Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

風炉の稽古スタート

2012年05月20日 00時00分23秒 | 稽古の備忘録
茶の実倶楽部から稽古場へ。
最寄駅に着いたら、11時半回ってたので昼食を先に済ませておいた。

一番乗りかと思いきや、もう姉弟子さんがいらしていた。
灰形の稽古をしたい旨を申し上げ、眉風炉がまだだったので作らせていただいた。

真形釜を据えて釜合わせもやった。

姉弟子さんと「二人で話す機会はめったにないから~」とお話し。

まぁ、今後のこと。
私の場合、熱心に取り組んでいるので、今のままではもったいないのではないか。
ちゃんと先生についた方がよいのではないのではなかろうか。
自分たちに遠慮して脱げそびれているのなら、それは気にしなくていいよ~

心配していただいていることに少しビックリ。

そうですねぇ。

別に灰形に通っていることはご存知なので、
そちらとの兼ね合いがあること、
今は灰形の実践をしたいので、それが可能な此処は魅力的なこと、
生活パターンも不規則で必ずしも同じ曜日に通えないので、振替できる環境も都合がよいこと、
を挙げて

「また社中に入るのなら、それなりの覚悟が必要なわけで、今の私には精神的にも時間的にも余裕がないんです。
慌てて先生を探す状況でもないですし、暫くは此処にいたいです」と応えた。

偽らざる本音。

今無理して動くのは得策ではないような気がする。

「あまり期間を置きすぎるのはよくないのでは~」と姉弟子さんも心配してくださるし、
灰形の先生からは「お金を棄てるようなもの」とバッサリ言われちゃった

でも、本当に今は新しい先生や社中に入る自信がないんだもーん

「待てば海路の日和あり」とも言うけれど、フリーだからこそ慎重にしたいんだよねぇ。

稽古は出来るだしね。それも、とても恵まれた環境だし。

点前の種類と手順(順番?)はなんとか覚えたけど、ただそれだけ。
それを正しくキレイな所作で表現できるように模索をしている最中に先生が亡くなった。

だから、まだ自分の中では迷いがあって、自信を持って点前ができないでいる。

思えば、先週の「お茶を習おうと思って~」と声をかけられて「アワワワワワ~」となったのも、
自分の自信のなさの表れだったんだろうなぁ

その中で、今はせめて自分に自信をつけていきたい。

それがどれくらいかかるのかはわからないけれど、焦らずに行きたいな。
(ノンビリしすぎてもいけないのだろうけど

そんな会話をしたせいか、ただでさえ難しい眉風炉なので、あまりいい出来映えにならず。
来週は道安風炉でがんばろっと。

稽古の方は花月。
炭手前の当番だったので、お炭を組んでおく。

最初は炭付花月。
最初は「一」を引き、席中にて最初に「月」を(わざと)引く。

今シーズン最初の稽古でいきなり初炭とはハードルが高い?
羽根の扱いでアドバイスを受けた。
あ、なるほど。
今まで上手く行かなかったのは、そういうことか

私が“ぬるま湯”にならないように、姉弟子さん方が客観的に厳しく稽古をつけてくださるのが有り難い。

次は濃茶付花月。
しまい花。

棚が吉野棚で久しぶりだったし、戸惑う。
風炉の点前も半年ぶりと言っても、去年はかなり抜けたから、あれあれ?
(もっとも、私一人だけではない?)

少し時間があったものの、「花月はもう足が」と姉弟子さん方
先週は欠席したということもあり、「薄茶平点前をやってみたら」と奨めていただいたので、
有り難くさせていただき、他の方々に飲んでいただいた。
(途中で交替して私も一服いただいた)

まぁ、会の中で浮かないように、稽古を続けていきたい。

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