あきまさブログ

日々平安なれ

御御御付

2013-06-30 | 日記
朝から暑くなりそうではあるけれど、西の空が黒っぽい。
はて曇りの予報ではあるが雨も降るかな。
新橋へ参ります。

これは新橋の王将を撮ったところ。


かにかにさんが、新橋の王将はどこにあるのだろう、と言われたのを思い出しまして。
JRのガード下です、向こうのガードの上に見えるのが新橋駅。
今日はこちらでは食べません、行列になっているから、しかし、見ているうちに入店しました。
ウィンズで少し購入しまして次へ。
今日は日本橋図書館に予約した本の引き取りがメイン。
借りるとなったら一冊では惜しいから、イヤ表現がおかしいかな?他にも借りました。
どうせ返しに来るなら一冊ではもったいないから。

池部良「天丼はまぐり鮨ぎょうざ」読了。
池部さんは2010年に92才で亡くなっているから長寿だ。
この本は2007年発行だからスゴイ、89才のときだ。
本の奥付にも「俳優、エッセイスト」と紹介されているとおり随筆も面白い。
この本は題名のとおり、美味しいものを取り上げているもの。
しかし、美食のものでなく、池部さんの若い頃の経験を書いたもの。
小学生低学年から俳優になったばかりの頃までのお話が主体。
父君は洋画家ですって、朝日新聞の挿絵も書いたり、日展の審査員をしたりの人。
母堂は岡本一平の妹、だから岡本太郎は池部良とはいとこになる。

例えば、味噌汁なんて言うなと言われている。
おみおつけ、とか、おつけとか言うようにしつけられている。
父母ともに江戸っ子で、父は神田、母は京橋生まれ。
父は二言目には「ばかやろう、江戸っ子は・・・」としょっちゅう言っている。
江戸っ子の、戦前戦後の一般市民の、食生活がよく分かる本です。
300ページあるけれどあっという間に読んでしまう本です。

お昼は混雑を見越して一時半頃に高田の駅に着いたのに、トンカツ屋さんの店には数人の待ち人。
仕方なく隣の中華、回鍋肉定食。


馬は当たりました。
経費も出て、良かった良かった。
御御御付と書いて、おみおつけと読みます。