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武蔵の野辺に朽ちぬとも

~合氣道留魂録~

生まれる前から定めろ!!!

2007年07月02日 01時00分41秒 | 合氣道
やくそく 0 【約束】
(名)スル
(1)当事者の間で決めること。また、その決めた事。
「譲ることを―した」「―を破る」
(2)ある社会・組織などで、あらかじめ決められていること。きまり。ルール。
「演技上の―」
(3)生まれる前から定まっている運命。宿命。因縁。
「前世からの―」
――の地(ち)
〔旧約聖書創世記一二章〕神がアブラハムとその子孫に与えることを約束したカナン。転じて、あこがれの土地・状態をいう。
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今日は都内での稽古はお休みでした。
じっとしていられない私は地元の施設を借りI師範代を招いた

I師範代とは以前から漢と漢の熱い約束が存在した。
それは・・

「暁さん・・・私の学んだすべてを渡すからね・・・」

といったもの
この漢冥利に尽きる熱き言葉に奮えないものがあるだろうか!?
もちろん先生の技術とはまったく違ったものなので、おおっぴらには稽古ができない。自然と闇稽古となる。
そしてとうとうその日が来たわけだ。
9時から15時までの6時間・・・施設を押さえた
11時まではニッチーとスティックをふる・・杖も少し振り
心身ともにウォームアップ完了!

師範代も来られ、いよいよ伝承作業は始まった。


まあ大げさに書いておりますが・・いったいどんな技術かと言うと
「合氣杖」です。
それも「岩間の杖」です。
私の中ではとても激しく攻めの技術といったイメージがあります。
なかには「遠間打ち」なんていう四番打者のフルスイングみたいな技もあります。

今日は基本の素振り型を20本ほど教授していただきました。
また師範代の動きはすべてビデオに収めて・・・

いや~とにかく動きがカッコいいんですよね・・次回は組太刀組杖なので
しばらく自己で錬って準備をしていこうと思います。




あとから追いしたがえ!!

2007年06月01日 22時39分01秒 | 合氣道
ついずい 0 【追随】


(名)スル
(1)あとに従うこと。あとから追いしたがうこと。
「他の―を許さない」
(2)人の業績などの跡を追うこと。
「先人に―するのみ」
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合気道の方でも杖の方でも同じことを感じたのですが
なぜこれほどまで先生と呼ばれる方は特出しているのでしょうか?

先生の下が師範代クラスとしたらその間がとんでもなく開いている。
どちらかというと師範代クラスの方々はコチラ寄りな感じがする。(図々しいけど)

もしかしたら師範代の方々は「離」の段階に入っているのかもしれませんが
あまりにも先生の感覚とは異質なものを持っている
しかし指導で口にする言葉は先生と同じ表現をするのです。

明らかに違う感覚と明らかに同じ口伝
耳から入る情報と身体から得られる情報がチグハグになってしまう。

とにかく先生の武は追随を許さない
いつまでたっても差が縮まらない感じ


合気道の先生ももうすぐ60歳
いつまでもドタバタと投げてはくれないだろう

今は一生懸命に先生の「鋳型」を作ることを大切にしている
とにかく積極的に投げてもらいそれを素直に脳と身体に通す

鋳型は形を残すことができるはず
たとえ自分が上達しなくても、私を投げるすべての人に先生のエッセンスを伝えることは出来る。

もしかしたら武というのは隔世遺伝なのかもしれない。

願いのぞめ!!!

2007年05月27日 07時03分44秒 | 合氣道
きぼう ―ばう 0 【希望/▼冀望】

(名)スル
(1)ある事の実現を願いのぞむこと。また、その願い。のぞみ。
「早期の実現を―する」「―を述べる」「―がかなえられる」
(2)将来によせる期待。見通し。
「―を失う」
(3)文法で、ある動作・作用を実現することを願い望む意を表す言い方。口語では助動詞「たい」、文語では助動詞「たし」「まほし」を付けて言い表す。
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合氣道の稽古(前半)が終わるとBBが私の元にやってきた

「あの・・・居残り稽古に今度参加したいのですけれど・・・」


この居残り稽古というのは本来、子ども達の稽古が終わってから大人な時間として設けられた稽古時間で優しい稽古ではなく・・私も指導を終えフルパワーになれる時間。
なので参加は希望制度
嫌がる人、やりたくない人はいない

しかし地元の教室はとにかく子どもが多い
その子どもの中から有志での稽古となる
大人を抜いて上は高校3年生から下は小学6年生(みな上級者)
たとえ興味本位で来たとしてもすぐに淘汰されてしまう内容を稽古します。


でもBBの意思表示はとても嬉しく感じております。
たしかに最近よく伸びています。
今日も相手をして彼の頑張りを感じる事ができました

が・・

まだまだそこまでのレベルではないので
『もうチョット頑張らないと・・・』と答えてしましました・・

事実なことですが彼のモチベーションを下げてしまわないか心配でもあります。
ただ彼は

「はい!がんばります!!」

と明るく答える。


昨今、この居残り稽古が辛くて参加しなくなった子らもいるので、こんな言葉を聞くと涙がでます。







全人口の1%!!!

2007年05月22日 00時26分13秒 | 合氣道
【統合失調症】(とうごうしっちょうしょう)

妄想や幻覚などの多彩な症状を示す、精神疾患の一つ。WHO国際疾病分類第10版(ICD-10)ではF20。2002年までは精神分裂病と呼ばれていた。 発病率は全人口の1%程といわれており、決して珍しい病気ではない。
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先日入門したバットボーイことBB君
このまえ母親が稽古後先生に挨拶にやって参りました。

そこで明らかになった彼のこと

社会不安ではなく統合失調症といった病気でした。
なんでも幻聴や幻覚といった症状がでるらしく
大変な思いをしているらしいのです
高校も通ったらいのですが
この症状がもとで若干トラブルがあったようです
そして自主退学

彼の指導をよくまかされます
気持ちが散漫になったり、小さくパニックをおこして左右がわからなくなったり
ちょっと怖くなったり、急に笑い出したり
そんなの私にもあります。要は振り幅の大きさだけ
彼とは楽しみながら・・・笑いながらゆっくりっと稽古をしております。

「そんなものは武道ではない!」とか「稽古の邪魔だ!」
と思っている方がいらっしゃいますが

それでも彼は勇気を振り絞り1人で見学をしにきて「これをやりたい」「これをやれば・・・」と飛び込んできたわけです。
彼には彼なりの彼だけの武道がそこにはあります。稽古があります。目的があります。


「武道をやれば・・・」「合気道をやれば・・・」こういった症状によい・・・
そんなものは正直どうでもいいし興味もありません。

では私はそれに付き合い犠牲になっているのかというと
そんなことはなく
技のかかりにくい相手をうまく導けるか
わかりやすい指導ができているか・・・と色々と課題はあります。


屁理屈かもしれませんがそれが彼との間の武道です。











願って、それを相手に伝えろ!!!

2007年05月17日 23時57分30秒 | 合氣道
たの・む 2 【頼む】


(動マ五[四])
(1)相手に、…してくれ、または…しないでくれと願って、それを相手に伝える。依頼する。
「知人に就職の斡旋(あつせん)を―・む」「友人に伝言を―・む」「人にいわないように―・んでおく」
(2)どう活動・処理すべきなのか知っている人に処理などを依頼する。
「引っ越しをするので運送屋を―・んだ」「子供たちをよろしく―・みます」
(3)(「恃む」とも書く)依存しうるだけの能力がそれにあると信じる。あてにする。
「一家の柱と―・む人」「数を―・んで押し切る」「万一を―・む(=メッタニナイ幸運ヲ願ウ)」「―・むに足らず」
(4)信じる。信用する。
「諸弟(もろと)らが練りの言葉は我は―・まじ/万葉 774」
(5)主人・夫・主君としてよりかかる。
「―・む人の喜びのほどを心もとなく待ち嘆かるるに/更級」
(6)よその家を訪れて案内を請う。多く「たのみましょう」「たのもう」の形で感動詞的に用いる。
「『―・みませう』と表に子細らしき声つき/浮世草子・禁短気 4」
[可能] たのめる
(動マ下二)
期待させる。あてにさせる。
「あひ見むと―・めしことぞ命なりける/古今(恋二)」
頼む木の下に雨漏る
頼みにしていたのに、あてがはずれる
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うわ!!!冒頭長すぎました・・・(笑)

先日当会で黒帯稽古会なるものが催されました。
白帯もたくさん参加しての黒帯稽古会・・・(笑)

当会では、お酒の好きな方が多いのでこの特別稽古会も5時に終わるようにあらかじめ仕組まれていた。

こういった祭日の稽古では普段、仕事の関係などで稽古に来れない方も参加されます。
私などはここ数年のペーペーだが
こんな小さな会でも来年は創立20周年を迎える
ですから設立当初からのお弟子さんもおられるわけです。
そんな創立当初からの方が二人参加されていた

稽古を終え近くの沖縄料理店に皆で打ち上げに言ったときのこと
私とイチローくんはテーブルには座れなかったのでカウンターで飲むことに
なぜか「道場破りの作法」について熱く語りあっていた(なんじゃそりゃ!!?)


古参の1人が私に話しかける・・・
このかた色々と大変な思いをなさっていて先日とある事件でマスコミの矢面に立たされていたのです。今回参加されていたのが不思議なくらい・・・
なんでもその方は仕事の都合上東北地方に転勤となるとのこと・・・
今日はきっとお別れを言いに来たのでしょうね・・

「暁クン・・・会を頼んだよ・・・会を頼んだよ!!!」

(うわ~こんな熱い人だったんだ・・えええ?!でも私なの??)


時間が経ち
もうひとかたから声を掛けられた
このかたは会社を経営されている方でほとんど休みがない
久々の稽古で不調だったらいしが先生も皆も一目を置いている1人であります
このかたも

「あまり稽古にいけないけど・・暁クン頼んだよ!!!」

(うわ~なんてありがたい言葉を・・・期待していただいているんだ・・・頑張らねば!)

この日、古参の方々から熱き依頼を受けモチベーションはクライマックス
自然と涙が浮かんできました。

少しして先生が

「あれ?暁さんってもうどれくらいやってんだっけ?」

と聞かれたので

『3年ちょっとです!!!』と答えた瞬間

古参の方々が

「ええ!!?そうだっけ?10年くらいだと思ってたよ!!」

あの~顔に
前言撤回
って書いてありますけど・・・・


【今日の格言】
ときに図々しさは刻を狂わす・・・







社会的状況を回避しろ!!!

2007年04月16日 23時31分19秒 | 合氣道
社会恐怖【しゃかいきょうふ】

〔social phobia〕
社会的状況において,緊張・困惑する,あるいはそうなるのではないかという持続的な不安や恐怖感に駆られ,恐れている社会的状況を回避するか,あるいはその状況に耐えていることから,日常生活に障害をきたしている状態。社会不安障害。
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先日《実際に見ろ!!!》で記事にし入門してきた16歳の少年が先生に

「あの・・・薬飲んでいても稽古に参加してもよいですか?」

と尋ねた

「え?何の薬?」

と先生は聞き返すと

「社会不安障害で薬を飲んでいるのです・・」という

その病名を知らない先生は

「それはどう言う病気なの?」とまた聞き返す

「怖くなっちゃうんです・・」と少年は話してくれたそうです。


そういえば彼にもあだ名をつけてありました
『バットボーイズ』でした・・・以降略してBBと呼びましょう


BBは覚えは悪いほうですが、すぐに私のところに来ては
「こんど体操を教えてください」とか
「こんど稽古前に○○を教えてください」
と・・・姿勢は前向きのようです

私はひとまず1ヶ月はお客様待遇で接します(笑)
ソレを過ぎると次第に私のペースに入ってもらいます・・・
もちろん相手に応じて変化しますが・・(苦)


BBと組んで型などを教えていて
『はい・・じゃあ右足を一歩前に出して!』
というとそれがわからなくなって右手を前に押し出してしまったり
『相手の方に手を出して』
というと全く違う方向に手を差し出したり
先生の話を聞いていて笑いが止まらなくなったり

(ん?この感覚・・ちょっと違和感があるな・・・)と思っていたところで
本人が先生にカミングアウトすることになったわけです。


知らなかったとはいえちょっとプレッシャーをかけ過ぎたかな・・・
と反省しておりますが、それでもなお彼が私を頼って来てくれることに救われております。

彼から大体の話をきいていると
中学時代にイジメに合い不登校となり高校は受験できず現在プーで来年高校を受験する・・・といった事らしいのですが

是非この病気を乗り越えて彼が描くように来年は高校生になれる様に心を磨いてもらいたいな~と思っております。

まあ偉そうに言ってはおりますが
私には何も出来ないでしょうね・・・きっと

衆人環視の中で尻を打て!!!

2007年03月22日 03時07分41秒 | 合氣道
じょう ぢやう 1 【▼杖】

(1)律の五刑の一。衆人環視の中で尻を打つ刑。回数は六〇回から一〇〇回まで五段階。刑具の杖は笞(ち)より径が一分太い。杖刑。杖罪。
(2)鎌倉・室町時代の土地面積の単位。一杖は一段の五分の一で、六〇歩または七二歩。つえ。丈。


じょうじゅつ ぢやう― 0 【▼杖術】

杖を用いて敵を制する武術。江戸初期に始まる。杖道。
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ちょっと嬉しいお話が・・・

先日、稽古が始まる前に独り杖を振っているとI師範がスゥ~と近づいてきました。そこから杖の技のお話に・・・

このI師範は大学時代、まだ合気会だった時代の藤平先生に教わっていた方で
当時どっぷり合気道にはまり色々と研究なさっていたそうで、杖で有名な現岩○合気道道場まで出稽古にいって○藤先生にも教わっていたそうです。

その杖の技はとても激しくすごく迫力があります。

この日も
「こんな打ち方もあるんですよ~」
などと優しそうな面持ちで嫌な動きをする・・・

『うおおお!凄い!派手!!カッコいい!!』

と褒めてんだかなんだか解らない反応で私は応対した

するとI師範がボソッと

「私の知っていることはすべてあなたに教えますから・・・」

(え!!?)

「私の覚えたものを暁さんに託します」

(えええええ!!?)

ゾワワワワワワワワァァァと鳥肌が立つほど感動してしまった。

別にその技術が欲しかったからではないのです
こんな言葉を言われて心が奮えない者がいるのでしょうか?
一言!男冥利につきる・・・

I師範の技術を私の身体に何度も何度も通し、何度も何度もI師範と同調していくことでI師範は私の中に息づくことになるのです。
その中には東平先生や○藤先生も・・・もしかしたら大先生も・・・ルーツを探り始めれば1つの動作の中に何人の者が生きているのだろう・・・と
亡くなられて肉体は滅んだとしても私の中で生き続けるのです。
無形であり有形である『技術』として

先日トリスケさんやU太郎さんとのお稽古で感じたことが形をおびて来たような感じです。

トリスケさんやU太郎さんの技術を繰り返し繰り返し真似し、なぞっていくことで
身体も心もシンクロし始める。二人の過去から現在までを身体に染み込ませる・・・これ以上ないほどのコミュニケーションではないでしょうか?
目を瞑ればよみがえる動きや感触・・・私の中にお二人が息づいていることに気がつく
有形無形というのは永遠の命を得ることに似ているのかも・・・


稽古とはそう言うことなのかもしれない
「教わる」にはそう言う覚悟が必要なのかもしれない



私はI師範に

『よろしくお願いします!!』

と即答した・・・




振り返って考えろ!!!

2007年03月19日 00時21分19秒 | 合氣道
はんせい 0 【反省】

(名)スル
(1)振り返って考えること。過去の自分の言動やありかたに間違いがなかったかどうかよく考えること。
「自らの行為を―する」「―の色が見えない」「―を促す」
(2)〔哲・心〕〔reflexion〕注意・感覚・思考など、意識の作用を自分の内面、自己自身に向けること。何らかの目的や基準に照らしつつ行われる判断であり、普遍原理の窮極的把握そのものとは区別されることが多い。ヘーゲルがカント・フィヒテなどの哲学を、現実の具体性にいまだ媒介されていない抽象的な内省、理性に至らぬ悟性的思惟による反省哲学と呼んだのはその意味による。
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一応、先週稽古に行って参りましたので
進捗状況を・・・

ひとまず先生がその後も電話などで子ども達およびご家族に謝ったそうです。
そちら側はそれで落着なのかな・・・

しかし
被害にあった3人の子達は偶然か稽古にはきませんでした。
とりあえず男子どもは合宿なんかで侍子さんにも慣れているせいかケロッとしています、なので年頃の女子に近づくことにしました
(なんか言い方がイヤらしいなぁ)

タイミングよく先生が前回の事件のことで皆を集め話をすることに・・・

「みんなにこういったことを注意しなかった先生が悪かった・・・」
と先生は子ども達に頭を下げ謝った・・・

「でも聞いて欲しいのだけど・・・」と続ける

親バカ(?)で申し訳ないのですが・・・
ウチの子達は話せば理解してくれる良い子ばかりなんですよ~
先生の話も終わり、先ほどの女子らが
コソコソっと先生に話しをしに行く・・・
「先生・・・髪結うゴムとかは・・・?」

「そんなとこまで言わないよ~それにすぐ外せるでしょ?」と笑いながら答える

「あ・・そっかぁ」

いつもと変わらない笑みがこぼれる

(よかった・・・そんなに引きずっていないみたい)

先生とも話をしたのですが・・子どもたちへの顔とは裏腹に納まりがついていない様子
「暁さん・・あの子ら今日来なかったね・・・もしあの子らが辞めたら私は侍子さんを辞めさせるから!いいでしょ!?暁さん!!?」

(いや・・・いいでしょ・・・って言われても・・)

先生も凄い剣幕だ・・・本気だ・・・
というのも例の事件があった翌々日、先生がケアのために被害にあった子らにお詫びの電話をしていると、侍子さんから電話があり

「○○日に送別会やるので呑みに行きましょう」との誘いがあったらしく
先生の怒りの炎に油を注ぐようなことに・・・

どうやら引くに引けない・・・状況ではないらしい・・

まあその日に何かしら話があると思いますが・・

















師弟の関係を絶つ?

2007年03月16日 02時09分39秒 | 合氣道
はもん 0 【破門】

(名)スル
(1)師弟の関係を絶って門弟を追放すること。
「師から―される」
(2)信者を宗門から排斥すること。
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今日、例の事件があってから初めて稽古に行きました。
先生からまた新たな事実を聞くことになった

そのぶっちぎり事件のあと
稽古は続いていたそうなのですが
そこでも侍子さんはイライラしていたのか
相手をしていた中学生の女の子が些細なミスをした瞬間・・・怒号
あまりの激しさのため、その女の子は泣いてしまったそうです。

以前、「登場人物」にも書いてあったナナちゃんという女の子で
とてもボーイッシュな子で体育会系
合気道のほうもセンスがよく、物怖じしなくて、とても負けず嫌いの子なんです。


この話を先生から聞いてすごいショックを受けました。
その日体育館の入口で一緒になり私とナナちゃんと二人で会話をしながら柔道場に向かっていたのです。そのときに・・・

暁『今日、侍子さんが来てくれるって!』

ナナ「ええ!本当ですか!!?やったーーーーっ!!超嬉しい!」

暁『せっかくだから積極的に行って稽古つけてもらいなね』

ナナ「はい」

と・・・こんなやり取りがあったのです。


ああ・・・ナナちゃんに悪いことしたなぁ・・・
悔しくて悔しくて涙を堪えたせいかヒックヒク言うほど泣いたそうです。

(もう・・・いったい何やってんだぁ・・・アノ人はぁ・・・)


とにかく先生はその日も含め電話などでも被害者の人たちに謝罪とフォロー
をしたそうです。


侍子さんは当分、腕の怪我を理由に稽古を休むそうですが
来週、古参の方の送別会があるため(私は不参加)先生と顔を合わせるそうなんですが・・・

「もしその場でこの話題になったとき、話の内容如何では、かなりキツく言おうと思っています。もう僕はやめてもらって構わないと思っているから・・・」

と去り際にボソッと呟かれました

なんか、もう・・・・・・





手首や足首などに巻きつけろ!!!

2007年03月12日 02時14分10秒 | 合氣道
【mianga】
プロミスリングとも言い、手芸の組み紐の一種である。刺繍糸を何本もあわせて編み、模様をつける。

手首や足首などに巻きつけて使用し、紐が自然に切れたら願いごとがかなうというジンクスもある。

1990年代前半、Jリーグ開始当初のサッカーブームと共に、アメリカやヨーロッパのサッカー選手がチームの勝利を願って身につけていたものがきっかけとなり流行した。中高生やスポーツ選手に根強い人気がある。
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今回のお話はあまり良いお話ではありません
とくにニッチーは気をつけて下さい。内緒話です。

内容はコチラに書きました。暁道場内商店街にあるA Cat's Keyに書いてあります。

というわけなんです。
侍子さんの気持ちもわからないでもありません

正直装飾品をつけて稽古をするというのは危険です。
うちの道場(先生)は少々疎いのかな・・・とは思いますが

そういったブレスレットのようなものもそうですが指輪とかも
ラグビーではあり得ません。

相手を怪我させるようなものを装着してコンタクトするという事は害意ありとしか思えません。
まあ・・・そんなことを侍子さんも言いたいのだろうと思いますが

というか前々からそういった子等に私がきちんと説明をしていなかったのも悪いのです。
だからといっていきなりの暴挙は赦されるものではありません。


と思うのです。

うちの合気道会の掲示板には侍子さんに対する心ない書き込みが溢れました
さすがの先生も彼女には憤りを感じておられるようです
侍子さんはというと「1ヶ月ほど休みます」と言い残し去っていったそうです。

今週土曜に稽古に行くのが怖いです
子供たちがその件で私に相談でも愚痴でも話してくれればうまく間に入ることはできると思うのですが・・・変に大人として線引きされてしまったら淋しいなぁ・・・