grow 徒然日記

花と緑・・・ときどき犬

京都の草花

2014-06-23 10:21:38 | 日記
近頃は雨模様が多いですね~

雨あがりの朝などは、少しひんやりして感じるほどです。

そんな早朝の涼感は、京都の竹林や楓に囲まれた景色を想います

先日京都へ行った折に、平家物語ゆかりの祇王寺に立ち寄りました
つつましやかな草庵で、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより追われるように都を去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られています。

外は太陽が燦々としてうだる暑さなのに、空高く伸びた楓に守られるようにして見事な景観が広がっていました


カタツムリ(大きい!)も気持ちよさげで、草花も心地よく咲くという雰囲気のなかで吸う空気の気持ちのよさ
脳にまで浸透する、密度の濃い空気です
地球の香り

春夏秋冬の景観が素晴らしいそうで、四季折々の姿を見てみたいものです

祇王の心がまさしく後世に残った・・
平清盛の寵愛を祇王から奪った形となった白拍子の仏御前も、“明日は我が身”と悟りこの尼寺に身を寄せ、祇王、祇女、母刀自、仏御前の女性4名は、一途に後世の幸福を願ったとあります。

いつの世も女性の芯の強さは優しく、美しく、まっすぐですね

凛と咲いていた桔梗にその姿を重ねて



なんとも可愛い葉もありました双葵(だったかな?)
二枚の葉が、対生で一対の姿で、葉の形がハート型に見えるのでラブラブリーフと個人的に名づけました


大きな木に守られると、下界はこんなにも心地よいものなのか・・と改めて思います。
家にも覆うほどの大きな木が欲しい夏はずいぶん違うでしょうね別荘などとは違い、街中では難しいことではありますが。

クーラーをつけるパワーも節約できて、CO2を吸ってくれるとってもエコ

今週は、growのテーマソングであるUAさんの“大きな木に甘えて”(勝手にゆってるだけですが)のリズムで
後世の世に大きな木がたくさん残りますように




散ってもなお、美しい姿を残してくれる余韻の持ち主 夏椿の花    祇王寺にて