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札幌・円山生活日記

初夏のポプラ並木とイチョウ並木と・・。〜北海道大学〜

1876(明治9)年に札幌農学校として開学した「北海道大学」。「モットーは「Boys, be ambitious!」。「大志と歴史と自然がつまったキャンパス」は観光客や散策する市民で人気です。

今日は初夏の「北海道大学」キャンパス散策です。実は先般「円山公園」で見たような子育て中のオシドリ(もしくはマガモ)がいるのではないかと期待しての訪問です。昨年の同時期に来た際には「大野池」でオシドリ母子をみていますし今年5月に花見に来た際には「百年記念会館」前の日本庭園でオシドリカップルを見ていたからです。結果的には残念ながらオシドリもマガモもカップルはいたのですが子育てシーンは見かけることはできませんでした。それでも「ポプラ並木」や「イチョウ並木」はじめ初夏の緑溢れるキャンパスの散策はとても気持ちが良いものでした。

本日も地下鉄東西線で「大通駅」で南北線に乗り換え「さっぽろ駅」で下車し徒歩10分弱で大学の「正門」に到着。6月3日(金)~5日(日)の3日間「第64回北大祭」が開催されていたのですが本日は平常授業日のようでした。私の大学時代は学園祭期間と同日数の休講日があったような記憶があるのですが時代が変わっているのでしょう。

【百年記念会館】
まずは先般オシドリカップルをみかけた「百年記念会館」前の日本庭園です。
池を見ると鳥が泳いでいるので一瞬「目的達成か!」と思ったのですが・・。
いたのはオシドリのカップルのみでひな鳥はいませんでした。

【中央ローン】

続いて「中央ローン」。きれいな緑の景色です。
緑の芝生が気持ち良さそうで多くの人が寛いでいました。
その「中央ローン」を流れる「サクシュコトニ川」にも鳥がいました。 
近づいて見るとこちらはマガモのカップルでした。
でもひな鳥はいません・・。
名所の「クラーク博士像」です。

【エルムの森】
「エルムの森」もきれいな緑の景観です。奥は「旧北海道帝国大学農学部昆虫学標本室 」。

「総合博物館」。

【ポプラ並木】
「総合博物館」を超えた角を左折してしばらく歩き「ポプラ並木」に到着。

はやり「北海道大学」と言えば「ポプラ並木」は外せません。緑の季節の「ポプラ並木」は良いものです。
「ポプラ並木」脇の「新渡戸稲造博士顕彰碑」。
《ヤマボウシ》がたくさん咲いていました。

【大野池】
さて昨年オシドリ母子がいた「大野池」です。
「大野池」を一周しましたがオシドリもマガモもいません。
「中央道路」を超えた「サクシュコトニ川」へ行くと・・。
ここにもオシドリカップルがいましたが・・。
今後に期待します。

【イチョウ並木】
こちらも北大の景観スポット「イチョウ並木」。

紅葉の時期の「イチョウ並木」はもちろん見事ですが緑の並木も良いものです。

「工学部」前の噴水。
「中央道路」脇のオリンピック・プレート。
30㎞プレートです。20㎞地点のものも近くにあります。

【平成ポプラ並木】
次は「平成ポプラ並木」を目指します。「中央道路」を「フロンティア応用科学研究棟」を過ぎたところを「恵迪寮」方向へ左折。道路脇には《シシウド》が群生していました。 

途中の惠迪寮歌の「都ぞ弥生歌碑」。
元惠迪寮があった「寄宿舎跡の碑」。


こちらが「平成ポプラ並木」。2001年(平成13年)に創立125周年記念事業の一つとして造られ、古いポプラ並木から採取された挿し穂から育てられたとか。

少しキャンパスのはずれですが良い景観です。
正面奥に「三角山」が見えます。
隣の「第一農場」には牛が放牧されていました。奥が先に訪問した「ポプラ並木」。

【札幌農学校第二農場】
最後に一縷の望みを託して国指定重要文化財「札幌農学校第2農場」へ足を延ばします。農場内に池があるので万が一の可能性があるのではとやってきたのですが・・。
オシドリもマガモもいませんでした。残念でした。
それでも開拓時の北海道における近代的な大規模有畜農業普及の拠点としての諸施設が残されている「札幌農学校第2農場」は見ていても美しい姿です。写生する人も4~5人いました。

最後に「イチョウ並木」に見つつ「中央道路」を正門方向へ戻ります。
「古河講堂」前を通って・・。

正門脇の「大志を抱いて」碑に着きました。以上で散策終了です。

今日は期待通りにはいかず少し残念な散策でした。それでも北海道大学キャンパスは初夏のこの時期は緑に溢れています。歴史感じる建物群なども見学しつつ歩いているだけでとても気持ちが爽やかになります。そんなことで今日も良しとしましょう。ありがとうございました。

「北海道大学」
札幌市北区北8条西5丁目 011-716-2111(代表)
(2022.6.7訪問)

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