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札幌・円山生活日記

「らーめん山頭火 旭川本店&ヨシノリコーヒー旭川駅前店~富良野・美瑛・旭川観光旅行(2日目食事編)~」

北海道のほぼ中央に位置し紫の絨毯を広げたようなラベンダー畑が美しい「富良野」。十勝岳が生んだ雄大な丘の景観のまち「美瑛」。そして豊かな自然と都市が調和した美しい街並みの「旭川」。その「旭川」での食事は旭川出身のオーナーが東川町の田んぼの真ん中にオープンさせた「ヨシノリコーヒー」の2号店と旭川を発祥の地とする世界に展開する「らーめん山頭火」の本店。ともに旭川由来です。

ラベンダー畑(ファーム富田)」と「美瑛三大パワースポット」を巡った「富良野・美瑛・旭川観光旅行(1日目)」に続いて「富良野・美瑛・旭川観光旅行(2日目)」の食事編です。「旭山動物園」に出かける前の朝食は「JR旭川駅」真ん前の「ヨシノリコーヒー旭川駅前店」で、動物園訪問後の遅い昼食はこれも駅近くの「らーめん山頭火 旭川本店」でいただきました。

【朝食:ヨシノリコーヒー旭川駅前店】

「JRイン旭川」を出て「宮下通」を渡り「平和通買物公園」へ。
その角の「ホテルウィングインターナショナル旭川駅前」の1Fに「ヨシノリコーヒー旭川駅前店」があります。東山町の地下水の魅力に惹かれて田んぼの真ん中に「ヨシノリコーヒー」を開業したオーナーの轡田芳範氏が“あたためてきた思いを目の前でカタチにするヨシノリコーヒーの旗艦店”として2019年7月に旭川駅前にオープンさせた2号店だそうです。場所も良く朝早くからの営業なので9時30分の動物園開始すぐに入園できるように食事するにはぴったりです。


店に入るとオーダー方法が書かれています。①注文方法はまず好きな席に着きます、②席でメニューを確認し注文品を決めて、③カウンターでオーダーし会計を済ませます、④席に戻って店の人が持ってきてくれるオーダー品を待つ、というシステムのようです。

店内の様子。こちらオーダーするカウンターと窓に面したカウンター席。
右側に東川町のアンテナショップ「東川ミーツ」があり奥にも席があります。
奥の「平和通買物公園」に面した明るいテーブル席。お洒落な雰囲気でこの一角に着席。

スペシャルコーヒーのメニュー。「まろやか」、「コク・深み」、「軽やか」、「華やか」の味の傾向と「チェリー」、「アプリコット」、「ピーチ」、「ナッツ」等のワインのように現れる香りを表記しています。さすがの充実のラインアップです。
「オールデイ・モーニングセット」のメニュー。
単品の食事もののメニュー。これらから選びカウンターで注文しました。

飲物も食べ物も心を込めて制作のようで少し時間がかかります。急ぐ人には向かないかも知れません。動物園行きのバス便には余裕があるので「東川ミーツ」の品々や店内を見て待ちます。こちらは東川町の広報誌に紹介されたオーナー氏の記事。

まずは飲物が到着。セットの「ホットアメリカーノ」。一口飲んでみると・・良くあるタイプの薄っぺらいアメリカン・コーヒーとは一線を画する酸味とコクを感じる深いコーヒーです。これは美味いです。

そして「クロックムッシュ・セットA」同1,320円。旭川市コートルミエールのパンと東川町ファームレラの「大雪なたまご」使用とか。トーストの上に瑞々しいトマトにピーマン、バジル、チーズ、半熟卵がのっています。クロックムッシュというより野菜たっぷりのチーズトースト感覚です。備え付けのフレッシュ野菜とカレー味のポテトサラダも美味しいです。


こちら単品のスペシャリティ・コーヒー「季節ブレンド ’21夏」税込み792円。フレンチプレスで出てきます。「当店のコーヒーは温度によって香りが変わってきますので(少しづつお飲みください)」と。店のメニューには“チェリー、アプリコット、ブラウンシュガー、滑らかな口当たりと続く甘さ”と書かれています。そこまで嗅ぎ分けられませんですがまろやかで香高い味わい深いコーヒーです。

「スパイシロース」同429円。ロールパンにハム、チーズ、タコスミート、サルサソースが入っています。ポテトサラダとゴボウスライスに赤パプリカが付け合わせ。いずれも拘りの食材の感じがします。特に表面がカリっとした旭川市コートルミエールのパンが美味しかったです。

「ヨシノリコーヒー旭川駅前店」では予想をはるかに超える充実した朝食でした。祖業のコーヒーはもちろん、食材、ロケーション、店内の雰囲気とも上出来です。オーナー氏が“あたためてきた思いを目の前でカタチにするヨシノリコーヒーの旗艦店”と胸を張るだけのものはあると思いました。次回も食事にまたコーヒーだけでも立ち寄りたい店でした。ご馳走様でした。

「ヨシノリ コーヒー 旭川駅前店」
旭川市宮下通7-3112 ホテルウィングインターナショナル旭川駅前 1F
電話 0166-26-5575 
営業時間 7:00~19:00 日曜営業
定休日 なし


【動物園後】
以前旭川に旅行に来た際にタクシ―の運転手さんにお勧めラーメンを聞いたら「今の若い人は豚骨ラーメンとかが好きなようだが昔からの旭川地元民はやっぱりサッパリ醤油味だね」と言って「青葉」に連れて行ってくれました。その教えにより今回も動物園後に訪問したのですが「只今仕込み中」との表示。バスのエンジン・トラブルが無ければ休憩前に間に合ったかもと思いましたが・・。

【昼食:らーめん山頭火 旭川本店】
それでも近くに「らーめん山頭火 旭川本店」があります。国内はもとより海外にも広く展開する「らーめん山頭火 」の発祥の地、旭川の本店です。

店内に入ると14時を回っていたからか空いていました。一番奥のテーブル席に座り店内を見たところ。入口左側(写真では右手奥)にもカウンター席があり広々とした店内です。

メニューを拝見。はやり創業の「しおらーめん」が大きな写真で紹介されています。「とんこつをゆっくり時間をかけて優しい白いスープに仕上げました」。

更に「数量限定/グループ2食まで」の変わり種「ペペロンチーめん」。

まずは「しおらーめん」税込み850円。創業当初からという反りのない小ぶりで底の深い特注の器で出てきます。スープの温度が冷めにくいよう厚みを持たせているそうです。具材のチャーシュー、メンマ、木耳、ナルト等とともに中央に小梅が添えられています。そして独自の製法で試行錯誤を繰り返し改良を重ねてたどり着いたというクリーミーな豚骨白湯スープ。「ラーメン山岡家」のようなワイルド感ではなく、ある意味洗練されたクセになるやさしいコク旨味です。 
麺は中(太)麺でクリーミーなスープが良く絡むコシ強まろやか味です。


「ペペロンチーめん(ペペロンチーノらーめん)」同900円。上記の豚骨白湯スープをベースにパセリとガーリック・スライスで香りを乾燥赤とうがらしで辛みを加えパンチのある味わいになっています。
麺は中(細)麺で少し固めの博多のラーメンのような感じす。これはこれで創意工夫感のある美味しいラーメンでした。

1988年(昭和63年)3月10日(さん月とうか) に旭川で開業した「らーめん山頭火 (さんとうか)」。以来ラーメン業界は大きな進化を遂げた中でも幅広い世代に受け入れられる安定したラーメンを提供し続ける繁盛店です。その人気は国内のみならず北米や東南アジア等の海外にも及びます。今後も多くのラーメン愛好家たちの満足感と腹を満たし続けるのでしょう。ご馳走様でした。

以上で1泊2日の「富良野・美瑛・旭川観光旅行」記録は終了です。お付き合いありがとうございました!

「らーめん山頭火 (さんとうか) 旭川本店」
旭川市1条通8-348-6 MANNY BLD 1F 0166-25-3401
営業時間 11:00~22:30 (L.O.)22:00 日曜営業
定休日 無休
(2021.7.15訪問)

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