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Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」

2013年04月29日 13時54分19秒 | お宿
先日もチラッと書いたけど、寝台特急のサンライズ瀬戸に乗車した。
 サイト1 サイト2

横浜から乗った。

待っている間はドキドキ、ワクラク

14両あって、前の7両は瀬戸大橋を渡って高松まで行く「サンライズ瀬戸」。
岡山で切り離された後ろの7両は山陰へ抜けて出雲大社まで行く「サンライズ出雲」となる。
(ちなみに、私は2号車の2階に乗り込んだ)

最近、「出雲」の方が若い女子に人気なのだとか。→参考

私が乗るのは「瀬戸」の方だけど、確実に切符を入手したかったので、
1ヶ月前の午前10時キッカリにみどりの窓口で購入した。

けど、GW前の平日で瀬戸だったせいか、人気は出雲ほどではなく、けっこう空き室多かった

さて、室内。
少し奮発してB寝台シングルにした。




ベットメイキングをして、横になる。






滞在時間は約9時間。
カプセルホテルのようで、カプセルより広く快適

乗車して横になったら、たちまち睡魔が襲ってきたので
ほぼ天井からブラインド下ろしてぐっすり眠る。

昔のいわゆるブルトレ(ブルートレイン)は進行方向に対して直角に3段の寝台だったけど、
こちらは進行方向に対して寝台が配置されている。

なんとも不思議な気分だったか、揺れが心地よくすぐ夢の中へ

ハッと目覚めたら、5時すぎ。
神戸を過ぎて姫路の手前を走行中。



この時期は日出が早いから車窓が楽しめる。

がんばって起きて、瀬戸大橋からの風景も楽しんだ。


乗車中、個室から出たのはトイレと洗面の2回だけ。

後からチェックしたら、トナリの3号車には休憩スペースもあったようで。

もうちょっと探検する余裕があっても、よかったかな。

でも、きれいで快適に過ごせたので、また乗ってみたい。

特急券3150円、ソロの寝台券7,350円で合計10,500円。
これに乗車券を加えると2万円ほどか。

岡山の新幹線の特急券とホテルのシングルルームの値段を考える。
まぁまぁ、お得?かな?

また、乗ってみたい。
瀬戸ではなく出雲にも乗って、松江へ行ってみたい。

北斗星に乗って北海道にも行ってみたいな

昔は寝台電車といえばブルートレインだった。
安価の夜行バスと時速が日進月歩で進む新幹線、さらには格安航空券に押され、
とうとうブルトレは姿を消してしまった。

今、JR各社に残る寝台特急は4つしかない。
カシオペア、北斗星、トワイライトエクスプレス、そしてサンライズ瀬戸・出雲。

いずれも格安というよりは付加価値でちょっと贅沢で快適性を売りにしている。

こういう旅を楽しむのもまたいいかもしれない。

と、体験して思った。

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京都らしい風情が感じられる宿~鹿麓さん

2013年04月16日 13時38分32秒 | お宿
楽しかった京都旅行から3週間も経ってしまった。

思えば、京都をたびたび訪れるようになったのが2007年11月から。
お宿に泊まるようになったのが2010年11月から。

ずっと金魚家さんばっかり泊まっていたのだけど、
去年の秋から(←夏の京都は「やっぱ暑いっと学習して避けてる)
金魚家さんの予約がなかなか取れなくて、あちこち泊まってる。

泊まってみると、それぞれの宿にそれぞれの利点欠点があり、
それも個性となって、また新しい京都の魅力を発見できたりして、
楽しみが広がった。

なので、宿についても、あれこれ備忘録を残して行こうと思う。

ということで、この前宿泊した鹿麓さんから。→サイト



「宿」と「席」と2つあって、ガイドブックとサイトからだと今ひとつ理解できなかったのだが、
完全に「宿」が別になっていた。

宿は至って、今どきの建物。
で、バス停からも近い。

岡崎のさらに奥~ということで、利便性は期待していなかったんだけど、
実際に泊まってみるとフットワーク軽くて、よかった。
新たな発見。

あとね、朝8時~11時にチェックインできるのも魅力。
(事情を話せば大抵の宿は荷物は預かってくれるけど、チェックインだと歯磨きとかできるので
 早朝到着者には助かる)

お値段も2500円にタオル類と寝間着がついているのはオトク。



ドミトリーもなかなか使い勝手がいい。
そして、外国の旅行者多し。

でも、こちらの醍醐味はなったといっても「席」の方。
少し離れているけれど、哲学の道からも一本山側なので、本当に閑静でいい環境。







「月見台でもゆっくりして下さい」と言われ、上がってみた。






「ここは構造上、どういうトコロ?」と疑問に思って、外から眺めてみたら、

蔵だった。

もともとリーズナブルさを売りにしているのか、
私が宿泊した朝は他に朝食を摂っている人はいなかった。

でも、パンもめっちゃ美味しかったし、雰囲気がとてもよいので、
500円でこの空間で和めるのは、とてもとてもよい。

心残りは晩ご飯。

体調がよくなくて、夜は食事もしないでただひたすらに横になっていた。

あのエリアには飲食店が100軒以上あるそうなので、
次に泊まりに行った時は是非とも晩ご飯を探してみたい。

宿泊した日:2013年3月27日 ドミトリー泊(料金2,500円+朝食500円=3,000円)

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京町家~表の部屋の2階

2011年07月21日 02時47分57秒 | お宿
引き続いて、京町家の話題。
(先月末の京都旅行の話もこれでラスト、のハズ

今回は2泊したのだけど、1泊めと2泊めで部屋替えがあった。ラッキー
1泊めは2階のいわば“奥座敷”。南向きのお部屋。たぶん「客間」にあたると思われる。
2泊めは同じ2階の通り側に面したお部屋。
金魚家さんは東西の通りに面して建っているので土地的には南北の“鰻の寝床”

ちなみに5年前に泊まった町家の小宿「布屋」さんは南北の通り(油小路通り)に面してる。
だから通りに面しているのは西側。
そいでもって、その通り側の部屋に宿泊した。
記憶違いかもしれないけれど、屋根裏天井だったような~。(←写真撮ってない)
外観の形状から「表側の2階は屋根裏天井」と思い込んでるのかもしれないけど

なので、金魚家さんでもその部屋に通された時の第一声が「天井がフツーなんですねぇ」。

以前、女性ドミトリーからみた“謎の部屋”は八畳の脇の三畳間だった。
 
小部屋側から見た女性ドミトリー(通り庭を潰した2階部分)
 

部屋から通り側をみる。

お向かいの町家もいいネ。

屋根瓦って、いいなぁ。


暑くて寝苦しい夜を過ごした町家滞在だったけど、それでも「もう懲り懲り」とは思わない。
むしろ「京都の夏は暑い」と体感できて、汗がかける自分でヨカッタ
また夏泊まりに挑戦したいな。
(で、来年か再来年に別の町家にもチャレンジしてみたいな

そもそも京町家に興味を持ったキッカケって~と改めて思い出してみた。
NHKの茶道番組に出演されていた麻生圭子さんが町家に住む経緯を語ってらしたから。
著書3冊とも読んで、その奮闘記がとても面白かったから。
(とてもワタシには真似できませんが
改めて読み返したくなった。
京都で町家に出会った。―古民家ひっこし顛末記 (文春文庫)
麻生 圭子
文藝春秋

京都暮らしの四季―極楽のあまり風 (文春文庫)
麻生 圭子
文藝春秋

茶わん眼鏡で見た京の二十四節気
麻生 圭子
日本経済新聞社出版局

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京町家のお座敷

2011年07月20日 00時00分23秒 | お宿
先日、京都に遊びに行った時も宿泊は京町家のお宿「金魚家」。
今回で4度目。
京町家で過ごす四季を体感したくで、春夏秋冬泊まってみたかったノダ。

今まではドミトリーだったんだけど、今回は奮発して個室。
泊まったのは、デラックスツイン(一人で泊まったのに、ツイン
坪庭から見上げたお座敷の上(2階)。
前回(5月)に泊まった際にチラッと見せてもらった憧れのお部屋。

逆からの眺めはこんな感じ。
 

お部屋の中はこんな感じ。


床の間がやたらと豪華。


天井も凝ってる。


何気に鏡台も“京都”してる。


違い棚もどき床の間がしっかり二畳も含めて八畳。
(よって使えるのは六畳分)
部屋の位置づけとしては客間の扱いなのでしょう。
確かにステキな部屋だったけど、残念な点が2つ。

1つは夏建具じゃなかったこと。
それはここに限らず1階の共用スペースも含めての話。
ただ、冬スペースかといわれればそうでもなく、イマドキの季節感のない建具。
もしかすると、建具替えの前に訪れてしまったのかもしれない。
(ただ、金魚家は賃貸なので、夏建具がない可能性はない可能性もあり~)
やはり、夏建具あっての日本家屋の利点だからなぁ。

ただ、、、ねぇ
せっかくの夏建具も宿特有にプライバシーとセキュリティの壁が

要するに閉めているから風通しが全然よくない
だから、風が通らない。よって暑い。だから、クーラーは設置せざるをえない。

まぁ、宿だから仕方ないね
でもね、幼い頃はボロボロの日本家屋(文化住宅ってゆーの?)に住んでいたので、
数年前までこういう町家には興味がなかった。
茶道に関わり、茶室の勉強をする上で興味を持ち、いい面を見直し始めた。
こういう日本文化の一旦に触れることができるのも、茶道を習う身ならばこそ
とも思う。

昨日、茶道を習っていることに対する戸惑いというか迷いの心が漏れたけど、
一両日経っても、やはり同じ。

茶道の関わり方も優先させることと、それほどでもないことがあり、
ちょっとそのことで「(オフィシャルなことに対する)自覚がないんじゃないの
って、言われた。
でも、それは状況判断の相違では~と、ワタシは考えるわけで
なんだかなぁ
↑意味不明なひとりごとです。スミマセン
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京町家の構造を探検!?

2011年06月06日 00時00分10秒 | お宿
週末は茶道の稽古がなく、自由になる時間もなかったので、茶の湯ネタではなくてスミマセン
(そーゆー時は更新をしない というのでもいいかもしれないけどねぇ。。。
 どっちがい~い?)

で、京町家の話。
自分では住めないと思うけど お掃除をしてくれる方がいたら長く滞在しても平気
金魚家さんの町家は最初に訪れた時は構造(間取り)がよくわからなくて(←宿泊しているに
帰ってから、町家の本を図書館で借りて読んで、考えた。
「西陣にある織屋建てかなぁ」と思ったけど、どうも違うような???

まぁ、結局のところ、ごくごく平均的な町家造の構造だったんだけどね。
台所の上の吹き上げを潰したのがフェィクでしたワ

で、台所。
   
いわば“舞台裏”なので、住人側したら隠します。
こちらも暖簾を捲って覗き込むとゆー無粋なことは致しません
(左側が表側から見た台所の入り口。右側2枚が奥側から見た台所の出入り口)

表側、台所の前は玄関です。

ちょっとした庭風な感じが癒されますね


靴を脱いで上がった空間。市松模様の襖がポイント。

 
玄関上がった左脇には金魚がいる水槽。その脇の廊下を行けば奥座敷へ。

 
奥座敷から先に進むと坪庭とお風呂と御不浄。
台所側からの通路(走り庭)の先は蔵というか物置みたいな建物あり。


避難経路確認用の間取り図がありました。
「あぁ、なるほど。やっぱり典型的な町家の間取りだわ」とナットクした次第

続いて2階へ。

こちらは収納や宿泊のために相当、壁を立てて仕切ってます。
だから、部屋ではなく細い通路になってしまっている
まぁ、仕方ないけど。

この前は連休明けということで、宿泊者も少なく、またこういう時をねらって泊まる方だからネ
ステキな方にも出会いました。
あくまでAkatsuki's推測ですが、年の頃は還暦過ぎの女性一人旅。
きっとキャリアウーマンで働いて来た方がやっと自由になる時間ができて、ゆっくり滞在してます~って感じ。
5月5日から個室を4連泊。
あらかじめ申し込んだ修学院離宮を拝観したり、金魚家で自転車を借りて少し走らせたり~。
がつがつと観光しないで、のんびり楽しみました~とのこと。
ラストの朝が1泊め明けのワタシと同じで。
朝食後にちょこっと2階の和室を見せてもらったんです。

贅沢だなぁと思った。
でも、一人で和室に泊まってもビジネスホテルのシングルに泊まるくらいのお値段。
「いいですよぉ」のコトバに、「そうだろうなぁ。こういうお金の遣い方はありだよね
と考えを新たにしたワタシ。

修学院離宮や桂離宮も、行ってみたいけど、自分の中のランクは低かった。
でも、お話し聞いていると、これも「いいなぁ」と思って、ランクが急上昇

一度には真似できないけれど、少しずつ自分流にアレンジした旅のバージョンアップを模索中
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「金魚家」の窓と屋根

2011年06月01日 00時00分59秒 | お宿
京都の町家の宿「金魚家」さん。
この1年以内にう3回も泊まり、年内に少なくともあと2回は泊まる予定
(こんなリピーターになるとは思ってもみなかった)

あまりにもblogに書くものだから、実際に泊まりに行かれた方もいらっしゃって
まず、窓から見える屋根がいいんですワ
写真をいっぱい撮り過ぎたので、何回かに分けて紹介します。



 
窓が開いていると表の通りまで見通せる、風通しのよさ。

 
横にも縦にも、窓がいっぱい。

 
家の中に窓?
というのも、ドミトリーのベットがある空間は昔吹き抜けだったのデス。
ドミトリーの下は台所(ダイドコ)。
だから天井の上には煙突のあとがあったノダ。

(↑昨年11月に撮影 当時は「なんだろ?」と不思議だった) 

町家で時間を過ごしているとお茶室でボーっとしているような贅沢さがあるんです。
なんか、茶道と通じるものがありますヨ

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京都のお宿(町家に泊まる編)

2010年11月12日 00時41分50秒 | お宿
(旅アーカイブ 戻る)

楽しかったプチ旅行からもう1週間も経ってしまった

旅行の2日間と戻ってからの5日間が同じ速度で時間が流れているのが信じられない
茶の湯展の感想をお待ちの方もいらっしゃるかと思いますが
しばし、茶の湯サイドの話にお付き合い下さい

最近、京都の町家が見直されている。
町家を生かしたカフェやレストラン、ギャラリーに和のお店といろいろ
もちろん、生活を体験するお宿も

9月の関西行きの直前、たまたま観ていたTV番組で紹介された宿がよさげで。
後日、サイトをチェックして、即予約入れちゃった

決め手は堀川寺之内から近かったこと。(裏千家の茶道資料館が近いでしょ

で、先週泊まってきた。
まずは、晩秋の夕方4時過ぎ、市バスで堀川寺の内に降り立ってから宿まで。
  
寺之内通りを西に入れば帛紗専門店の北村徳斎。帛紗が吊ってあることに初めて気がついた。
大宮通りとの交差点を右に折れ、一筋目を左折。通りの看板が親切でウレシイ。

地蔵を3つ数えてたら、見えてきた! 金魚が目印の金魚家さん。
 

チェックインを済ませ、さっそく中へ。
通り庭が玄関になってマス。 ココは泊まった部屋から見下ろせた。
 

急な階段を昇って、共用スペースの脇の奥が女性用ドミトリー。天井が面白い
  
 
窓辺の空間をキープ。出っ張りを利用して机代わりに利用。窓から見えるのは屋根
  
女性用ドミトリーは定員5名。
男性ドミトリーもある。この晩は宿泊はお一人だったとか。
後は個室。女性のグループ。何泊かされた御夫婦と客層は幅広い。
(個人的には唯一の男性一人客が古稀前後のおっちゃんだったことに、ちょっとビックリ。
 意外性っていつ意味で。
 ワタシもこういう処は初めてだったけど、おっちゃんも初めてらしく戸惑ってはった)

下は座敷と縁側、坪庭。
  
西陣の住宅街なので、夜はとっても静か。
同じ部屋の宿泊客の存在も気にならず、ぐっすりと眠れた

金魚家さんのブログを拝見していると、若くてインターナショナルな雰囲気に感じられ、
「ワタシ、馴染めるかしらん」って不安だった。
(宿泊も空いてそうな日程をわざわざ選んで予約したし)
でも、杞憂だった
一人で落ち着いていたい気分の客(=つまりワタシ)も居心地よく時間が過ごせた。

明けて、朝ごはん。座敷の火鉢で切り身魚を焼く趣向にはビックリ。
炭火の遠赤外線だから、美味しかったヨ
 
自家精米(オーナーの実家が京都府下の農家だそうで)もGoo

町家のお宿はピンきりで、当たり外れの差が激しいとも聞く。
金魚家さんはモチロン大当たり
(キレイさは布屋さんの方が上だけど

ドミトリーの宿泊も今回が初体験。予想外に快適だった。
旅だから、プライバシーは気にしないし、金魚家さんは衝立がたくさんあって、これで充分

今回はホント、宿泊しただけだったので、また季節を変えて宿を楽しみたいナ
(たぶん、リピーターすると思う)

最初にも書いたけど、町家は見直されているものの、保存はたいへん。
現に、金魚家さんの2軒隣は更地になっていた 敷地からしてたぶん町家跡。
一方では取り潰した土地に町家風の賃貸マンションを建てているところもあった。
 
京都の街の生活とその現実を垣間見ることができて、これも有意義な時間だった。

(旅アーカイブ 続き)
※旅アーカイブへ戻る

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京都のお宿(予習編)

2010年11月09日 00時16分37秒 | お宿
ちょっと誤解を招いちゃったかもしれないので、補足がてら~。

先週、初めて“一人旅”をした書いた。→前半 後半
「気まぐれ~」なんてタイトルつけちゃったから、思い立って隣町へ行くようにフラッと~
なんて印象を持たれた方がいた。

んなわけないじゃーん

今回の旅は前回(9月)の関西滞在から戻った直後から企画して、準備をしてきた。
(遠まわしにblogでも“予告”してたんだけどねぇ。
 天平茶会に行きた~いとか、優先順位を見極めて~とか
まぁ、どういう読み方をしようと、読んだ方の自由なんですけど

なんせ、京都奈良ですからねぇ。
個人手配の旅行なので、長距離移動手段とお宿と夕食の確保は(ワタシにとっては)必須。

一番の目的は天平茶会、二番目は表千家北山会館の「楽家の茶碗展」。
他は考えたんだけど、頭が混乱して決められなかったので、
「出たトコ勝負でその場の気分で決めよっと」と思ったわけで
だから、気まぐれ旅
(周到に準備した上でのオプションだったワケで)

まぁ、個人の日記みたいな備忘録として書いているので、閲覧者本位で書いているわけではないので、
その辺りはよっぽどの間違いでない限りはノリで幅を持って読んでいただければ~と思います。
(いちいち突っ込まれると、調子が狂っちゃう

さて、もう一つ誤解されそうなのが“一人旅”。
あくまで「完全一人旅」だから。
「行ってきます」と家を出てから「ただいま~」と帰宅するところまで、
全行程を単独で行動したのは初めてだったわけで。
一人で長距離の移動したり、外泊することが初めてだったワケではありません。

京都も一人で泊まるのは記憶にあるだけでも、過去に三度はあったと思う。
家族や友人と一緒のお泊りは数え切れないくらい。
そんな経験を経た上で、こだわったお宿をセレクトしてみた

前ふりが長くなっちゃったから、今夜は「京都の宿」の思い出を綴ることにします。

もともと、親の勤務先の保養所が烏丸御池にあったので(←今はもうないけど
京都の宿といえば、まず四条烏丸を中心に考えちゃう習性がついてしまった。
自分が社会人になった時は(保養所は)嵐山にあったので、えらく不便に感じたっけ。

初めて一人で京都に泊まったのはもう10年以上も前。
学生時代の同窓会を京都でやって、しかも祇園祭の宵山の日だった。
当時は神戸在住だったので帰れたんだけど、翌日の山鉾巡行も見物もしたかったので、
あらかじめ宿をとった。
それが三井ガーデンホテル京都三条
行き着けのJTBで予約したんだけど、鉾町のど真ん中だったので驚いたぁ
まぁ、宵山なんて家族とか団体で遊びに来るものだから、シングルは穴場だったのかもしれないけど

しばらくご無沙汰していたけれど、最近は大西清右衛門美術館の行き帰りに前を通る。
「おぉ、まだあったんやー」←って、かなり失礼な感想ですネ。スミマセン
アクセスいいのに結構安いんだよね。現在は隣にIYEMONサロンあるし。

その次に一人で泊まったのは5年前の冬。
茶道の研修の開講式の前夜。
せっかく京都に来られるんだから前泊して京都観光しようと思って。

この時は円山公園の「吉水」というお宿。

高台寺の夜咄に申し込んだので、宿は近所がいいと思ったのと、
翌朝は着物を着る関係で和室に泊まりたかったので。
網代の天井がシブかったなぁ。
 
朝食付の“片泊まり”。
真冬で不便(とゆーか奥まった場所)だったせいか、宿泊してるのはワタシ一人。
朝ごはんがトーストだったのが虚しかったなぁ
でも、ネックだった夕食は高台寺の茶会で食べられたのでプレ一人旅的にはヨカッタ

その次はその年の秋。やはり茶道の研修で前泊。
この時泊まったのはからすま京都ホテルのシングル。
この2年前に(茶道関係の)全国大会で泊まったことがあったので。
この時はツインだったけど、引率の先生がシングルに泊まってたからネ
研修は同じ地下鉄沿線で2つ先もホテルだったから、移動も便利だったし。


今から思えば「前泊もザ・パレスサイドホテル(←研修会場)にしておけばよかったのに
(ちなみに、この時は研修仲間と後泊もしたんだけど、パレスサイドにした)
悪くはないホテルだったけど、この時は「前の晩くらいは一人で気楽にいたい」と思ってたのかも
このホテルは外国人旅行客も多かったなぁ。
確かに、からすま京都よりは料金も安いし。

ちなみに、裏千家の研修の宿の定番といえば、京都シティホテル
せめて、和服を着るのに配慮した構造にしてよっと溜息が出るくらいに不便だった。
(ワタシが研修受けた時は5回のうち2回とラスト延泊で済んで助かったんだけどね
修学旅行の宿泊多く、一人で泊まることでもできるけど、あまり雰囲気じゃないかなぁ。
(大浴場は楽しかったけど)

仲間同士で泊まった最高の思い出は4年前の(茶道関係の)全国大会。
町家の「小宿 布屋」を二泊貸しきった。
  
こちらも片泊まりなんだけど、朝ごはんが絶品
 
土鍋で炊いた御飯の美味しかったこと

それで、今回はこの町家の宿以来の京都宿泊。

一人で情緒のある街に旅行で来て、ホテルでシングルルームというのはワビシイ
しかも、割高でもったいない
でも、布屋のようなところは一人客は泊めてくれない

こんなジレンマから、この3年間は京都へ一人で来ても「宿泊する」価値を見出せず、
だから夕方には京都の街を離れてきた。

が、前回の9月、まさに夜行バスに乗り込む直前に観ていたテレビ番組
観てしまったのだ。
探し求めていた理想的な宿を

というわけで、本題は明後日の夜に~←明晩はきっと別の話題があるハズ
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