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歯科技工士・岩澤 毅

日本歯科技工士会 理事 岩澤 毅 氏に聞く

2011年07月15日 | ごまめ・Dental Today
広報『秋歯技』 No.60 7面
2011年7月15日発行
秋田県歯科技工士会広報部

日本歯科技工士会 理事 岩澤 毅 氏に聞く

武内―岩澤理事、日技理事就任おめでとうございます。

岩澤―皆さんに一応は、「おめでとうございます」と言って頂きますが、「前理事会による平成23年度事業計画案が、日技代議員会により否決され、平成23年度予算案が上程を取り下げる中での、言わばマイナスの地点からの就任ですから、目出度くはありません。」とお答えしています。すると「そうですよね」との返事を頂きます。


武内―今回日技執行部改選で古橋博美会長のもと、総務、企画担当として、新執行部に加わる訳ですが何か考えていること、構想などありますか。

岩澤―『日本歯技』5月号の古橋会長の「新執行部から会員の皆様へ」、同6月号の「古橋博美新会長に聞く/新生日技の取り組みと未来展望」、6月18日の日技代議員会での「会長挨拶」の内容を会員に普及することが第一です。その上で、日技の日常会務を「平常」に戻すことが、「総務」としての目標で、若い会員の声を理事会に届けるのが「企画」としての目標です。

 秋歯技理事会に武内さんから「会のロゴマーク」等の斬新な提案がありました。あのような意欲ある全国の若手の意見を、取り上げる余裕のある日技に、一日も早く復帰させたいものです。


武内―今年度は日技、県技同様公益法人以降のための重要な1年であり、日技での公益法人移行ノウハウを県技に活かす上でも
良い方向性を得られると期待していますがどうでしょうか。

岩澤―現在、日技は内閣府の委員会事務局と、秋田県技は県庁の事務局と「テクニカル」な事前交渉の段階に入っています。内閣府、県庁の求める「微妙なニュアンス」はありますが、渡辺専務代行と連絡を取らせて頂き、間違いのない方向を目指したいと思います。

武内―東日本大震災、福島原発事故と大きな災害があり今も進行中ではありますが、これから長い時間をかけて復興してくれると誰もが願っています。今現在日技では募金を募っているわけですが今後どのような使われ方をするのでしょうか。

岩澤―私も、東北地方太平洋沖地震災害対策本部会議のメンバーとなっておりますが、まずは[資料]の項目が「会員支援対応」として行われています。(6月6日現在)

 次に「募金」については、被災県技と相談の上で、1にある「被災状況」を基準に、被災会員に公平に分配されます。行政の被災証明書の発行の遅れがある場合は、県技会長による意見書により代用されます。募金の全容がまだ未集計の部分があり、金額に付いては今しばらくお待ちください。

武内―最後に岩澤理事には、日本歯科技工士会執行部就任されたことで、任期を全うするまで「岩澤の爪痕」を残して欲しいと思っています。私は残してくれると信じていますが。

岩澤―困りましたね(笑)。「爪痕」は残せませんが、先ほどご紹介した(日本歯技5月号)古橋ッセージは、会員の耳と心により届く表現と内容に工夫されていると思います。古橋会長は、これら会員にお届けするメッセージに関しては、総務担当常務・専務理事とよくよく相談する姿勢です。私もこのお二人の下にいる理事ですので、「古橋会長の足跡」を明確にする作業に尽くせればと思います。
秋田県歯科技工士会会員の皆様、宜しくお願いいたします。

武内―お忙しい中ありがとうございました。

(インタビュー:広報部 武内徹)

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