goo blog サービス終了のお知らせ 

武蔵の野辺に朽ちぬとも

~合氣道留魂録~

精算は手元に残った皿!!!!!

2009年01月26日 22時14分09秒 | 合氣道
回転寿司 【かいてんずし】
寿司屋の業態の一。客は,巡回する専用のコンベヤーで寿司などの載った皿が通過していく間に,自分の食べたいものを選ぶ。精算は客の手元に残った皿の枚数・種類を基に行う。通常の寿司屋に比べ安価であることが多い。商標。
-----------------------------------------------------------------
そろそろ腰も良くなり始めチョーシに乗り始め稽古も本腰へ・・
日曜はダブルヘッダー
午前は都内の道場へ・・午後は神奈川の道場に

この日の稽古でちょっと面白いことやりました
両手を捕られた状態で交差するように持ち上げ小手を逆に捕って極め投げる技・・・


合氣道では始めてやったのですが
とてもスムーズに出来てしまう・・・自分の才能が怖い・・・


いやいやこれは・・・
いつもトリスケさんに教わっているアレです
手鏡?

そりゃぁもう初めてやられる方とは熟練度が違います!(笑)
力の抜き方も教わってるモン♪

居残り稽古でもみんなこの技を練習していました。
動作が単純なぶん、その中に潜む難しさも感じていたようです
白帯の方、数名に囲まれることに・・・

縁の技だな~

そんな氣持ちで稽古を楽しみました。


その後、昼食という名目で呑みに・・・
(まだ稽古があるのに・・・)

豆腐田楽や山芋なんかを売りにしているお店「三河」
初めて行きましたが美味いです!
シメに菜っ葉ゴハンをいただきましたが
絶妙な塩加減がサイコーです。
その上におつまみで注文していたイカの塩辛を・・・至福の一品でした。

ちょっと長居しすぎてしまったので
先生と急いで電車に乗りこむことに・・・
いざ横須賀へ!

ここは子どもばかりの道場なんですが、柔らかさを身につけるには格好の稽古相手です。
ま○よちゃんも合流し本日二回目の稽古
体育館の床の上に畳を並べた簡易的な床での稽古で
先生から
「畳を動かさないように動きなさい」
との指示が・・・

でもチョー難しいッス
結局私が動けば畳がズレまくり
また新たな課題も見つかり良い稽古内容だったと思います


さて・・・
この横須賀でのお目当ては稽古だけではありません。
横須賀中央駅にある回転寿司がすごく美味しいのです!!!

帰り際に三人で寄ることに・・・


うま~~~~~い!!

調子にのったお会計は・・・4,300円・・・


ほたえなーーーーッ!!!!


一週間分の食費が消えてなくなりました・・・


債務も含まれろ!!!!

2009年01月24日 22時45分03秒 | 合氣道
いさん ゐ― 0 【遺産】
(1)死んだ人の残した財産。所有権・債権などのほか、債務も含まれる。
(2)前代の人が残した業績。
「文化―」
--------------------------------------------------------------

本日、合氣道の稽古・・
新春の演武会の日取りも決まり氣合がはいります。

ちなみに3月29日です


今年もまた師範代との武器術です
私は剣を・・師範代は杖を・・・
組立ちというよりは杖投げになるのかな?

剣を捌いて杖でぶん投げるわけです

立ち合うのは六本
面白いですよ~

去年は剣対剣でしたが、本番はかなり良い出来でかなり緊迫感のあるものでした。
今回も迫力ありますよ~

今日も稽古しましたが、結構難しい
一太刀、一太刀に氣を込めないと嘘くさくなってしまうし・・・
練習ではバチバチと杖で打たれ、かなり痛いのですが
師範代が毎年、私を指名してくれて、難しい演武に誘ってくれることに感謝いたします。

これは財産としてしっかりと身につけていきたいものです。



あ!
スミマセン!まだ御健勝です・・・ちなみに・・・





理解や扱いが容易であれ!!!!

2008年11月01日 22時52分54秒 | 合氣道
かんたん 0 【簡単/簡短】
(形動)[文]ナリ
(1)物事が単純で、理解や扱いが容易であるさま。
「―な機械」「―な問題」「―明瞭」
(2)時間や手数のかからないさま。てがる。
「昼食を―に済ます」「彼は―に承知してくれた」
〔幕末から用いられた語。はじめは多く「簡短」が用いられた〕
[派生] ――さ(名)
-------------------------------------------------

手首と右足がバカになっていたので
うまく先生の眼をかいくぐりながら稽古をしていると

入門1年ぐらいのドカさんの指導を任されました。
4級の試験内容ですが本人は色々とハードルを感じている様子。

私の教え方って難しいことを要求しているのかな・・・?
なるべく解り易く簡単にと思っているのだけれど
自分で思ってる易しいと受け手の易しいには差があるんだよなぁ
もっと上手い伝え方を身につけねば・・・


しかし一教は初歩の技と思えないくらい難しい


肉は美味なれ!!!!

2008年10月21日 00時06分25秒 | 合氣道
まぐろ 0 【▼鮪】
(1)スズキ目サバ科マグロ属の海魚の総称。全長約1~3メートル。体はいずれも紡錘形で、大形の回遊魚。日本の近海には、クロマグロ・メバチ・キハダ・ビンナガ・コシナガの五種がいて、ミナミマグロ・タイセイヨウマグロは遠洋で漁獲される。肉は美味なものが多い。世界の温帯・熱帯海域に広く分布。[季]冬。〔古くは、シビと呼んだ〕
(2)特に、クロマグロのこと
-------------------------------------------------

昇段お祝いということで
かなりマニアックな技を教えていただきました。

「肩捕り正面打ち」

を十種ほど

要は片手で肩を捕まれ、もう片方で面を打たれる
といった設定からの技の稽古です。
なかなか面白くハマってしまい。腕は真っ赤に擦れ腫れております

その後に軽く呑みに行くことになったのですが
そこで軽~い話の中、軽~い感じで来年の演武内容が決まってしまいました。

私は「三人捕り」に軽~く決定


仲間の一人が
「審査受けたばかりなのに、もう次のこと考えてるの?」


鮪は泳いでいないと溺れちゃうんだって・・・

現地からの状況などを報告せよ!!!そして叩きつけろ・・・・

2008年10月20日 23時44分10秒 | 合氣道
レポート 2 [report]
(名)スル
〔リポートとも〕
(1)研究・調査の報告書。学術研究報告書。
(2)新聞・雑誌・放送などで、現地からの状況などを報告すること。また、その報告。レポ。
「現地から―する」
-----------------------------------------------------------------


我輩・・こう見えても弐段になりました。

土曜日は先生を迎えに行き体育館で一服・・・


「じゃ・・そろそろ行きますか」

『そーっすね!弐段になって始めての稽古だ~』

「ん?弐段って誰が?」

『え?いや?誰でしょう?たぶん私・・・』

「いや・・そんなの誰が認めたんですか?」

え?
ええええ?


ほたえなーーーーっ!!!!

審査の後言ったじゃないですか~?
「はい合格~」って


「そうそう暁さん。今回からきちんとレポートを提出していない人には認可状渡しませんから~わっはっはっは~」

あ・・・

そういえばまだでした


現在
レポート『自橿不息』激烈執筆中!!

まっておれ!認可状!!!!


うら~っ!!!書き終えて叩きつけてやるぅぅ!!!

排便に困難をともなえ!!!!

2008年03月08日 00時09分53秒 | 合氣道
べんぴ 0 【便秘】
(名)スル
通じがないこと。大便が長い間腸にたまって、排便に困難をともなう状態。ふんづまり。
--------------------------------------------------
かれこれ半年以上
この杖投げの練習をしてまいりました。
そのわりには上達がなく
ただただ時間が過ぎるだけのような氣がして焦っておりました。

この日も両津さんに受けてもらってひと通り練習したのですが
何かが違う・・・

う~ん・・・

モヤモヤしつつも稽古は終わりまし・・・・のはずが

「ちょっと僕のを見てて・・」

と先生が杖を持ち両津さんを投げる・・

「ここを・・・こう!!」

『な、なんとーーーーっ!!!』


ピキーーーーーーーーーーン!!!!!!!



今まで勘違いしておりました・・
いや勘違いというよりまったく違う方向に進んでおりました。

ここでは術理は書きませんが
なんつーか
今までは刀のミネを使っていたというか・・・
何しろ氣を出すとこがまったく違っていました

というか
当たり前ですが徒手の延長だったわけです。
それに氣が付かないとは徒手の未熟さもうかがえます・・

でも!でも!
かなりスッキリです!
1ヶ月の便秘を出し切ったような感じがします!

さて
それが体現できるかはまた別のお話です・・・(笑)

くずさずきちんと書け!!!

2008年03月06日 23時28分54秒 | 合氣道
かいしょ 0 【▼楷書】
漢字の書体の一。字画をくずさずきちんと書く書き方。隷書などから転化したもので、中国の三世紀中頃から使用された。真書。正書。真。楷。
--------------------------------------------------

杖投げをやっていて
ちょっと氣がついたこと…

よく合氣道では
楷書→行書→草書(型→合氣→氣?)と
形の変化があったりしますがこの型ともいえる楷書の中にもいくつか段階があることに氣がつきました。

文字も覚えたての幼児期のころはただ形を真似ればよかったのが
次第に「とめ」「はね」などのアクセントも必要になったり
バランスや美も求めたり…
でも楷書は楷書

きっと行書や草書の中にもそれはあるはず

すべては繋がりあっていて、かつ独立しあっているのかも
単に楷書を崩したものが草書ではないということ…

形があり分かり易いものが楷書であるならば
きっと草書は
それを知るもの同士しか読み解けない流動無形なもの…先の先や後の先とかいうのも要はそうゆうことかもしれない

拮抗した間合いには
そんな可愛らしい文のやり取りがあると思うと笑える。

まあ
私にはまだまだ早いことで、とにかく今は嘘字を書かないように反復を繰り返すだけです。

杖という筆で…(笑)

一部の人々を担い手とせよ!!!

2008年01月25日 07時58分48秒 | 合氣道
サブカルチャー 【subculture】
ある社会に支配的にみられる文化に対し,その社会の一部の人々を担い手とする独特な文化。例えば,若者文化・都市文化など。副次文化。下位文化。サブカル
-------------------------------------------------------------

今日は流山で稽古

流山・・ちょー寒い・・
畳冷て・・

震えるほどBEAT!!!
しかし波紋は練れず

「みんなオラに少しだけ元氣をわけてくれ!!!」
と心で叫べど温まらず・・・

本日は杖投げ


今日は氣を吸い込むといった部分を重点に稽古しました。

杖を「はいよ!」とツンデレに出すよりも

「どうぞお掴み下さいご主人様ぁ」といった感じに相手に掴みやすく差し出すと萌えるみたいで、よく杖を追いかけてきてくれます。

なるほど~

こんなところにもサブカルチャーの波が・・・

テクニックに依存するな!!!!

2008年01月10日 00時12分39秒 | 合氣道
身体能力 【しんたいのうりょく】
スポーツにおける身体的資質の総称。競技上のテクニックに依存しない基礎能力。体格・瞬発力・持久力など。「-が高い」
-----------------------------------------------------

今日は久々に千葉での稽古
黒帯の高校生も久々に稽古に来ていた。
そして何を言い出すかといえば

「今年二段とりますから!」

と宣言しておりました。

ほたえなーーーーーっ!!!!!

年に数回程度しか稽古しないで昇段だぁ?

『その前に稽古しろぉ!おまえ稽古不足だろぉ』
と言うと

「そこらへんは身体能力でカバーします」

だって・・・
まぁ先生がGOを出せばそれでいいんだけどね


「さて・・・今日はなんの稽古しますか?」と先生

三人いるからということで「二人掛けの乱捕り」を稽古することに
これは三段技にあたります。
二段を目指す彼には申し訳ないけれど・・・

(二人ぐらい楽勝だろう・・・)
とタカを括っていると・・・身体が動かない・・
(ん!?なんだ!!?おかしいぞ!!)
自分のイメージと実際の動きには身体ひとつ分ぐらいのギャップがあります。

(うおおおおお!追い込まれてしまうじゃないか~)
動きが遅いから余計に焦り力む・・・

肥えた・・・

完全に肥えによるもの・・・そして運動不足・・・
うおおおお!もう喰わない!明日から何も喰わないぞ~!!パリパリボリボリ

ああ・・・腰が痛い
変に状態を捻っていた証拠だな・・・
俺には身体能力さえないのか・・・グッスン
 

2007合宿(後編)

2007年11月27日 22時46分07秒 | 合氣道
そんななか
昇段審査が開始!
メインは高1のガイア
フルスペックバージョンの内容です

・自由技(10種目×5つの技)
これの投げと受け
・剣の型
・乱取り
・呼吸動作(全員抜き)

といった感じ
そして相手はランダムに選ばれる黒帯衆
皆、相当氣合いを入れて対します。
これは当流独自の考えですし本当に正しいかわかりませんが…
様々な理由があるのです…
単純に肉体的に疲れ果てさせること
そして容赦なく掛かったり思いっきり極め投げ叩きつけ精神的にも消耗させるわけです
しかしギブアップするわけにも逃げるわけにもいかない背水の状況で最後に人が絞り出すもの…
それは何か感じるための儀式

また黒帯の本氣の技を身を持って味わって貰うわけですが普段の稽古ではないリミッターの外れた威力の技…それを連続50本受けさせます
黒帯の実力を知って貰うのと同時に自分の未熟さも知って貰います
またそれを見ている後輩達に将来目指すものへの覚悟を持ってもらうわけです。

…と先に言い訳をしておきます(笑)

「はい!次!黒帯!」
と呼ばれ間髪入れずに私は走り寄る
畳の中央に進むと
「肩捕り5種始めぃ!」と掛け声が…
もちろん技のシナリオはないし掛かりかたに順番もない、何があっても動転せずに心を鎮めておかなければならない。
それは投げる黒帯にも求められていてよく先生は見ている。

一本目は『四教』
彼は一教と勘違いし先回りに受け身をとりうつ伏せになった…しかし技は終わらせない。
四教を極め吊り上げる。あまりの痛さに立ち上がるところにカウンターで投げ叩きつけ固める。
いきなりのドSな技に空気が凍りつく
続いて前方投げ、一教、呼吸投げ、小手返しとすべて叩きつける系の技で統一

二度目の出番は『胸突き5種』
回転投げ、四方投げ、切り返し、小手返しと続き最後は藤原組長の必殺技のひとつ脇固めのような技『肩固め』で極め終了。
終始「ここがゴールなのか?」といった気持ちで投げました。


後でI師範代に
『暁さん…鬼のようだったよ』
・・・と片手捕りの際に裏拳をガイアの顔面に入れていた本物の鬼から言われました(笑)

また例の師範代ことK師範代の技はかなり重いのでガイアはぼろ雑巾のように畳に貼りついてました

久しぶりに姿をみせた
ホスト系合氣道家Hには
後ろ手首捕りから腰投げをされキレイに頭から真っ逆さまに落とされていました。

そして呼吸動作…
もちろん生半可には倒れません。いやむしろ逆に投げ飛ばします
でも逃げ道はありません倒す事でしか進めないわけです。それがどんなに巨大な岩に思えても…

いったいどれだけの時間がたったのでしょう…
10時から始まった審査はもうお昼に…
ようやく師範代を倒し終え道場の中央に座り正面と皆に礼をした瞬間
ガイアの瞳から涙が…
本当によく頑張りました。
彼とは同じ道場で五年稽古して来ました
小学生だった頃から知っています、普段は笑顔で稽古をしていますし、とても頑張り屋で可愛くて可愛くたまりません。

あえて言うならば彼への愛情の分だけ厳しさに転化させていただきました。それはI師範代も同じ。他の人とは思い入れが違う…ガイアからしてみればはた迷惑な話ですが…
しかし本当によく頑張った…よく堪えた
彼の涙に誘われるまでもなく私も涙が溢れてくる

「これで平成19年度合宿を終了します!礼!」

その直後ガイアは仲間から、もみくちゃにされながら祝われた。

そこに私は近づく
『おめでとう…』と握手求めた
「ありがとうございました」
と差し出してきたガイアの手は疲弊しきり握り返すこともできない…

思わず涙が溢れそうになったが噛み殺しその場を去った
一度振り向くと彼はしきりに目頭を押さえていたのが見えた


『おめでとう』

私はもう一度心で呟いた…