諏訪大社の数え7年に一度(←つまり6年に一度)開催される御柱祭。
「木落し」が有名な勇壮かつ1200年以上も前から続く伝統的なお祭りだけど、
今年は新型コロナの影響で「山出し」「木落し」「川越え」の行事をやらないのだそうな。
今朝のニュースで知った。
6年前、初めて観に行った。→こちら
上社の「山出し」と「木落し」を見学した。
(青春18きっぷが使える時期にすると、上社しか選択肢がなく~)
よくTVの映像で流れる大きな丸太に直接またがって坂道を滑っていくのは下社の木落しで
「次は下社の木落しを見たい!」と思ったっけ。
まぁ、コロナが流行り出して長期化しそうになった時点で「御柱祭はどうなるのかなぁ」と心配ではあった。
やはり中止になったかぁ。予想しなくはなかったけれど、残念無念。
正確に言えば中止なのは人々が密集するところだけで、切り出した御柱をトレーラーに載せて運び、
柱を立てる儀式はやるそうだ。
個人的には「あれからもう6年経ったか」という感慨が強い、かな。
今にして思えば、あの頃が最後の安穏期だった。
まぁ、過ぎたことをどうこういう気はないけれど。
6年前、ちゃんと見物しておいてよかった。
今年はしばらく旅行もできそうにないので、このところ最近の旅アーカイブをまとめたり、
過去の旅アーカイブを読み返したりして、振り返りの旅気分を味わっている。
(これはこれで結構楽しい。実際に旅を体験した本人だから、行間に込められた記憶も蘇るし)
コロナ蔓延という打撃を受けて、今ではもう泊まることができないお宿もたくさん出てくるし、
首里城など6年のうちに失われた建物もあったりして、まさにアーカイブで偲ぶようなものもある。
お値段的にも時間的にも体力的にも「もう、こんな費用でこんなスケジュールでこんな旅程では無理!」
と思ったり。
だからこそ、実際に体験したあれやこれやは私自身の中に蓄積されて遺っている。
いつか旅する時が来るまで、こうやって蓄えたものを熟成させて備えよう。
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