「北海道立近代美術館」2階のカフェ「KINBI nicojica(キンビ ニコジカ)」。広々とした明るい店内で上質なコーヒーやスイーツ類が楽しめます。アート鑑賞後の一休みに最適です。店内の壁にもアート作品が展示されています。
本日は道民から「キンビ(近美)」の愛称で親しまれる 「北海道立近代美術館」内のアートカフェ「KINBI nicojica(キンビ ニコジカ)」でランチ&カフェタイムです。昨年の3月に北24条のギャラリー「salon cojica」が運営する「COJICA COFFEE」の2号店としてオープンした店です。コロナの影響や近代美術館の臨時休館での休業などもありましたが展覧会の度に店前を通り気になっていました。“是非一度!”と訪問機会を伺っていたところ店のinstagramで12月20日(火)〜12月25日(日)の期間限定・数量限定で「KINBI nicojica オリジナル ホリデースペシャルプレート」を提供するとのこと。これは良い機会と提供初日に早速予約をして出かけてきました。
「北海道立近代美術館」東門。
正面入り口前の安田侃氏作「無何有(むかう)」。
ロビー中央のエミール・アントワーヌ・ブールデル氏・作「力」。
「KINBI nicojica(キンビ ニコジカ)」は2階にあります。カフェは美術展を鑑賞しなくても利用できます。
入口から店内を見たところ。大きく開かれた窓から明るい陽射しが差し込んでいます。
予約名を告げると奥の席に案内されました。同席より入口方向を見たところ。
白い壁には「saloncojica 」のコレクションが展示されています。
席から見た窓外の風景。エゾリスらしき動物の足あとです。知事公館の庭ではよくエゾリスを見るのですが2階のこんなところまで登ってくるとは驚きです。
席には予約カードが置かれていました。「ホリデースペシャルプレート」は数量限定のため予約推奨だそうです(予約はinstagramのDM または 店頭にて受付)。
「ホリデースペシャルプレート」のメニューがテーブルに置かれています。
「ホリデースペシャルプレート」はデザートなので何か昼食にとランチメニューを拝見。迷った末に「ニコサンド」を注文しました。
先ずは「NICO SAND(ニコサンド)」(単品;税込み780円)と「Pumpkin Latte(かぼちゃラテ)」(同730円)。
「Pumpkin Latte」は“国産かぼちゃピューレーをたっぷり使用し、かぼちゃのやさしい甘みを活かしたアレンジラテ。シンプルながらもトップのチョコレートソースが甘い香りを引き立て、エスプレッソの苦味が苦手な方にもトライしやすい味わいに仕上げました。冬の訪れに備えてぜひ栄養補給にもどうぞ”とのこと。かぼちゃの天然の甘さが良い感じです。
「NICO SAND」は“看板メニューのひとつ。たっぷりの新鮮なお野菜と鴨肉のパストラミを挟んだボリューム満点のサンドイッチ”です。
“どうやって食べたら良いか尋ねられることもしばしば。グッとしっかりつかんでガブりといって欲しいところですが、もちろん自由に楽しんでくださいね”ということで大口を開けてガブりといただきました。ナイフも用意されますので切り分けようかとも思ったのですがボロボロと見映えも悪くなりそうで・・。ボリューム満点で具材の味も良いのですが若干食べにくいかも・・。
「Hoiday Special Pate(ホリデー スペシャル プレート)」と「BLEND 25(
ニコブレンド)」。セットで同1,500円。
ニコブレンド)」。セットで同1,500円。
インテリアブランド「DULTON」製のカトラリーが用意されます。
「Hoiday Special Pate」は「ぶどうのタルト」「ティラミス」「チーズケーキ」の3種類のケーキに「メレンゲクッキー」「季節のフルーツ」「アメ細工」に「自家製ぶどうソース」が添えられます。いずれもメリハリの効いた味わいで美味しく特に印象的だったのは「ティラミス」!“nicojica自慢のエスプレッソをたっぷり使用した特別なティラミス”ということでした。
店オリジナルブレンドの「BLEND 25(ニコ)」は“〈誰にでも飲みやすく、愛されるように〉との想いを込めたオリジナルブレンド。キャラメルのような甘い香り、マイルドな口当たりで食事やデザートにも相性ピッタリなコーヒーです”。バリスタさんが注文毎に豆を挽き一杯一杯淹れてくれます。中煎りの爽やか味でした。
美術館・博物館を含めイベントスペースに設置される飲食店にはあまり期待できないとの思いがあるのですが・・札幌では誤った先入観だと又しても認識させられました。味も見映えもよいフード・スイーツ・コーヒーを堪能させていただきました。大変結構でした。ご馳走様です。
美術館内のアートは何度も来て見ているのですが改めて。安田侃氏・作「天秘」。
寺田榮氏・作「風景」。
1階ロビーの大きなタペストリー。プラブハカール・ナイク=サタム氏・作「生」。
雪に覆われた前庭。
山内壮夫氏・作「子を守る母たち」。この他にも野外彫刻があり展覧会鑑賞料金を払わなくてもアート鑑賞ができます。
約270もの作品を一堂に展示する「砂澤ビッキ展」は来年1月22日までです。お見逃しなく。
「KINBI nicojica(キンビ ニコジカ)」
札幌市中央区北1条西17丁目 北海道立近代美術館2階
営業時間 10:00~17:00(L.O16:30)
定休日 月曜休館、営業日は美術館に準ずる
(2022.12.20訪問)