
3日のツール・ド・国東へ参加するため朝8時自宅を出て友人を車に乗せて大分県を目指す。
途中、これまで行ったことのない観光地の耶馬溪(ヤバケイ)に寄る。菊池寛の小説「恩讐の彼方に」で青の洞門が取り上げられていて江戸時代、禅海和尚が難所の山を手掘りで穴を空けて道をつけて困っている人々を助けた史実と現物のトンネルが一部残っていて大きな観光地となっている。

近くの羅漢像がある寺院もみたが登山道にある石仏などが倒れてそのままになっていたり山道が荒れていたりして同じ地域でも人の注目の違いでこうも違うのかと思った。
お恥ずかしいことに青の洞門を知らなかった私だったが、この和尚の偉業について初めて友人と説明看板・碑文などで詳しく知ることとなった。
今度、小説「恩讐の彼方に」を読んで見たくなった。