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札幌・円山生活日記

札幌で花見2022~北海道大学~

1876(明治9)年に札幌農学校として開学した「北海道大学」。「モットーは「Boys, be ambitious!」。「大志と歴史と自然がつまったキャンパス」は観光客や散策する市民で人気です。桜の見所も多数あります。

今日は花見と散策に「北海道大学」にやってきました。昨年と同じ日なのですが今年は桜の開花の進行が速そうなので少し心配です。できれば前日の好天の下で花見をしたかったところですが前々からテニスが予定されていたことから少し天気の悪い本日の訪問となりました。結果は少し盛りを過ぎた花見のようにはなりましたが「北海道大学」の広いキャンパスには色々な見所があり十分に楽しめました。

自宅より地下鉄東西線「大通駅」で南北線に乗り換え「さっぽろ駅」で下車、「JR札幌駅」北口を経て徒歩10分弱で大学の「正門」に到着。
 
「正門」を入り「中央ローン」に向かって歩いていると「百年記念会館」前の日本庭園でカメラを構えている人が多くいました。なんだろう?と近づいてみると・・。
「オシドリ」のカップルを撮影されていました。しばらくすれば今年も子育てが見られるのでしょう。

「中央ローン」です。前回3月に来た際には雪に覆われていたのですが今は芝生の緑が戻ってきました。
「中央ローン」を流れる「サクシュコトニ川 」の河畔で応援団のイベントが開催中でした。大きな声が響きます。
何やら長い巻紙に書いた檄文を読み上げ正面の学生に渡していました。新入生(寮生?)歓迎のイベントでしょうか。
110代を超える歴史ある応援団の皆さんは“ボロ羽織”と呼ばれるボロ布をつぎはぎした羽織を正装としているそうです。“ボロ羽織”には50年以上着られているものもあるとか(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 )。一方の学生の方はイベント終了後、寮歌を歌いながら恵迪寮の方へ歩いていきました。青春です。
 

「中央ローン」の「エゾヤマザクラ」。

同じく満開の「ソメイヨシノ」です。 
「クラーク博士像」。

「古河講堂」。

続いて「農学部」へ。こちら本部建物前の「ソメイヨシノ」。

「総合博物館」横の「シダレザクラ」。
 
「大野池」の「エゾヤマザクラ」は見頃を過ぎていましたが・・。
池には「ミズバショウ」が咲いていました。

更に「大野池」脇では開花まで10年を要するとされる「オオバナノエンレイソウ」が大事に育成されています。

一輪咲いたものがありました。ご存じ北大の校章になっている植物です。

秋の紅葉が美しいイチョウ並木も黄緑の新芽が出ていました。

サクラの花見スポットの「工学部」へ。
「レンギョウ」の黄色でピンク色の景色が更に華やかになっていました。
「工学部」前に広がる庭園の「エゾヤマザクラ」と「ソメイヨシノ」。「ソメイヨシノ」の手前に「サトザクラ」の木があったのですが開花していませんでした。
庭園中程の「エゾヤマザクラ」。枝が折れているようです。
「工学部」校舎脇の「ソメイヨシノ」。
「ソメイヨシノ」です。

国の重要文化財に指定されている「札幌農学校第二農場」まで足を延ばしました。
サクラはありませんでしたが庭には一面「キバナノアマナ」が群生していました。
「キバナノアマナ」です。

更に「ポプラ並木」です。こちらも新芽が出ていました。

最後に「農学部」校舎南側の「桑園学寮記念碑」と「エゾヤマザクラ」。
その根元には「エゾエンゴサク」が群生していました。
「エゾエンゴサク」です。

以上で本日の花見と散策は終了しランチへ向かいました。

本日も結構な花見と散策でした。「北海道大学」は歴史溢れる建物群などとともに自然が豊富で見どころがたくさんあります。学内には花見客とともにランニングする人達も多く見られ市民の憩いの場の一つとなっている様子でした。大変良い場所です。ありがとうございました。

「北海道大学」
札幌市北区北8条西5丁目 011-716-2111(代表)
(2022.4.30訪問)

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