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札幌・円山生活日記

札幌で花見🌸2024〜北海道大学植物園~

札幌都心部にある「北海道大学植物園」。札幌農学校(北海道大学の前身)の教頭だったクラーク博士の進言に始まり、宮部金吾博士の計画・設計により1886年(明治19年)に開園した日本で2番目に古い植物園です。広さ13.3haの園内には約4,000種類の植物が見られるほか歴史ある建築物も当時の趣を残し保存されており都心の「緑のオアシス」として多くの市民に親しまれています。

今日は【札幌で花見🌸2024】として「北海道大学植物園」にやってきました。昨年購入し使い残した回数券(有効期間1年)の有効活用でもあります。失効日が迫っていたので4月29日(月)の冬季休園開け早々に出かけてきました。結果的にはエゾヤマザクラなどは見頃過ぎでしたが『流石は北大植物園!』で多くの花々などを楽しむことができました。そんな散策模様です。
「北海道大学植物園」の正門入口。場所は「JR札幌駅」、地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ駅」、南北線・東西線・東豊線「大通駅」、東西線「西11丁目駅」のいずれからも徒歩圏で都心の便利な場所にあります。  
正面入口前に設置されている花壇のネモフィラ。植物園の入園料は16才(高校生)以上で税込み420円ですが6枚回数券は同2,220円、1枚あたり370円となります。今回で昨年購入分を使い切ったので次回には再度回数券を購入します。
入園して右側から反時計周りに園内を1周します。まずは「宮部金吾記念館」。正面左にはスミス女学校(現北星学園)の創始者サラ・C・スミス女史がアメリカから持参したとされる札幌最古のライラックがありますが開花には至らず蕾固し状態でした。園内のライラックは大通公園などと比較すると開花が遅いようです。 
灌木園を経て「ハルニレの森」へ。
「ハルニレの森」南側には桜林があるのですがエゾヤマザクラはほとんどが終期でした。
それでも1本元気に花を咲かせる木がありました。
エゾヤザクラとしては今期最後の楽しみでしょう。
今の時期に楽しめたのは「ライラック並木」裏のミドリザクラです。

ミドリザクラはマメザクラの緑のタイプで静岡県御殿場市で発見され牧野富太郎博士によって記載された桜だとか。通常赤い部分がすべて緑色なのでミドリザクラという名がついたそうです。

りが良くミントのような初夏を思わせる爽やかな花でした。

今回の植物園散策でミドリザクラとともに印象的だったのは数多くの山野草たち。園内は春の妖精たちの宝庫のような様相でした。
たくさんのシラネアオイ。

エゾエンゴサク。円山公園界隈では終わりかけていますが園内では至る所で数多くの花を咲かせたものを見ることができました。

ニリンソウ。

オオバナノエンレイソウ。

キクザキイチリンソウとキバナノアマナ。

そして咲き始めたヒトリシズカ。

バラ園近くではキバナカタクリやムスカリとチューリップなども咲ていました。


最後に重要文化財群へ。博物館建築としては国内最古である博物館本館など。


北海道の動物たちのはく製などが展示されいます。本日は園内でリスとの出会いが無かったのではく製のリスたちを見て散策終了です。ありがとうございました。

「北海道大学植物園」
札幌市中央区北3条西8丁目 011-221-0066
開園時間:夏季4月29日~9月30日/9時~16時30分、10月1日~11月3日/9時~16時、冬季11月4日~4月28日/平日10時~15時30分、土曜日10時~12時30分
※各最終入園30分前、冬季は温室のみ開園
休園日:夏季/月曜日(祝日の場合は翌日)、季/日曜・祝日、年末年始(12月28日~1月4日)
入園料:夏季/高校生以上420円、小・中学生300円、冬季/小学生以上120円 
(2024.5.2)

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