乱反射 ~もう忘れて下さいませ。~

と言えるほど、世の中と人生は甘くもウマくもないことは知っている
錯綜する日々の戯言、読書や各外国語の学習の備忘録を

「エリザベス」

2010-01-10 16:12:49 | レンタル電子書店 漫画レビューもどき

久しぶりに 電子貸本Renta! から。

「ハゲタカ」にハマったため、しばらく遠ざかっていたので、「池田理代子特集」があったことを知りませんでした。
で、借りたのが「エリザベス」。連載第一回だけ読んだ覚えがあったので、続き読みたいと思った。
これは映画になったものを基本にしてるので、歴史好きな私としては、物足りない部分が多々ありますね。
映画も「なんじゃこら」・・・の薄い感じだったので、しゃあないか。

「池田理代子特集」で最も読んでみたいのが、「おにいさまへ…」なんですわ。
途中までしか出てないので、どうせなら完結してから読みたい。
「ベルばら」は持ってるし、「聖徳太子」も持ってた。引越しの際に売ったけど。

この池田版「聖徳太子」は、山岸凉子の「日出処の天子」を読んだ方なら、まるでネガとポジの関係みたいに思われるかもしれない。(あるいはパロディ)

「日出処の天子」に、聖徳太子所縁のお寺関係者が怒り狂ってたのだ。(その関係者所縁の高校に通ってたので、多少は内情を知ってる。図書館に「日出処の天子」は置いてあったけどね・・・)
そこでお寺関係者が池田理代子さんに全面協力して、「聖徳太子」が描き上げられたのだ。
だけど「日出処の天子」があまりに有名なため、池田さんもやりにくかっただろうな、と推測される。

閑話休題。
「おにいさまへ…」は、昔BS1でアニメ化されてて、それを観てました。アニメ「ベルサイユのばら」のスタッフが主に参加されてたのかな。
アニメは多少、内容を変えてたようなので、その違いを知りたいのだ。

またテーマソングがすごかったんだ、これ。「作詞:小椋佳 作曲:原田真二」だもんね。メロディが「ああ、原田真二だよなあ」って感じが、なんとなく分かる。
今も歌えるよん。
「右の手に 黄金(きん)の器 左手に 銀の器
どちらかだけでは倒れてしまう 誰もが持ってる 二つの願い 器」


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