容はよく作り込まれてる。
トロッコにのって移動しながら様々な情景が見られる。
単純に見てるだけで楽しいし、見れるものが次々出てくるので、
とりあえずなんか刺激が欲しい、って人にオススメ。
行って損は無いと思われます。


めざめの箱舟
評価:★★★☆☆
以前の日記参照
攻殻のプロモっぽい。スタイリッシュなのは分かるけど
オススメできるかどうかと言われると困る。


半分観覧車
評価:★★☆☆☆
同じく以前の日記参照。
そもそも観覧車に乗りたい人なら損はしない。
中身の部分に期待するとがっくりする。


JR東海・3Dシアター(40分待ち)
評価:★☆☆☆☆
地雷。
さんざん待たされたあげく、鉄道の歴史のムービーを見せられ、
その後本命であるらしいリニモの映画が見せられる。
が、この映画が全くダメダメ。
ナレーションも物語も一切無く、ただリニモが走ってる場面映すだけなのに加えて、
そのリニモが走ってる映像も似たようなアングル・似たような場所からのものばかり。
(試験場でしか実際の映像が無い為と思われるが、それが延々と出てくる)
時々出てくる、CGバレバレで萎えるなんちゃってリニモの走ってる姿。
その上、リニモからの主観視点が無く、常にヘリや建物から撮影してる姿だけ。
なので速度感が非常にわかりにくく、新幹線でやってもあんま変わらないと思う。
面白いのは最初の1分だけで、それから後は「あれ? これ前も見たよな」
みたいな感じの構図が10分以上繰り返される。
極めつけに全く場面に噛み合ってない調子の狂うBGM。
最初から最後までリニモが走ってる姿をぼーっと見て終了。
隣の人寝かけてた。

リニモの技術自体が凄いのは良くわかるんだけど、
なんか「リニモ凄いだろリニモ凄いだろリニモ凄いだろ」
っていうメッセージ以外何も伝わってこない、すごく微妙。

ただ、事前に見せられる鉄道の歴史のムービーは意外に出来が良かったので、
あれは見る価値あるかも。てか鉄っちゃんから見ると面白いのかもしれない。



ガスパビリオン(1時間30分待ち)
評価:★☆☆☆☆
地雷その2。
確かにマジックショーは驚く場面もあったけど、
大半はなんか子供向け番組を無理矢理見せられてる感じ。
肝心のマジックも半分以上はプロジェクターで映された炎&地面から炎が出るだけ。
途中から失笑気味になってくる。
待ち時間の割には内容があまりにもお粗末なので、
ここに並ぶくらいなら他の所に並んだ方がいいです。



まとめ:やっぱ待ち時間とクオリティはある程度比例する。
なので、万博いったらひとつ何か大きいのは1時間以上待っても並んでみる価値はある。
技術の進歩を感じられると思います。

ちなみにトヨタは疲れたのでもうパス。

詳・地球博

2005年09月02日 | 一般
という訳で行ってきた。1日。

朝早く出たにも拘わらず、目の前には数千人単位で待ち人の群れ。
日立の整理券を撮ろうと思ったら、道の途中で「日立は終了しましたー」
「トヨタも終了しましたー」ってなんじゃそりゃ、ぎゃ。
ちなみに時刻は9:03ごろ。開園時間は9:00。
ドイツはドイツで4時間待ちだし、ことごとく目玉が潰されました。
なので、その場のノリで見て回りました。
めざめの箱舟、半分観覧車、イタリア、フランス、ギリシャ、クロアチア、リビア、チュニジア、トルコ、ブルガリア、ヨルダンあたりのヨーロッパ勢。

めざめの箱舟:待ち時間15分(開幕ダッシュ使った為)
始まった瞬間「あれ? これって攻機?」とか思って、後で調べたら
【監督:押井守】の表示がばっちりパンフに載ってました。
攻殻のOPを立体的に流されてる感じ。オジサン達が見て面白いのかどうか不明。
終わった瞬間に、隣にいたオジサン達が
「なんだこれ、つまんねー」
「お父さん、どうだったこれ?」
「あー、よくわからんわぁ…」
みたいに言ってたのが印象的でした。まる。

半分観覧車:待ち時間30分
外観がずっと気になってたので一発並んでみた。
思ったより期待ハズレ、作りが安っぽい感が否めない。
まあ観覧車に乗れたと思えばそこそこ。

イタリア館:待ち時間15分
Tさんのオススメらしく、踊るサテュロス像とやらを見てみた。
なんか、凄くよく出来た像なのは確かなんだけど、
エッシャーの錯視を見てるような不思議な感覚だった。

フランス館:待ち時間30分
これはいいNHK教育番組ですね

クロアチア館:待ち時間1時間
正直、今日のなかで一番良い所だったと思う。1時間待ったけど甲斐はあった。
上下の概念を取り入れた映像表現? みたいな感じ。
プロジェクターの映像なのに遠近感が見える不思議さ、アイデアも良かった。
ただ一つの問題点:クロアチアってどんな国だっけ


明日はリベンジとして、5時代に出発して
6時には入場待ちしてみたいと思います。何が何でも日立とってやる。
暇つぶしグッズにH10と、文庫本が凄く役に立った。
というか万博会場にいる時間の半分は小説読んでた。

ちなみに、モリゾーとキッコロ大嫌いだろうとか言ってた身ですが、
これだけがんばって万博行くのは、敵の情勢を知る為であって、
決して万博が好きだからではありません、きっとそうに決まっています。