ミツマタ

漢字で書くと「三椏」です。

沈丁花ほど強い香りではありませんが、近づくととても清楚な芳しい香り。
どうやら沈丁花と同じ“ジンチョウゲ科”の花らしいです。
楮（こうぞ)・三椏」と言うと、和紙の原料としても有名ですね。
古くから、日本人の傍にあって、春を告げてくれていた花なのだと思うと、何だか愛おしく感じられます。
昔の人たちは、その和紙に恋の歌をしたためていたのかと想像すると、尚更ロマンティックです。

花が咲いていると良く分かりませんが、花を付ける枝先が3つに分かれているところから、この名が付いたと言われています。