あき子日記

バイオリンと日々の出来ごとを綴っていきます♪

留学時代の体験談

2010年12月22日 | 留学時代の思い出
海外に住んでいると、自分が「日本人」だと強く意識します

日本人はいつでもニコニコしていておっとりおしとやかで、
そこがいい所だなあと強く思いますが
留学時代、初めてできたドイツ人の友達に言われてショックだった事があります
それは、

「Akiko、ニコニコしているだけだと、何を考えているかわからないよ!喜怒哀楽をもっとしっかり表しなよ!」

といわれた時は、ショックというか、国民性の違いを痛感しました

確かに、ドイツ人はすごく喜怒哀楽を出します
例えば、買い物に行き、レジで

「2ユーロです」

と言われ、お財布に10ユーロ札しかなかった時、10ユーロ札を渡すと、

すごく嫌な顔をされて

「細かいお金ないのか?」

と聞かれ、

「ないです」

と言うと、

「チッ

とムッとしながら舌打ちされた事何回もあります

お客様は神様じゃないのか~

と思いましたが、ドイツ人、嫌だなと思ったこと、嬉しいなと思ったこととか、すごく素直に表現します

このようなドイツ生活を5年間過ごして、日本に完全帰国した時、
お店に行くと、
店員さんがやたらとニコニコ、何回もお辞儀をして、何も悪くないのに必要以上に

「申し訳ございません。少々お待ち下さい」とか謝る姿を見た時、

なんだかやりすぎだなあ、下に出すぎ・・・
とちょっとやりすぎだなあと感じた自分がいました

その瞬間、

あっ私、ドイツ人と同じ感じ方になってる・・・・

と思った瞬間でした

でも気をつけないと、ドイツ人のような喜怒哀楽を直に表し日本で生活すると、
日本では「わがままな人」になってしまうので、注意が必要です

留学時代、国民性の違いを感じることは沢山ありましたが、その中の一つのお話でした


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