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札幌・円山生活日記

「円山ピカンティ」

ミシュランガイド北海道にも掲載されたスープカレーの名店「ピカンティ」の最も新しい店「円山ピカンティ」。“さらっとした食感でありながらスパイスの効いた濃厚な旨味、そして厳選された食材を1皿づつご注文を受けてから小鍋で丁寧に心を込めて仕上げます”がモットー。エスニック感覚のスパイス風味豊かなスープカレーが楽しめます。

本日は週末ランチに「円山ピカンティ」です。地下鉄東西線「円山公園駅」から「円山公園」正面入口に向かう通り沿いに2021年6月末に新規オープンした店です。開店準備中も告知がでていたため「ここにもピカンティができるのか!」と期待していました。開店後3週間近くが経過しそろそろ店も落ち着いてきた頃かと考え本日のランチに出かけて参りました。


「円山ピカンティ」の入る「円山公園ビル」(地図)。「ブライダルハウスチュチュ」の向かいです。

 
「円山ピカンティ」の外観。ワッフルとソフトクリームの店「MARUYAMA WAFFLE」を併設しています。 

店内に入ったところ。右側にカウンター5席と広くとった通路の反対側に4人用テーブル席×3。
テーブル席にはテーブル毎にカウンターには1席1席にタッチパネルが設置されています。
さらに入り口左側の窓際には6人用テーブルがありスクリーンで仕切ることができるようになっています。子供連れなどに良さそうです。

メニューを拝見。スープの種類は「38億年の風」、「曼荼羅」、「アーユルヴェーダ薬膳」の3種類。辛さは「1番:序章(ちょっと辛い)」、「2番:知覚の扉(ほどよい辛み)」(ここまで無料)、「2.5番:覚醒(ちょっと辛め+55円)」、「3番:幻影(辛めがいい方へ+110円)」、「4番:無量(結構辛いのが大好きな方へ+220円)」、「5番:あがり(激辛+330円)」の6段階です。


初めてや迷った客用に「スープ別おすすめ組合せ編」が用意されています。これらも参考にして・・。

タッチパネルで注文です。


まずは「当店1番人気!」の「サクっとPICAチキン」。スープは「38憶年の風」「辛さ2番(ほどよい辛み)」「ライス普通」で税込1,320円。特製の器は一部が高く成形され揚げたチキンがスープに浸らないようになっています。その工夫のチキンはパリパリで骨離れもよく身は柔らかでジューシーです。具材はさらに大振りカットの牛蒡、人参、じゃが芋、茄子、ピーマン、うずら卵。ここも野菜の味が深いです。

スープの「38億年の風」はメニューには“豚骨の濃厚でコクのある旨味をしっかり感じるスープ”と書かれていますが、それ以上に感じたのはエスニックなスパイスの豊富な香り。これまで食べてきたスープカレーは“和風ダシを取り入れた発祥の店”だという「元祖札幌ドミニカ 円山店」はじめ「マタレー円山店」や「スープカレー トレジャー」など和風出汁感じる店が多かったせいか札幌のスープカレーは和の傾向が強いのかと思っていました。ところがこのスープは南アジアを感じるエスニックな味わいです。判り難い例えで恐縮ですがこれをもう少し酸味を強くすると星国名物「フィッシュヘッドカレー」の味に近づくような感じです。好きな味です。


愛別町矢部きのこ園の舞茸使用の「プレミア舞茸」。スープは「アーユルヴェーダ薬膳」「辛さ1番(ちょっと辛い) 」「ライス普通」で税込1,298円。

具材は“肉厚・ジューシーで香り、味、食感が最高!”の舞茸(確かに美味いです)と後は「サクっとPICAチキン」とほぼ同じ。こちらのスープも「38億年の風」がベースのようなエスニック風味で薬膳(漢方薬)の香りがほのかに感じる特徴的な味わいでした。好みはそれぞれですが私は「38億年の風」が推しでしょうか。ただ何れも結構なお味でした。

本日はエスニック感覚のスパイシー・スープカレーを堪能しました。特に「38億年の風」は円山で南アジアの風を感じた気分です。このスープ、札幌に4店舗ある「ピカンティ」で少しずつ異なるラインアップの中でも全店定番の人気味というのも納得です。大変気に入りました。ご馳走様でした。

「円山ピカンティ」
札幌市中央区大通西28丁目1-2 円山公園ビル1F
TEL:011-624-6359
通常営業時間 11:00~21:00(20:30 L.O.)
デリバリー受付時間  11:00~20:00
(2021.7.17訪問)

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