カメラマン気分

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ちょっとピンぼけ

2004-08-16 23:41:12 | Weblog
ロバートキャパの「ちょっとピンぼけ」を読んだ。

この本は、歴史の資料として、中学生は読むべき!

歴史の教科書ってのは実感がまったく沸かないのがいけない。
ちょっとピンぼけを読んで、戦争という状況の細部に関して色々なことを知ったよ。
戦争というのは、こういう事なんだ。
歴史の教科書に統計的な言葉を用いて数行で書かれるような物ではない。

世界各地での紛争に対して、戦争に対して、今までとはまったく異なったレベルで思考を深められた。
それは、
「戦争は良くない!戦争反対!」
などというありきたりな、陳腐な、短絡的な言葉ではなく、戦争という状況の中において、一人一人の生活があるのだという事、そんな単純なことに気づかされた。

うだうだ下らない文章書いてる暇があったら

2004-08-16 22:19:00 | Weblog
ピントきちんと合わせて、
露出きちんと計って、
構図ばしっと決めて、
1枚でも多く考えながら撮りまくれよ!
って感じだよねー。

まったくもってやんなっちゃうよ。

だって、頭の中でもやもやっとしてることを
文章にして外に出しちゃうのって楽しいんだもんなー。
セラピストの方々もそういったことは推奨しているらしいよ。
現代はストレスの原因が多すぎる。

ラジカルな、とは言っても

2004-08-16 00:43:14 | Weblog
全然ラジカルじゃないなぁ。やはり人を撮らせてもらっている以上、その画像に対してのラジカルな実験ってやりにくい。

その点、ゴシック撮影に関してはとてもやりやすい。それこそ、顔を黒く塗りつぶしてしまっても、大変喜ばれることが多い。

顔は写っていなければならない。それは当然であろう。という主張はあるのだけれど、では、何故顔は写っていなければならないのか?それは被写体の為か?撮影者のためか?或いは第三者のためか?

そしてそこに、とある観点からの解法を見つけてしまうと、途端に、顔は写っていなければならない、という足枷が無くなってしまう。

卒業の集合写真において、顔は写っていなければならない。多分そうなのだろう。それの持つ意味合い、機能性からして。クラスメートの顔が露出不足で真っ黒だったら、誰だって怒る。

では、コスプレ写真、そして私服撮影で考えると・・・?



酔った頭では、話がまとまらない。

ラジカル、共犯、実験室

2004-08-16 00:21:58 | Weblog


この写真を撮った頃から、モデルさんを撮らせてもらえる機会が格段に増えて、僕としてはとても嬉しいのだけれど、その反面、ある種の困惑があったりもします。モデルさんは、僕に撮られることによって、この写真のような色合いの、光の具合の写真が出来上がってくることを望んでおられるのではなかろうか?

僕は色々な写真を撮りたく、ラジカルな実験を繰り返し、その途中経過としてこの写真が出来上がったわけです。そして継続して更にラジカルな実験を繰り返していきたいのだけれど、果たして、個人撮影でモデルになってくれる子が、そんな写真を望んでくれるのか?喜んでくれるのか?といった不安があります。

そんなわけで、モデルさん募集の文面は、以下のように変えた方が良いのかも知れない。

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僕の、写真に関するラジカルな実験の共犯者になってくれる方を募集しています。モデルさんの期待を、良い意味で裏切れるような写真に仕上げられるよう頑張ります。是非メール下さい!
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なんなんだ、この文面は。