カメラマン気分

カメラマン気分

理性、構図、ファインダー

2004-08-15 23:39:58 | Weblog
言っている事とやっている事が全然違うのって、すごく恥ずかしい。
しょうがないじゃないか、ファインダーを覗いた途端に理性が失われてしまうんだ。
俺は構図がまったくもってなっていないよ。一体どうしたら良いんだ?

コミケ、携帯、エロティック

2004-08-15 21:25:05 | Weblog
今日はコミケに行った。

まずはb-1さん撮影の写真集をゲット。
モデルさんである桜井ノアさんは大変に美人で、可愛らしく、そのノアさんの非常にエロティックなポーズ、状況、そういったものをこれまた大変にエロティックに写し取った、そして、広角レンズを通したb-1さんの眼差しはとても素敵、エロティックな写真となっていたのであった。
肌の質感がたまらないよ。

次は山田さん撮影の写真集をゲット。
小さくて軽くて取り扱いの大変しやすいミノルタのデジタルカメラ。それを片手に、夜の都市を舞台として、光と影、空間と物体、都市と女、そういった要素がせめぎ合い、ある一つの落ち着ける、あるいは困惑する構図に収められているのであった。ちょっとしたブレ、背後を疾走する車、はたまた人間三脚。そこには、Noah、そして如月美緒という二人の女性と都市とのスタイリッシュで、かつ、儚げな関係性が映し出されているのであった。山田さんの写し取るそういった眼差しは大変に格好良い。

僕は次回のコミケの申込書を買い求め、はたして彼らに勝てる写真が撮れるのだろうか?という不安を抱えつつ、写真に勝ち負けなんてないとは分かっていても、やはり、コミケの、そして写真のスペースに出すのであれば、何だか分からないけれど勝ちたい。
そんな事を考えながら、自分の写真の拙さにため息が出るのであった。

それはいいとして、知人に会おうとしても、電話がなかなか通じないコミケという状況はどう考えてもおかしいよ。ドコモは通じたみたいだけれど。がんばれau。

組織、職人、仮想敵

2004-08-15 02:23:07 | Weblog
僕たちには今まで自由気ままにやってきた。
望むことは大抵実現できた。
しかし、近い将来、それは不可能に、少なくとも、とてつもなく困難な物になるはずだ。

その根因は、僕たちのテリトリーに進入してきた太古の職人達であり、あるいは、新たに発生しつつある組織、システムである。

僕たちは今までのやり方を変えるか、とにかく何とかして、これらの脅威、勢力の侵攻に対して断固として踏みとどまり、戦い、あるいは今までとは異なった、僕たちにしかできない方法で、抵抗を試み、奇襲を仕掛け、そして、反撃をしなければならない。

もう一度繰り返すが、僕たちが今まで享受してきた自由は、近い将来に失われる。いや、もう既に失われ始めている。

僕が考案したこれらの状況に対する作戦は、今のところプロフェッショナリズムの放棄であり、アマチュアリズムの先鋭化であり、あるいは、既成観念の徹底破壊であり、アナログの全面否定であり、デジタルの全面肯定である。

今まで僕たちが捕らわれてきた価値観のテリトリーで闘うことは不毛であり、そして、僕たちの自由は、いままさに資本主義に食い尽くされようとしている。

皆で手を取り合って徹底抗戦しようではないか。



妄想だろうか?

お土産

2004-08-15 00:45:48 | Weblog
そうそう、神菜さんに北海道のお土産をもらったよ。

イクラ犬のボールペンと、とうきびバターキャラメル。
嬉しいねぇ。

ありがとう!

キャラメルなんて食べるの久しぶりだよ。
本当にとうきびの、バターの味がする。うまい。

言葉、写真、相乗効果

2004-08-15 00:41:50 | Weblog
今日は神菜さんの撮影であった。
神菜さんとはcosmintの撮影会で知り合ったのであるが、その時に僕の写真をちょいと見てもらったところ、非常に気に入ってもらい、僕からのお誘いも快く承諾して頂き、今回の撮影となったわけである。
こういった出会いと展開とで撮影を撮影をさせてもらうというのは、とても嬉しい。

さて、夜中のうちにcosmint撮影会のプリントを仕上げ、
ちょいと睡眠をとり、待ち合わせ場所へと向かった。
今日の神菜さんの服装は非常に僕のつぼにはまった。
黒と、ビビッドな赤と。いいねぇ。
渡したプリントは大変よろこんでもらえた。

撮影をしつつ、球体間接人形が大好きということで、持参したベルメールの写真集を見てもらった。あの写真集を最後まで面白がって見てくれる女の子は大変少ない。生きたまま死に続け、そして、死んだまま生き続ける、といった観点で作られた人形の写真は、大抵の人間に対して嫌悪感を覚えさせる。その嫌悪感は何故発生するか?という点について考えてみると非常に面白いのだけど。

今日の撮影で色々撮ってみて、技術的、そして機材に関して言えば、スポット測光のできるカメラが、FEロックの出来るカメラが、そして全域で明るいズームレンズが欲しくなった。そんな金ないよ。

しかし、今日は素敵な写真が撮れた。
神菜さんありがとう。


帰りに渋谷に寄ってみたのだが、路上で売られていた写真が目に止まった。
写真作家たつろうさんの作品である。

http://www.geocities.jp/tatsurophoto/

その、写真と言葉とが織りなす空間、感覚、感情が、今の僕の心にぐさりと突き刺さったのだった。
潔く格好良く生きていきたいものだ。

そして、写真と言葉との相乗効果によって発生するメッセージ性を思い知らされた。
彼には言いたいことがあり、伝えたいことがある。
僕にはそんなものはない。

悲しくなった。