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札幌・円山生活日記

枝豆はじめ採りたて野菜は美味い!~「サッポロさとらんど」収穫体験~

札幌市東区丘珠にある「サッポロさとらんど」は札幌ドーム14個分(74.3ha)もの敷地を有する入園無料の『札幌市農業体験交流施設』。「人と農業や自然とのふれあい」と「都市と農業の共存」をテーマに田園的な緑地空間として、また札幌市の都市型農業の支援拠点として設置されています。広大な敷地内には花畑や農園、遊具、バーベキューができる広場などがあり、レジャーを通して植物や農業に親しむことができます。とりわけ季節野菜の収穫体験は北海道の豊かさを実感でき大人気です。

今日は「サッポロさとらんど」で収穫体験です。札幌市が設置する『札幌市農業体験交流施設』ですから本来的には子供たちなどに収穫体験を通じて食や農業に親しんでもらおうということが目的です。同時に市中心部からほど近くで採れ採れ野菜を格安で調達できる魅力的な場所でもあります。そんなことで昨年来より念願の場所で特に枝豆を狙っていました。北海道産の枝豆もスーパー等の店頭に並び始めた昨今で訪問時期を伺っていたところ雨降りもあり収穫体験実施も天候次第のようです。幸い本日朝に施設のウェブサイトを確認すると「本日、収穫体験実施します」とのこと。しかも収穫物に“エダマメ”もあるではないですか。早速支度を整え自宅近くの地下鉄東西線「円山公園駅」から「大通公園駅」で東豊線に乗り換え「環状通東駅」で下車、中央バス【東61】「中沼小学校通」行きを利用し収穫体験開始の11時を目指してやってきました。

収穫体験を実施する「体験農場」は「さとらんど交流館」の近く。施設のウェブサイトのアクセス情報では“さとらんど交流館へは、「丘珠中学校前」停下車(「丘珠高校」停のひとつ手前の停留所)が便利です”とのことで「丘珠中学校前」で下車し玉葱畑の中を歩いてきました。徒歩15分ほどです。


「さとらんど交流館」の受付の方に「体験農場」の場所を聞くと“館前の緑の中を歩いて行ってください。テントやハウスがありますから”とのこと。
しばらく歩くとSLバスの「体験農場前」が見えてきました。
近くには「収穫体験のご案内」が出ていました。エダマメもあり何と3本200円!

「体験農場」です。最も手前はトウモロコシ畑で順番待ちの人たちが列をなしていました。トウモロコシも数量限定ということで魅力なのでですが先ずはエダマメです。
エダマメ畑は最も奥にありました。すでに多くの人が集まっていますが採り尽くされた感じではなく一安心です。左のテントでシステムの案内があります。3本200円で3本単位で収穫後会計。畑のエダマメは手で引き抜いてもカマやハサミで刈りとっても良いそうです。


それでは畑に入り収穫です。

なるべく実入りが良さそうなものを選びます。ただ写真に写っている夫婦が慣れた感じでどんどんと収穫していくので負けじと頑張ります。
本日のエダマメの品種は「味風香」だそうです。茶豆風味で香りがあり甘みがとても強く食味に優れるそうです。
 

夫婦で各3本、合計6本収穫です。会計は400円!
皆さんが会計後にテントで枝からサヤを外しているので倣います。えだ付きのまま持ち帰るのかと思い大きな袋持参で来たのですが成程合理的です。

帰宅して量ると730gありました(ざるは除外しています)。

次はトウモロコシです。1本100円です。

収穫待ちの列は短くなっていました。右下のかごを持って列に並びます。

どうやって収穫時期のトウモロコシを見極めるのだろうと思っていたのですが係の方が畑の中にいて頃合いのものを指示してくれます。下に倒して捥ぎ取ると切り口から水分がビュっと飛び出します。瑞々しいです。

4本収穫しました。皮をむいて実入りを確認してから会計です。400円支払いました。

続いてハウスのオクラとミニトマトを狙います。
オクラにムクゲのような花が咲くとは初めて知りました。
ただ大きく成長したオクラの多くは既に刈り取られたようで4本も揃いそうもないので断念しました。

最後にミニトマトです。大小さまざまな実がたわわに成っています。
サクランボのような艶やかさです。

この1カップで300円。容器に隙間を空けないように努力したのですが少し空いています。コツがあるようです。次回努力します。
以上で収穫体験終了です。大変楽しかったです。来年娘・孫が来たら誘ってみます。

「さとらんど交流館」へ戻ります。お昼の時間です。
近くに「モエレ山」が見えました。

「さとらんど交流館」周囲には多くのキッチンカーが出ていました。
丁度フラベジ北海道「フラワンダフルフェス」というイベントだったようです。ラッキーなタイミングでした。良さそうなランチとデザートを調達します。
低糖質ハンバーガーの店「food truck dazzling」。
本日のメニュー。
「フレッシュトマトのチーズバーガー」と「クラフトコーラ」。併せて税込み1,200円。低糖質パンがふわふわで美味しいです。

燻製サンドとレモネードの店「燻製と檸檬Bitters」。
本日のメニュー。
「燻製パストラミ&ガーリックサンド」と「レモネード」。セットで同1,150円。パンがソフトフランスかコッペパンが選べます。パリっとしたソフトフランスとレモン爽やかなパストラミサンドが良い味です。

ゆかいなドーナツが住むコーヒー屋さん「にじゅうまるカフェ」。
自家製ドーナッツのメニュー。
「おとな抹茶」。同300円。抹茶クリームをコーティングし小豆餡がサンドされています。
そして最後は“北海道泡おやき”の「可愛井カフェ」。
“北海道泡おやき”です。
“北海道泡おやき”「紅イモとチョコレート」。同500円。パリパリふわふわ食感です。出店しているキッチンカーはいずれも人気店のようで皆さん工夫を凝らした美味しい食べ物でした。

食後は折角ですので産直野菜等の「さとらんど市場」を覗きます。
手稲区山口地区で栽培されている札幌ブランド野菜“大浜みやこかぼちゃ”がたくさん並んでいました。
ミニトマト等。
枝豆(サッポロミドリ)が1袋360円。収穫したエダマメはこの2~3倍近くあるので大変お得価格でした。
結局購入したのは「アイスプラント」(同100円)と石狩産「なめこ」230円でした。

帰りのバスまでに時間があるので「さとらんど交流館」⇒「さとらんどセンター」⇒「中央ゲート」方向へ園内を時間の許す限り周って見ます。「さとらんど交流館」隣の子供たちの遊具「ふわふわドーム」。

広い園内を周るに人気のレンタルサイクル(有料)。「中央ゲート」近くに貸し出し場があり様々なタイプがあるようで多くの方が楽しそうに利用していました。
子供2人を前に乗せ後ろで大人2人がこぐタイプ。小さな子供連れに良さそうです。

「おもしろ自転車」のコーナー(有料)。料金30分400円で1周すると別のタイプの自転車に乗り換え利用できるようでした。

SLバス(有料)。夏期限定運行で「さとらんどセンター」→「さとらんど交流館」→「体験農園」と30分間隔で循環するようですので時間が合えば便利そうです。
 
「風のはらっぱ」を1周する「馬車」(有料)。

大型の「木製遊具」。

先着順・利用料無料でバーベキューができる「炊事広場」。体験で収穫した野菜をその場で味わうこともできるようです。 


「さとらんどセンター」。売店やスープカレー店(当日は臨時休業)などがあるほか、センター内ではバター作りやソーセージ作りなどの「手づくり体験」(要予約)が可能だそうです。 

「中央ゲート」。以上で「さとらんど」散策は終了しバス停「丘珠高校前」へ向かいました。バス停までは徒歩10分ほどでした。


周囲にはたくさんの玉葱畑がありました。札幌市東区は明治時代に開拓使が入植して以来、最も早くからたまねぎ栽培が始まった地で現在においても主要農産物となっているそうです。西11丁目の「はらっぱカレー店」の使用たまねぎの一つも丘珠産でした。

本日の収穫品。自分で刈りとったからではありませんが特に採れ採れのエダマメが甘くてとっても美味しかった!

本日は大変楽しく美味しい体験でした。公共交通機関でのアクセスは便利とは言えませんが札幌市中心部からほど近くで北海道の恵みを自ら収穫できるとは有り難いことです。はやり採れたて鮮度抜群の野菜類の味わいは格別でした。近いうちにもう一度、できればエダマメが採れるうちに再訪したいものです。ありがとうございました。

「サッポロさとらんど」
札幌市東区丘珠町584-2 011-787-0223 
営業時間 4月29日~9月30日/9時~18時、10月1日~4月28日/9時~17時
定休日 11月4日~4月28日/月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
*4月29日~11月3日は無休料金入園無料(乗りものなどは有料)
(2022.8.17訪問)

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