今日は夏休み最後の練習日でした。
一部の子たち。昨週は4人でしたが、今日は15人の参加でした。
前の週に続いて側方倒立回転の練習を進めようと考えていました。
側方倒立回転の動きを文字にすると、「左手」→「右手」→「右足」→「左足」となります。
運動の動線が手手足足と移動していきます。
こういう動作の移動を「協応動作」といいます。
縄跳びの前跳びの動きでは、「手→足→手→足」の連続となります。
これは、「手足の協応動作」です。
跳び箱では、踏切→着手→着地という「足→手→足」の動きとなります。
これも手足の協応動作です。
ですから、縄跳びの前跳びができる子は必ず跳び箱の開脚跳びができます。
手足の協応動作のリズムが身についているからです。
逆にいうと縄跳びの前跳びができない子には、跳び箱の開脚跳びは難しい動作になります。
それで今回の練習からマットの移動稽古のときに、スキップしながら拍手をするとか、横に跳ぶギャロップをしながら手を叩くという動作をする練習を取り入れました。
ともあれ、今日は前の週よりももたついた練習になってしまいました。
側方倒立回転に関連性のある運動を易から難へつないだ練習内容を構成して計画しました。
ところが子どもにとっては持っている実力や実態とはちょっと離れた練習順だったようです。
そのため、私が提示した課題ができない子が出てきました。
私の立てた練習計画が荒かったということです。
できない子をできるようにするのが体操教室です。
次回はさらにスモールステップを考えた練習内容をやってみます。
またおうちでも、ブリッジ30秒、開脚の柔軟(前30秒、左右30秒)、縄跳び100回、倒立。
この4つをやっていただけるとありがたいです。
なお8月31日(土)は市民体会体操競技の部で試合がありますので、練習はありません。
次の練習は9月7日(土)です。