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バスを待ち続けている。
携帯の電池がやばい。
天気が良すぎて画面が見えない。
友達の友達辺りにまでメールを出してみる。
返答は求めない。むしろ、返ってきたら嫌かもしれない。
自分勝手なのかもしれない。
絵文字、顔文字にもだんだん飽きてきた。
ピンクと黄色、青とかそんな色ばかりで、肝心の文字が投げやりになりそうで怖い。
まあ、そんなに内容なんてのはないから別に。
親指の付け根がだんだん重くなって来る。
携帯がとても熱い。
バス停の前を通り過ぎる車が、視界の端に忙しない。
時々上目づかいでバスの到着を確認しようとしていたけれど、その雰囲気さえ見出せなくて、止めてしまった。
私たちは常に何かを待っているし、待っていない。
到着を待ち焦がれるし、恐れたりもする。
つまりはその場を離れずに、迷子になる方法を見出している。
私は少し、習熟しすぎてしまったらしい。
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