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Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

風炉先屏風

2010年02月18日 00時00分36秒 | アイテム
フランス刺繍の山水画がデザインされている風炉先屏風。
たぶん、ワタシの持ち物。
10年以上前からなぁ、ワケもわからずに仕立て代出した。
刺繍に価値があるらしいんだけどねぇ。

当時は「寸法は正式だから」と言われたけど、何の事だかわからなかった。
おそらく台子の寸法だという意味。
今なら座った時の目の高さから判断できる。

個人的には透かしがある屏風の方が好き。
コレはちょっと重いというか、圧迫感があって。
ホント、台子でも据えないとバランスが取れない感じ。
(草の点前には絶対使えん)
で、お蔵入りの道具。
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紐結びの余談

2010年02月17日 00時00分59秒 | アイテム
先日、紐結びの話を書いたが、ちょっと余談。
ちょうど茶道を習い始めた頃に寝起きした部屋の壁にかかっていたフランス刺繍の額。

幼い頃からずっと目にしてきたのだけど、これが何なのかわからなかった。
形状からして、「カボチャかな? 瓜系のものだろうか」なんて思っていた。

茶道の稽古が濃茶まで進んで、やっと額が何を示すのかがわかった。
茶入の仕服だと。

でも、今見ると、なんか紐結びがヘン?
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うつわ

2010年02月13日 06時50分01秒 | アイテム
築地の「うりきり屋」という陶磁器のお店で向付になりそうな器を見る。

築地市場に買い出しに来た料理人も立ち寄る店なので、
料亭や割烹にありそうな物から家庭用の物まで、品揃えは豊富。
「おっ、いいナ」と思ったものは、やはり高い。
美術館で昔の逸品を観るのとは違った面白さや楽しさがある。

バラ売りもしているので、自宅にはないタイプを購入。
思えば、食器なんて引越しのどさくさで買うか、貰い物。
最近、ようやく漆器を吟味して買うようになったけど、
陶磁器系の器を選ぶのは初めてに近い?

これで、盛り付けを勉強してみる、か。
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代用品で割稽古

2010年02月10日 00時00分34秒 | アイテム
次の稽古は真之行台子(の予定)。
去年の反省から、ノートに頼る一夜漬けの予習はもうやめようと思った。
(中途半端な予習なら、やらない方がまだマシと)

ワタシのノートはいわば“プログラムソース”の状態。
机上の論理で辻褄は合うように書かれているけれど、まだ実際に起動していない段階。
ちゃんとならぬ自分自身にインプットして、テスト起動してみないと

ということで、方針を変え、最初にはサラッと目を通す程度。
あとは頭の中でイメージしながら流れを逡巡。
でも、それじゃあすぐ睡魔に襲われるから、空点前。手を動かしてみる。
の中でも隅っこで壁にもたれて両手があいた状態にして、小さく。
(手話の練習してるみたい?)
流れが止まって、考えても思い出せないところだけ、チラッと
で、だいぶ流れは掴めてきた。(もともと、ざっとは頭に入ってるし)

ただ、真台子は帛紗捌きが複雑で
空点前だけではどうも自信がなくなってしまう。
で、帰宅してから帛紗を出して割稽古~。そしたら、清める対象もないとねぇ。

写しの茶入を出し、四方盆の代用品に載せる。
竹の茶杓だけど割稽古だから、まぁいいか。蓋置も建水も正式なものではないけどある。

以前、茶碗の仕服の紐を解いたり結ぶのが上手くできなくて、
手持ちの巾着の紐を1本引き抜いて、1本にして割稽古したっけ。
それを使って、中に小ぶりの茶碗を入れて、茶托に載せ~。

そんな感じで知恵を出していると、けっこう代用品が使えるものがある。
何年か前の茶会でいただいた記念品の花入は尺立にも使える。
荘り火箸はないけれど、風炉用の水屋火箸で、差し通しの柄杓じゃないけれど。
水指と茶釜も出そうと思えば出せたけど、さすがにそこまでは
という感じで、代用品を使っての自宅稽古はなかなか、まぁまぁ。
ま、やりすぎると逆効果なので、ほどほどに~なんだけどネ

でも、確実に稽古に当たる真之炭はまだノートが全然できてないのよねぇ
こちらは予習しない方がよさそ。
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帛紗

2010年01月26日 00時00分07秒 | アイテム
灰形教室での昼休み、帛紗の保管について話題になった。

ワタシなんて、いつもは購入時の箱に四つ折りのまま入れておき、
稽古の前に帛紗挟みに入れて外出し、帰宅したら戻す。
くらいしかしていない。
ちなみに、古帛紗も同様。
(昔は八つ折りのまま、もしくは二つ折りのまま帛紗挟みに入れたまんまだったから、
これでも、マシになったほうだ)

教室でご一緒させていただいている方々はスゴい。

大判の事務用シートに広げて挟んで、重しをしておく。
使い終わったラップの筒に巻いておく。
いずれも折れ線のつかない状態のまま、身につける直前まで持参するとのこと。

はぁ~。
ちょっとは見習わないとなぁ。

と、まずは手持ちの帛紗を出してみて、使い終わったラップの筒に巻いてみた。
(刃をとって、ガムテープで補強して保管ケースに)

事務用シートは実践されている方がまとめて買って、分けて下さった。
早速、使っているけど、いまさら折れ線を延ばすのはムリ?

皆さんは帛紗の保管、どうされていますかぁ?
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お気に入り?

2009年09月09日 00時01分00秒 | アイテム
いつの間にか、自宅の戸棚に抹茶茶碗が増えている。
10碗以上あるだろうか。
季節や気分であれこれ使い分けていたけれど、
気がつけば、いつも同じ茶碗で点てている。

関東移住の際、唯一持参した茶碗。
当時習っていた茶道のお師匠さんが萩を旅行した折りに買ったもの。

その前に、ワタシが信楽で千円の抹茶茶碗を買ってきた時、
「ソレ、いいわねぇ

イヤ、これは店先にあった千円の安物なんデス
稽古用に買ったんデス。
と言っても、見る度に褒めてくれるので、
次に信楽を訪れた際に似たのを買って、差し上げた事があった。
(千円のはなくて、二千円したんだけど)
で、そのお返し~とばかりに頂戴したのがコレ。
「ホントに焼き物の街の店先には千円のお茶碗があるのねぇ

実は、ギャラリーが扱う作家さんの萩茶碗(←万単位と思われる)も持ってはいる。
五千円くらいのもうちょっといい萩茶碗も既に持っていた。
だけど、普段使いは現地調達1,000円のがいい。
“萩の七変化”、丸い紋様がだんだん浮き上がってくるのが楽しみ。
もう18年は使い込んでいるので、茶渋で汚れてるけど
(だから、これで他人様にはお茶をさしあげられない)
こういう茶碗が一つくらいあってもいいカナ。

どーでもいいけど、自作の和菓子、着せ綿の綿ナシに見えてくる。
今日は重陽の節句。
でも、関東では「着せ綿」って、手に入りにくようで
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新茶前線!?

2009年05月02日 10時05分12秒 | アイテム
八十八夜なので、新茶を買いに行く。
大安吉日とも重なり、店先はえらく華やか。
五連休の初日というのに、築地市場(場外)もえらい賑わいで。
みなさん、安・近・楽なのかなぁ。

うおがし銘茶の「しゃん・新茶」は美味しかったデス。
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こぶくさ

2009年04月01日 00時01分00秒 | アイテム
少し前のことだけど、かなりキヨブタで買っちゃった。
ユウコのコブクサ。

衝動買いというか、突然の機会到来
迷っているうちに、イイ裂地はどんどん買い手がついてゆき~、パニックに
「え、えっ、どーしよーっ
てな感じ。

仕立てというよりは、裂地に価値があるらしい。
使い込んで、端が擦り切れたら仕服に~。
って、どこで使うよ?
もったいなくて。

第一、まだ払い終わってないし。
あまりやらない月賦払い。
お蔭様でお茶のお小遣いはスルーしてる。
ぶっちゃけ、茶会をガマン。
春がきて、チラホラお誘いをいただくんだけど。
ホントに有り難いんだけど、お断りしてる。
(日程が合わないという事情もあるんだけど)
一時は月2でお茶会漬けだった事もあるだけに、つらい?
と思ったけど、そうでもない、かも。

タイミング的にも、ちょうど区切りのついたしね。
世俗から距離を置くのも悪くないかなー。
と負け惜しみでなく感じる今日この頃。
そう。最近は茶会と聞いても食指が動かなくなったのだ。

ま、なんとか年内には払い終われると思うので、しばらくは地味にしてよう。
そして、晴れて完済したら如何に活かすかを考えよう
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特価のワケ

2009年01月20日 00時01分00秒 | アイテム
最近、切実に困っている事。
それは茶道絡みの本の収納場所。
テキストや教本に加え、展覧会図録もよく買うし。
おまけに考えなしに今日庵歴代のシリーズを予約。
暮れの大掃除まで、床に書籍類が散乱
一時は足の踏み場に困るほどだった。
さすがに「これでは年が越せん」と思い、周囲の箪笥の上に並べた。
とりあえず両サイドに重い物を置いて急場しのぎ。
三が日明けにブックエンドを買って、補強した。
「やれやれ」と思ったら、今度は箪笥の引き出しが開きにくい~。
(桐の和箪笥ゆえ)

観念して、「カラーボックスを買わないとな~」
折しも、近くのスーパーにカラーボックスが980円で特売中
ちょうど買いたかった大きさ。
カメラケータイでサイズを撮って帰り、自室内の候補場所を測ったらビンゴ
翌日購入し、さっそく組み立て、収納してみてて、
処分価格の理由が判明
B5版仕様だったのだ。
収納したい物にはA4版の物もあったので、ちとショック。
でも、今日庵歴代はB5版なので、めでたく落ち着いた。
(ムックは別として、淡交社のこの手の本はわりとB5版多い?)
後はあちこちに分散していたA5版のテキスト類や
茶の湯関係の一般図書も納める。
また満杯になってしまった
A4版の図録類は椋材の整理ダンスの上。
こちらは頑丈なのか引き出しに影響なし。
これで少しスッキリ
カラーボックス、まだ数台あったなぁ。
組み立ている最中は「もう1台~」と思ったけど、
B5版は使い勝手に困りそうだから、やめとこ。
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クリスマス

2008年12月25日 00時03分05秒 | アイテム
クリスマスケーキを買う気はないけれど、
クリスマスっぽい気分も少しは味わいたい。
と思っていたら、かわいい和菓子に出会えた☆

11月1日の森下典子さんの講演会で食べた和菓子。
横浜の打出庵大黒屋さんのお製。
場所はだいたいわかるので、是非訪れたいと思っていた。
年の瀬にやっと来店できた。
やはり、季節にマッチしたクリエイティブな生菓子。

左の銘はクリスマスケーキだったか、クリスマスツリーだったか。
右は雪だるま
大小2つの薯預饅頭を重ねて、焼印で目鼻口とボタンをつけたものなんだけどね。
アイデア賞
甘さ控え目で美味しかった。

茶道は禅思想を取り入れている。
だから、キリスト教の趣向は矛盾するのでは~?
なんて無粋なことは言いっこなし、ネ

これもまた趣向。
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ブレイクタイム

2008年11月23日 08時35分57秒 | アイテム
最近、紙コップの自販機の抹茶ラテを飲んだら、そこそこ美味しかった。
「これなら私でも作れる~」と試してみた。
自販機より、ずーっと美味しい。
作り方はテキトー。
マグカップ半分のホットミルクに濃いめに点てた一服分の薄茶を注ぐ。
濃茶を点てたら、もっと牛乳に合うかもね。
甘味はねー。
グラニュー糖入れたけど、どうも舌に合わない。
結局、和菓子を食べながら一緒に飲むとしっくりきた。
当分はハマりそ☆
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匠の女たち

2008年10月23日 00時03分38秒 | アイテム
 第5回『暮らしを彩る匠の女たち』展
 女性と仕事の未来館(東京・三田) ※10月26日(日)まで
 働く女性にやさしく(?)朝は9時半から、夜は8時までやっている。
 (お昼時に行くと、2階にオープンしたお米cafeで美味しいランチが食せる)

        *
 常々、東京という街は伝統工芸の宝庫だ思っている。
 江戸切子、江戸漆器、江戸小紋、そして江戸友禅(東京手描友禅)。

 4年前、茶道の集まり主催の勉強会で、ある友禅作家の御夫妻と知り合った。
 以来、着物や帯を時価買い(格安!)したり、展示会を見学したりとお付き合いが続いている。

 日頃、なんとなく袖を通す友禅の着物。
 素晴らしいのはわかるけど、工程や技術について知っているわけではなかった。
 お話を伺い、工程ごとの細かいサンプルを見せてもらい、目からウロコ。
 彼らにプロの業を教えてもらった。
 (悲しいことに、御主人の方がこの初夏に逝ってしまわれた)

 「匠の~」は御夫妻が世話役を務められいる讃の会主催の毎年恒例イベント。
 全国(といっても西日本多し)の女性の伝統工芸士14名による作品展。
 友禅のほか、有田焼、山中漆器、西陣織、くみひもetc.

 この1年間で興味を持った、有田焼の中の鍋島の窯元さんの作品に注目。
 波佐見焼は記憶にあったけど、三川内焼も出ていたとは~
 (7月に佐世保で会館を訪れた時は「初めて知った」とコメントしていた。
  実は3年前から出会っていたのに、視界に入っていなかっただけだった~

 毎年、お邪魔しては作家さんとお喋りし、気に入った作品あれば購入している。
 今年は初日に行ったら、友禅体験の日だった。
 さっそく挑戦。
 実は3回めなんだけど、3年ぶりだし、生来の不器用ゆえに時間がかかる。
 後から来た小学生の女の子の方がはるかに上手

 でも、いいの。
 静かに布地と向き合い、絵筆をとり黙々と色を置く作業、好きだから。
 1時間半で作業終了。

 作品はマフラー(長形のスカーフ)でも帯揚げにでも。
 (着付けた時に柄が正面にくるように考えられているそうだ)

 他のブースも寄って、山中塗の作家さんが漆器の飯椀を購入。
 3年前は塗り箸、蒔絵の棗を買った関係で顔見知り☆

 2年前は西陣の綴織のブックカバーを買った。
 昨年は帛紗挟みがボロボロになったので、この展示会までじっと我慢。
 手織の綴織の帛紗挟みを奮発して購入した。

 というわけで、お茶を嗜む方々には興味深い展示会。
 ぜひ匠の女たちのパワーを感じに足を運んでほしい。
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道具の日

2008年10月09日 09時37分28秒 | アイテム
今日、10月9日は「道具の日」なのだそうな。
「十」→とう→どう、「九」→く→ぐ

先日の講演会で「近代数寄者は“道具”だった茶道具を“美術品”に引き上げ~」
と書いたが、やはり茶道具は使ってこそ生きるもの。
だと思う。

先日、六本木の雑貨屋さんでユニークな茶箱の展示を観た。

リビング・モティーフ
 Studio GALA「繋 - つなぐ」展 10月26日(日)まで

 デザイナーさんが取り合わせた茶箱と茶わんや茶せんなどの道具一式を展示即売している。
 四季を表現した4つの箱と風土の、そして煎茶箱の計6種類がディスプレイされていた。
 とっても、素敵な茶箱のセットなんだけど。。。
 悲しいかな(?)ガラスケースの中。

 で、店員さんに聞いてみた。
 「この茶道具を茶箱に納めるとどーなるのでしょうか?」

 箱に収納されたパターンがあるのなら、写真でもいいから見せてほしい。
 とお願いしたところ、ガラスケースから出して収納するところを見せて下さることになった。
 と思ったら、店員さん自身は茶道をされていないようで、収納の仕方がわからない?
 なので、「よろしければ私に収納させていただけませんか?」と申し出た。

 掛合があるわけではないので、卯の花点に入れてみた。
 古帛紗がないので、コースターを代用。
 道具の材質や仕上げ、実際に触れてみると、とても理解できる。

 まずは「春仕込」の題された茶箱
 
 茶箱と茶杓は桜材を使用。
 陶器の薄器、茶筅筒は漆仕上、茶巾筒は銀、振出は竹材に漆を塗ったもの。
 かわいい丸い蒔絵の香合がついていた。

 次に「冬仕込」

 箱は和紙。(正確には和紙をこよりにして、それで作ってある)
 蓋の立ち上がりが高く、また丸みを帯びている。
 よって、点前に用いるならば紐のない御所籠に近い?
 薄器は身が黒漆、蓋が赤い漆。
 茶筅筒が銀、茶巾筒は花梨材に漆をふいたもの(底に雪の結晶がワンポイント)
 振出は陶器だけど、口がとても小さい。(金平糖入らないのでは?)

 そして「夏仕込」

 箱はステンレス!
 涼しげだけど、メチャクチャに重い!(持ち運べない!)
 茶巾筒が紫壇、茶巾筒がガラス、茶杓は黒壇で先端にカエルの蒔絵

 ステンレスがあまりにも重かったので、「秋仕込」は遠慮する。
 だって、茶箱は鉄なんだもの。
 茶杓が楓だったり、香合が柿だったりと渋い取り合わせだけど、ちょっと手が出なかった。

 ちなみに、茶箱に道具を収納したところが気に入っていただけたのか、
 「春仕込」はディスプレイとして、採用されちゃった。


 とまぁ、店員さん相手に遊んでいた私であった。

 いずれも、お値段が40万円台だったので、とても貴重な機会だった。
 ただ、実際に道具に触れてみて、収納してみて、感じた。
 「これは、とてもオシャレではあるけれど、実用的ではないナ」。

 たぶん、点前をする観点に立っての取り合わせではないナと実感。
 あくまで、飾って楽しむ際に見た目に心地よいもの。
 デザイン性を追及したもの、という印象が残った。

 もしかすると、茶道はもちろん、実際に茶箱点前をされた方ではないかもね。

 確かに、材質としてはすごく面白いけれど。
 やはり、どんなに芸術性高くても、やはり使い勝手のよいものであってほしい。
 工芸とはそうしたものだと思うから。
 見た目もよくて、使い勝手も心地よいものであってほしい。
 なんて、思ってしまった。

 茶箱で検索して出てくる当ブログの記事→こちら
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コレ、なーんだ?

2008年09月28日 08時01分52秒 | アイテム
正解はガラスのワインクーラー(小、ハーブボトル用)。

3年前、山梨のワイナリーへ遊びに行った際、そこのショップで見つけた。
どこから見てもワインクーラー。
誰が見てもワインクーラー。

だけど、私には一目見て、水指にしか見えなかった。
だって、ほら。


ごめん。
書きたいけど、今日はもう書けない。
ご勘弁を。
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江戸前茶箱

2008年09月11日 05時44分00秒 | アイテム
はるうららさんのリクエストにお応えして。

江戸前茶箱です。(畳の目を完全に無視していて、スミマセン)


和敬点しかできません。
道具はすべて見立てです。

    
 漆職人さんからもらった板、茶碗が2つ。(どちらも小鉢です)

    
 七味入れは「薄器」、竹のマドラーは「茶杓」、漆のビアショットは「茶筅筒」

    
 爪楊枝入れは「茶巾筒」、珍味の器は「振り出し」、やっとこ鍋は「建水」

一応、とある場所で“発表”させていただき、何百人の方に見ていただきました。
        

 「江戸前茶箱」と名付けたのは、箱以外の道具をすべて築地の場外市場とその周辺で買い求めたから。
 (1週間かかって、毎朝歩き回った)
 
 これを箱に仕組み、保温性のあるポットをつけると、野点セットの完成!


 もっとも、風が吹くと道具が飛んじゃうから、屋外はあまりオススメできません。
 (やったことあるけれど)

写真をクリックしてみてね。

 はるうららさん、気に入っていただけましたか?
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