開館50周年特別記念展(後期) ※12/9まで
池田市の五月山の麓にある阪急創始者・小林一三の旧邸。
400円の目録がいい。
(白黒コピーだけど、このくらいシンプルな方が実物を観た印象が強く記憶に残る気がする)
印象に残った茶道具は利休茶杓、宗旦の茶杓、長次郎最晩年の作と考える黒楽・銘「老松」、道入、一入、光悦、乾山、道八の茶碗。
朝鮮唐津の一重口水指。黄瀬戸の鉢、信楽手鉢・銘「大やぶれ」など。
財力にあかせて、よくこれだけ集めたナ、という感じ。
茶室では、逸翁(一三の号)が自らの茶の湯で愛玩した道具にて、呈茶をいただいた。
相伴席に椅子を置き、客はそこに腰掛ける。
茶室は三畳台目で向切の炉だったかなぁ。
益田鈍翁筆の横の掛け物。言葉は忘れたけど、山の月が云々という内容だった。
表具裂の中廻しの一文字の裂地が海外のものでお洒落だった。
香合が宝珠で小ぶりだけど、なかなか。
竹花入と茶杓は近衛文麿手作りで、茶室開きのお祝いでもらったもの。
茶杓の銘は「橙」
果実の橙に「家が代々栄えますように」を掛けたらしい。
主茶碗は楽家十三代の惺入がこの邸に滞在した際に手づくねし、逸翁が文字を彫り、焼き上げた白楽。
当時の交友関係が偲ばれて面白い取り合わせだった。
呈茶の応対は「うーーっ」なのが残念だったけどね。
(同じ流派だけに、ちょっと情けなかった)
池田市の五月山の麓にある阪急創始者・小林一三の旧邸。
400円の目録がいい。
(白黒コピーだけど、このくらいシンプルな方が実物を観た印象が強く記憶に残る気がする)
印象に残った茶道具は利休茶杓、宗旦の茶杓、長次郎最晩年の作と考える黒楽・銘「老松」、道入、一入、光悦、乾山、道八の茶碗。
朝鮮唐津の一重口水指。黄瀬戸の鉢、信楽手鉢・銘「大やぶれ」など。
財力にあかせて、よくこれだけ集めたナ、という感じ。
茶室では、逸翁(一三の号)が自らの茶の湯で愛玩した道具にて、呈茶をいただいた。
相伴席に椅子を置き、客はそこに腰掛ける。
茶室は三畳台目で向切の炉だったかなぁ。
益田鈍翁筆の横の掛け物。言葉は忘れたけど、山の月が云々という内容だった。
表具裂の中廻しの一文字の裂地が海外のものでお洒落だった。
香合が宝珠で小ぶりだけど、なかなか。
竹花入と茶杓は近衛文麿手作りで、茶室開きのお祝いでもらったもの。
茶杓の銘は「橙」
果実の橙に「家が代々栄えますように」を掛けたらしい。
主茶碗は楽家十三代の惺入がこの邸に滞在した際に手づくねし、逸翁が文字を彫り、焼き上げた白楽。
当時の交友関係が偲ばれて面白い取り合わせだった。
呈茶の応対は「うーーっ」なのが残念だったけどね。
(同じ流派だけに、ちょっと情けなかった)
さて、私の時は香合は逸翁が拾った栗を透き漆+乾漆で香合にしたもの。掛け物も近衛文麿でした。あそこの呈茶、ボランティアっぽいのであんまり文句付けらんない。地元の裏の方が茶器とか持ちだしらしいですし。
さておき、逸翁の後半展示、行きたかったです。
逸翁の前期だった分、湯木で富士山みれたのでよしとします。
湯木は今、吉兆が揺れてるのでちょい先行きが恐いですね。
私は白楽では喫んでません。
ご期待に添えず、スミマセン。
しかし、この程度で反応していたら、すごいことになります。
お茶会行く度に間接キスになります。
濃茶席に入ったら~。
喫み回しですからねぇ。
懐紙で清めるとはいえ、喫む濃茶は同じ。
でも、たまたま隣り合わせ見ず知らずのヒトと~。
ですから~。
けっこー、イヤだなと感じることもあります。