青春１８きっぷで行く春の静岡旅 その５～茶畑を行く

前回からの続き

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蓬莱橋を渡り終えて、森の中を続く坂道を上って。
つまり、牧之原台地の上に上がった。

そして、目にしたのは一面見渡す限りの茶畑だった。



ここから次の目的地、牧之原公園まで距離にして約５．５ｋｍ。

ナビによると、徒歩１時間１０分歩くことになる。

時計はまだ８時すぎ。

よっしゃ行くぜっ



畑からはみ出さんばかりの茶の木。

風で飛んで畦に生えた“ド根性（？）茶の木”。


整然と刈られた茶の木～


近づけば茶摘み寸前の新芽が出ている。



天ぷらにしたら美味しそうだナ。

道の両側は右も左も茶畑。


坂もなく、平坦な道路をただただ歩いた。

片道一車線で道幅もさほど広くない道路を制限速度オーバーの車が走っていくから
フラフラ歩いていると、実は危ない。

ほかにハイカーもなく、なんつかー茶畑の中を孤独に黙々と歩いた。

だんだん、飽きちゃって

ナビを更新しては残りの距離数や時間を気にするようになった。



青い茶畑？

近づくと青い網がかけられていた。


日除けとは思うけど、青い網をかけることでどういう効果があるのだろう？

抹茶なら真っ黒なシートで完全に遮断する。


茶畑越しに大井川も見える。

茶畑も時々は代替わりするのねぇ。





さすが農林水産大臣賞をお茶ですか。


側溝脇にやｔは季節の花が。




まさに「雑草という名の草花はない」。

時には人家の前も通り過ぎながら～


やっと、公園に近づいてきた～


９：２５、とうちゃこ。


栄西禅師像を見上げて、ホッとした。

この季節でよかった。

夏に来たら、熱中症できっと倒れる。

冬に来たら、冷たい風の中で風邪を引くだろう。

日差しも雨風も防ぎようのない、台地の中。

昨年９月に台風で計画を中止したのは、実は“当たり”だった。

と思った。

次回へ続く～