昨日も書いたけど、当blogが開設以来1,000日を超えた。
モチロン開設は誰でも出来るし、放っておいても日数は経過して1,000日を超すんだけど~。
毎日1回更新を欠かさずに、合計1,000の話題を積み上げることは、たぶん早々はできない。
また、話題も一つのテーマに絞って書き続けることも、なかなかは出来ない(と思う)。
ワタシ自身、まさか千日間も続けられるとは思わなかった。
千夜一夜物語のシェエラザードも、途中きっとしんどかったんだろうなぁ。
このblogの初日に遡っていただけるとおわかりのように、挨拶もなく唐突に始まってる。
何がしたかったんでしょうねぇ。。。当時のワタシは。
たぶん、趣味として茶道を習ってきて、それなりに身についたものはあるのだろうけど、
「これが何の役に立つの?」という、ドン詰まり感(閉塞感)があったんだろうと思う。
最初はよかった。
「お点前を覚える」とか「許状を取る」といった具体的な目標があったうちは。
何も考えずに惰性で習い続けることができた。
数年前、外国人相手に英語で茶道を教えている先生と話したときに聞いたのだけど、
彼らはライセンスを取得することにこだわり、それをpayすることにこだわるそうだ。
(つまり、習うことは“投資”であり、教える資格を得て“稼ぐ”といったような~)
まぁ、旅行でなくビジネスや学問目的の来日だったら、当然のことか。
その時は「やっぱ、感覚が違うなぁ」くらいの感想しか持たなかったつもりだったけど、
その実、心の片隅ではビジネスライクに考えられることを羨ましく思っていた。
だって、自分の茶道はとても中途半端だったから。
確かに、ライセンスは取った。
だけど、ひと様に教えるほどではない。
「免状」ではなく「許状」なので、点前を知らなくても資格はもらえるシステムだからねぇ。
一応、稽古して点前の手順は教えてもらったけれど、完璧にできるわけでもないし。
それどころが反復に厭きて、「これが実生活にどう役立つワケ?」と逆ギレしてた。
点前は下手だし、道具も持ってないし、教える空間もないし、
それらを手に入れるための経済力もナシ。
「今までの茶道への投資した分を回収しよう」なんて、思いもしなかった。
では、今までの時間と投資はどこに還元されるのだろう?
自分のどこに身についたのだろう?
これからの生活の中でどう役立っていくのだろう?
その答えを見つけたくて、とりあえず茶道具を鑑賞することから始めてみた。
茶道を習っているからこそ、まったく素地のないヒトよりは理解できて面白く感じられる、かも。
また、茶道を習っているのに知らないことがたくさんあることを改めて知った。
お茶会に参加するにしても、茶道関連の本も読むにしても、それは同じだった。
今まで習ったことに新しく知ったことを重ねて、何か膨らみが出てきたように感じるし、
生活の中で、例えば抹茶に合うお菓子を探してみたり、抹茶の上手な点て方を考えたり、
いろんなところに広がる楽しさがあることを知った。
それをblogに書く行為の中で、頭の中で整理でき、記憶に残し、忘れても記録に残し、
残すための理解力も養われるようになった。
かな。
茶道の技術は現在も中途半端なままだけど、「心を豊かにしてくれている」と明言できる。
まぁね、自分の心の豊かさを満たすだけだったら、blogにせずとも個人の日記に書きゃいいし、
ランキングを気にする必要はないんだけどね
我ながら矛盾してるよなぁと思う。
アクセスが上がると、全く知らないヒトから「えっ」という質問もくるしね。
馬上杯の黒楽も、風炉に入れる灰の量も見当がついてるくせに、わざと答えてない。
そーゆーことがわかるまでに苦労してきたから。
ネットで安直にわかろうと思うほうが甘いんだヨ
って、ちょっと意地悪になってマス。
実際、blogには技術向上に関わることも知識を深くすることも書いてあるけれど、
絶対に安売りはしたくない。
いつになるかわからないけど、payするもんねっ
それが現在のはるかなる目標、か。
ランキングの推移を見ていると、このblogを閲覧してくださる大半の方は、
かつてのワタシのように「茶道を習ったら、どうなるの?」的な試行錯誤をしているヒト?
稽古や点前がらみの話題が更新されるとポンと上がるからなぁ。
だから、ついついウケねらい話題に走ったりしていたこともあった。反省
青年部にいた頃もそうだったけど、
初心者の方にも、何年か在籍している方にも興味を持ってもらえる行事の企画って難しかった。
会員増強で初心者よりの行事ばかりを並べ、数年以上経った会員が参加率が落ちたことも。
ベテラン好みの行事にすると、初心者さんからはそっぽを向かれるし。
ワタシ自身は“自分が厭きずに満足したい”という気持ちもあったから、
目先の人数にこだわらず人数ほどほどで皆で成長してけるプログラム組みたかったけどねぇ。
(そこのところの価値観の違いが抜けた最大の理由)
ということで、明日から新たな千日への向けての抱負。
一応、毎日は更新するつもりだけど、内容についてはウケはねらわない。
ランキングボタンは指標のつもりでつけておくけど、順位には一喜一憂はしないでおこう。
(って、難しいけど)
「茶道、茶の湯、お茶~」とこだわりすぎるとプレッシャーになるから、
話題は茶の湯がキッカケでスピンオフしたことにも広げてみよー。
例えば、食事。
茶事に参加するようになって、食事にも興味を持つようになって、最近はランチ写真も撮る。
また、茶道具の展覧会の前後にランチの美味しい店に入ると更に楽しさ倍増するし。
茶の湯フリークの合間に出会ったことや、稽古の行き帰りに見つけたこととか。
みんな、「茶道あれこれ」に入ると思う。
そんな感じで続けていこうと思っているので、どうぞよろしくお願いいたします
★こちらもヨロシクシマス。
にほんブログ村
モチロン開設は誰でも出来るし、放っておいても日数は経過して1,000日を超すんだけど~。
毎日1回更新を欠かさずに、合計1,000の話題を積み上げることは、たぶん早々はできない。
また、話題も一つのテーマに絞って書き続けることも、なかなかは出来ない(と思う)。
ワタシ自身、まさか千日間も続けられるとは思わなかった。
千夜一夜物語のシェエラザードも、途中きっとしんどかったんだろうなぁ。
このblogの初日に遡っていただけるとおわかりのように、挨拶もなく唐突に始まってる。
何がしたかったんでしょうねぇ。。。当時のワタシは。
たぶん、趣味として茶道を習ってきて、それなりに身についたものはあるのだろうけど、
「これが何の役に立つの?」という、ドン詰まり感(閉塞感)があったんだろうと思う。
最初はよかった。
「お点前を覚える」とか「許状を取る」といった具体的な目標があったうちは。
何も考えずに惰性で習い続けることができた。
数年前、外国人相手に英語で茶道を教えている先生と話したときに聞いたのだけど、
彼らはライセンスを取得することにこだわり、それをpayすることにこだわるそうだ。
(つまり、習うことは“投資”であり、教える資格を得て“稼ぐ”といったような~)
まぁ、旅行でなくビジネスや学問目的の来日だったら、当然のことか。
その時は「やっぱ、感覚が違うなぁ」くらいの感想しか持たなかったつもりだったけど、
その実、心の片隅ではビジネスライクに考えられることを羨ましく思っていた。
だって、自分の茶道はとても中途半端だったから。
確かに、ライセンスは取った。
だけど、ひと様に教えるほどではない。
「免状」ではなく「許状」なので、点前を知らなくても資格はもらえるシステムだからねぇ。
一応、稽古して点前の手順は教えてもらったけれど、完璧にできるわけでもないし。
それどころが反復に厭きて、「これが実生活にどう役立つワケ?」と逆ギレしてた。
点前は下手だし、道具も持ってないし、教える空間もないし、
それらを手に入れるための経済力もナシ。
「今までの茶道への投資した分を回収しよう」なんて、思いもしなかった。
では、今までの時間と投資はどこに還元されるのだろう?
自分のどこに身についたのだろう?
これからの生活の中でどう役立っていくのだろう?
その答えを見つけたくて、とりあえず茶道具を鑑賞することから始めてみた。
茶道を習っているからこそ、まったく素地のないヒトよりは理解できて面白く感じられる、かも。
また、茶道を習っているのに知らないことがたくさんあることを改めて知った。
お茶会に参加するにしても、茶道関連の本も読むにしても、それは同じだった。
今まで習ったことに新しく知ったことを重ねて、何か膨らみが出てきたように感じるし、
生活の中で、例えば抹茶に合うお菓子を探してみたり、抹茶の上手な点て方を考えたり、
いろんなところに広がる楽しさがあることを知った。
それをblogに書く行為の中で、頭の中で整理でき、記憶に残し、忘れても記録に残し、
残すための理解力も養われるようになった。
かな。
茶道の技術は現在も中途半端なままだけど、「心を豊かにしてくれている」と明言できる。
まぁね、自分の心の豊かさを満たすだけだったら、blogにせずとも個人の日記に書きゃいいし、
ランキングを気にする必要はないんだけどね
我ながら矛盾してるよなぁと思う。
アクセスが上がると、全く知らないヒトから「えっ」という質問もくるしね。
馬上杯の黒楽も、風炉に入れる灰の量も見当がついてるくせに、わざと答えてない。
そーゆーことがわかるまでに苦労してきたから。
ネットで安直にわかろうと思うほうが甘いんだヨ
って、ちょっと意地悪になってマス。
実際、blogには技術向上に関わることも知識を深くすることも書いてあるけれど、
絶対に安売りはしたくない。
いつになるかわからないけど、payするもんねっ
それが現在のはるかなる目標、か。
ランキングの推移を見ていると、このblogを閲覧してくださる大半の方は、
かつてのワタシのように「茶道を習ったら、どうなるの?」的な試行錯誤をしているヒト?
稽古や点前がらみの話題が更新されるとポンと上がるからなぁ。
だから、ついついウケねらい話題に走ったりしていたこともあった。反省
青年部にいた頃もそうだったけど、
初心者の方にも、何年か在籍している方にも興味を持ってもらえる行事の企画って難しかった。
会員増強で初心者よりの行事ばかりを並べ、数年以上経った会員が参加率が落ちたことも。
ベテラン好みの行事にすると、初心者さんからはそっぽを向かれるし。
ワタシ自身は“自分が厭きずに満足したい”という気持ちもあったから、
目先の人数にこだわらず人数ほどほどで皆で成長してけるプログラム組みたかったけどねぇ。
(そこのところの価値観の違いが抜けた最大の理由)
ということで、明日から新たな千日への向けての抱負。
一応、毎日は更新するつもりだけど、内容についてはウケはねらわない。
ランキングボタンは指標のつもりでつけておくけど、順位には一喜一憂はしないでおこう。
(って、難しいけど)
「茶道、茶の湯、お茶~」とこだわりすぎるとプレッシャーになるから、
話題は茶の湯がキッカケでスピンオフしたことにも広げてみよー。
例えば、食事。
茶事に参加するようになって、食事にも興味を持つようになって、最近はランチ写真も撮る。
また、茶道具の展覧会の前後にランチの美味しい店に入ると更に楽しさ倍増するし。
茶の湯フリークの合間に出会ったことや、稽古の行き帰りに見つけたこととか。
みんな、「茶道あれこれ」に入ると思う。
そんな感じで続けていこうと思っているので、どうぞよろしくお願いいたします
★こちらもヨロシクシマス。
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何度も頷いてしまった。
だから安心というか共感というか憧れ…そんな感じで拝見させていただいていると思いました。
こちらこそよろしくお願いします。
私は未経験の灰型についての記事を「おおーっ」と垂涎しつつ拝見しています。
今後も一万回を目指して続けてください。
同じように感じている方はいるんだぁ。。。とワタシもちょっと安心しました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
あくあさん
お久しぶりです。
あくあさんのblogを読んで、茶の湯blogを開きたいと思ったことを思い出しました。
これからの長い人生、毎日書くことも、お茶の稽古を中断しないといけないことがあるかもしれません。
こうして書いていられることは恵まれているのだろうなぁ、としみじみ思いました。
そちらもご無理のないように、新たな頁を紡いでくださいね。