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札幌・円山生活日記

ふたたび採れたて枝豆です!~「サッポロさとらんど」収穫体験~

都市と農業をつなぐ田園テーマパーク「サッポロさとらんど」。「人と農業や自然とのふれあい」と「都市と農業の共存」をテーマに田園的な緑地空間として、また札幌市の都市型農業の支援拠点として設置された入園無料の『札幌市農業体験交流施設』です。札幌ドーム14個分(74.3ha)もの広大な敷地内には花畑や農園、遊具、バーベキューができる広場などがあり、レジャーを通して植物や農業に親しむことができます。とりわけ季節野菜の収穫体験は北海道の豊かさを実感でき大人気です。

本日も「サッポロさとらんど」の収穫体験にやってきました。10日ほど前に初めて収穫体験し枝豆はじめ採りたて野菜の美味さと値段の安さにすっかり気に入ってしまいました。その際のレポートで“近いうちにもう一度、できればエダマメが採れるうちに再訪したいものです”と書いたのですがエダマメ収穫体験がいつまで続くのか判りません。「さとらんど」のウェブサイトをチェックしていても収穫体験の対象にエダマメが入っていない日もあり早々に終了してしまうのではと心配になってきました。

本日(8月28日)も朝チェックすると前日に無かった「エダマメ」があります。日曜日なので混むだろうな・・と思いつつも今週の他の予定をこなしている内に終了してしまうと間違いなく後悔します。それならばと思い切って出かけることとしました。アクセスをネット検索すると本日は地下鉄東豊線「新道東駅」からのバス便が都合が良さそうです。そこで自宅近くの地下鉄東西線「円山公園駅」から「大通公園駅」で東豊線に乗り換え「新道東駅」で下車、中央バス【東76】丘珠北34条線「中沼小学校通」行きを利用し収穫体験開始の11時を目指してやってきました。

「さとらんど交流館」。中央バス【東76】丘珠北34条線「中沼小学校通」行は夏季期間は「さとらんど」という停留所に停まるようなのですがバス停の位置を見るとから「さとらんど交流館」へは「丘珠中学校前」停留所の方が近そうです。そのため今回も「丘珠中学校前」で下車し玉葱畑を眺めながら歩いてきました。徒歩15分ほどです。
「さとらんど交流館」前から緑の中を「体験農場」の方向へ歩いていきます。

収穫体験開始時刻の11時少し前に「体験農場」に到着。
本日の「収穫体験のご案内」。エダマメは本日も3本200円です。
最も手前にあったのは前回とは別の場所ですがトウモロコシの収穫体験です。順番待ちの人たちが長い列を作っています。エダマメが無事終われば寄ってみようと思います。
エダマメ畑は前回同様最も奥にありました。こちらにも11時の開始前に行列が出来ています。係の人に誘導され対象の農場へ移動です。そこで3本200円で3本単位で収穫後会計等のシステムの説明があります。参加者が多いので対象の収穫場所を増やして2品種を本日の対象とするそうです。

先ずは茶豆系の「湯上り娘」。茶豆特有の香りと甘みの美味しい品種だそうです。
もう一つは黒豆品種で「スーパーたんくろう」。こちらも香りと甘みで食味に優れた品種だとか。「たくさんありますから慌てないで収穫してください」との声で刈り取り開始です。

皆さん一斉に刈り取り開始です。
なるべく実入りが良さそうなものを選びます。ただ写真に写っている他の参加者にどんどんと良さそうなのが収穫されていく様子で負けじと頑張ります。

収穫後は受付で会計です。写真は少し落ち着いた後ですが一時は会計待ちの長い行列も出来ていました。

会計の後は枝からサヤを外していきます。外された枝がどんどんと積みあがっていきます。エダマメ畑も11時30分くらいになると残された枝も少なくなっているようでした。

さて収穫した茶豆系の「湯上り娘」の3本。
帰宅して量ると535gありました(ざるは除外しています) 。前回は6本で730gだったので更にお得感が増しています。
こちらは黒豆系の「スーパーたんくろう」3本。
何と量ると611gありました。
湯でたところ。手前は黒豆系「スーパーたんくろう」で奥が茶豆系「湯上り娘」。色合いの違いが判ります。ともに甘くて大変良い味でした。収穫量が多いのでかなりの量は冷凍します。

エダマメの次はとうもろこしを目指します。途中の玉葱収穫体験の農場です。生で丸かじりできるほど辛みがないタマネギ「スマイルボール」という品種で魅力的なのですが先ずはとうもろこしです。
とうもろこし畑に到着。
少しは列が短くなっているだろうと思ったのですが大甘でした。清算の列も長くなっています。しばらく列の最後尾に並んでみたのですが回転に時間がかかり仲々順番がきません。帰路バスの関係や「交流館さとらんど市場」で朝とりとうもろこしの販売を行っているとの事前情報もあり今回は収穫体験は断念です。

代わりにキュウリの収穫体験へ。
このハウスも11時からたくさんの収穫体験者が来たのでしょう。長めのキュウリが少なくなっています。
それでも枝になるキュウリはトゲトゲです。鮮度を感じます。
最初は大き目のキュウリを3本揃えるのは難しいかと思ったのですが何とか確保しました。3本で100円です。

続いてハウスのミニトマトです。
ミニトマトは大小さまざまな実がたわわに成っていました。
ミニトマトは1カップ300円。蓋が閉まらないほど入れたのですが係の人は「つぶれるのであまり押し付けないでくださいね!」と寛大でした。

以上で収穫体験は終了です。こちらのテントで清算します。


「さとらんど交流館」へ戻ります。
 
とうもろこし等を求めて産直野菜等販売の「さとらんど市場」へ。
とうもろこし販売コーナー。先週は大盛況ですべて完売したそうです。本日の販売は「ロイシーコーン(ホワイト種)」に「恵味スター」と・・。

「しあわせコーン」に3品種でした。1本ずつ購入しました。
8月27日(土)と28日(日)の2日間は《新じゃがフェア》を開催していたのですが狙っていた「インカのめざめ」は完売でした。
また「さとらんど産野菜」としてエダマメが大袋200円で売っていました。体験農園では実成りの少ない枝は体験者には刈り取られないでしょうが残ったものを丁寧に集めて販売しているのでしょう。これもお買い得に思えました。

「さとらんど交流館」隣の子供たちの遊具「ふわふわドーム」は今日も大人気でした。
 
バス便の時間に合わせて「丘珠中学校前」バス停に戻ってきました。
バス停の後方は一面の玉葱畑です。
遠くには収穫の作業車両が見えました。
更に奥にはJRタワーが見えました。交通の便が良いとは言えませんがこの距離で農業地帯になるとは札幌市も広いものです。


本日の野菜です。収穫体験のキュウリ3本100円とミニトマト1カップ300円。加えて(左上より)とうもろこし「恵味スター」(150円)、「しあわせコーン」(150円)に「ロイシーコーン(ホワイト種)」(180円)に「ブルーベリー」(222g400円)でした。

今日も大変楽しく美味しい体験でした。調べると本日のエダマメ「スーパーたんくろう」や「湯上り娘」は早生~中早生品種でした。エダマメにはまだまだ中生~晩生まであるようですから実は収穫体験はまだまだ続くのかも知れません。その意味で本日慌てて“エダマメのあるうちに!”と行かなくても良かったのかも知れません。ただ後悔はしたくなかったので・・。来年のこともあるので今後も「さとらんど」のウェブサイトをチェックしていきたいと思います。たくさんの冷凍エダマメがストックされましたが機会が合えばもう一度エダマメが採れるうちに訪問したいとも考えています。そんな魅力的な場所でした。ありがとうございます。 

「サッポロさとらんど」
札幌市東区丘珠町584-2 011-787-0223
営業時間 4月29日~9月30日/9時~18時、10月1日~4月28日/9時~17時
定休日 11月4日~4月28日/月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
*4月29日~11月3日は無休料金入園無料(乗りものなどは有料)
https://www.satoland.com/
(2022.8.28訪問)

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