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マイ禁書

2016-08-07 23:57:12 | インポート
読みたいなーと思ってはいるけど、
「なんか体力使いそうだから時間あるときにゆっくり全巻読もう~」
っていう本あるじゃないですか。
それをね、この間全巻買ってね、読んでみたの。
そしたらびっくりした。読むんじゃなかった。
私けっこう長いことホラーMとか愛読してたけど、こんなに恐い漫画は見たことも聞いたこともないよ……


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ヤバすぎでしょコレ……
殺傷能力の高さはネットの評判で聞いてはいたけど、ホラ私なんだかんだで既婚だし、割と余裕で読めるんじゃないかと思っていたら大間違いでした。
一巻につき2,3回は正面から心の臓を鋭利な何かで突かれるような衝撃を感じて息が止まった。
何回かパタッとページも閉じちゃった、なんか本能的に「これ以上読み進めたら死ぬ」と思って。
若い子たちは「これは将来の私だ」と震えるらしいけれど、なんていうかもう現在・過去・未来の私が詰まってる……死にたい。
っていうか独身の時に読まなくて良かった、そしたらたぶん遺書書いてた。


このセリフとかもう言ってたかんね。まんま言ってたかんね私。
この話、アラサー女性が3人で
「あのときこうしてたら~」
「あれがああなれば~」
ってタラレバしながら女子会で飲み騒いでしんどい日常を乗り越えていく(けど婚期も逃していく)んだけど、なんとなく自分が結婚できた理由がわかりました。

友達がいなかったからだ。

まぁ正確にはわずかにいるけれど、私以外はみんな忙しいから滅多に会えないし、会えてもみんな子供いたりとかで付き合い方も変わってきたりしてアレだよほら、そういうアレあるだろ?私以外はみんなちゃんとしてんだよ。
だから、もうずっと猫を撫でながら、私の中のタラとレバーの精(タラレバの中に出てくる幻覚、可愛いけれど辛辣なことを言う)と自問自答しながら瞳孔かっ開いて「ヤバイ……ヤバイ……」って言うしかないんだよ。

↑こいつら。私の中にいたのはこんなに可愛くない。なんならただの疲れた顔をした私の姿だった。
そんな中で、もし私に笑いのツボがだいたい同じで、共通の話題で盛り上がれて、笑い転げたり泣いたりなどしながらテンポの良い会話を夜通しできるような友達がいたなら、たぶんそこまで人間に餓えることもなく、血眼で婚活とかもしなかったと思う。
『小明の副作用』の終了もあって、とにかく人間との交流に餓えていたのも良かったかもね。
ほら、思いっきりお腹空かせておけばだいたいのものは美味そうに見えるみたいな……不幸中の幸いってやつだね!
しかしながら結婚すればハッピーエンドっていうわけでもないしさぁ人生ってなんか長いよね。ほんと恐い。
なんか話それたけど『タラレバ娘』ヤバイので、まだの方は良かったらどうぞ。
5巻まで出てて、全巻本気で殺しにかかってくるしまんまと死にたくなりますよ。



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