さよならアスタリスク

とある精神病罹患者の雑記 
コンタクトakame_nao@mail.goo.ne.jp

起きれない

2006-10-09 18:45:36 | Weblog
昼間起きれない。
完全な夜型人間になってしまった。
でも夜は布団には入っている。
暇だからテレビを観る。
そしていつの間にか寝ている。
起きたらもう午後6時過ぎだ。
明日こそ早く起きるぞと思ってても駄目だ。
役所にも銀行にも行けない。
辛い事は他にも沢山あるけどこれは
少し辛い。

寂しい季節

2006-10-07 23:40:10 | Weblog
 確かアースクェイクを呑んでいた。
「なんかこの頃寂しい季節になってきましたね。でもこれからが本番か…
 あの冬と呼ばれるものが又当然の様な面をしてやってくるのですね。
 あぁ南国に逃げ出したい。」
 俺のそんなくだらない会話付き合ってくれるこの女は誰であろう。
 そんな事はどうでもいいか…
 今は横にただ頷いてくれるそんな女が必要だっただけだった。
「北国育ちは寒さに強いってのは嘘だわね。」
 そう云ってその女は緑色の液体の入ったグラスを唇に傾ける。
 ちょっと前にトニックウオーターには緑色と無色透明のが二つあってね…
 なんて嘘か本当か解らない講釈をその女から承った事を少しだけ思い出した。
 俺もトニックウォーターにはキニーネというという物質が入っていて昔はマラリヤの治療薬として使われていた事を今思い出したが、
 彼女にそれを講釈たれたのかは覚えていない。
「北海道はね二重ガラスとかセントラルヒーティングなどが整備されてて家の中などは内地よりも暖かいんだ。だから北海道から内地に越してきた人が冬に風邪っぴ きになるのは珍しくないらしいよ。」
 そこまで云って彼女はその時なぜ俺の出身が北海道だと解ったのだろうか?と一つの疑問にぶつかった。
 俺がそこまで話したのか?
 そう考え出すと頭がグルグルしてきた。
 ふと横を見ると今まで話していた女と違う感じがする。
 スレンダーなもっと綺麗な女に代わっていた。
 さっきの女はもっと可愛い感じの娘だったはずだ。
 バーテンに聞くのも本人に尋ねるのも気が引けたのでそのままにして置いて、
 相手が話しかけて来るのを待つという事にしたがそれ以来会話はなかった。
 彼女の飲む緑色の液体を横目で眺めつつ果てし無い酩酊感にとらわれた。

 次の記憶がトイレであるしかも和式トイレの便器に頭を突っ込んでいるという、
 とんでもない状況。どうも吐こうとして足を滑らしたらしい。
 酔っているせいか力がでない。
 「助けてくださ~い!」おれは何度も叫ぶはめになった。
 屈辱的だ。その上踏ん張りすぎて糞をもらしてしまった。
 最悪だ…
 そうやって俺の寂しい季節は幕をあける事となったのだ。



散文詩

久しぶり

2006-10-05 16:46:35 | Weblog
久しぶりに焼肉食べにいった。
久しぶりにまともな物を食べた気がした。
久しぶりにビールも呑んだ。
久しぶりにご機嫌な一日だった。
久しぶりに……

空手

2006-10-01 23:16:59 | Weblog
麻袋に砂と砂利を混合したもの入れた砂袋と云われるものを素手素足で血尿が出るまで叩いていたあの頃はまだ若かった。
その団体の名はあの悪名高い拳道会で何時しか自分の周りに日本人がいない事に気付き出奔して自分で団体を起こした。名を秋水会として再度の挑戦にかけた。
しかし世間はそんな簡単なものじゃなかった。
俺は金儲けを考えないで自分が開発した実験的空手理論を生徒に押し付け、
厳しく指導した。その結果、生徒は集まらず出費がかさむだけの貧乏所帯になってしまった。
金を儲けなきゃいけない。霞を食っても生きられない。
その為に空手は生徒に充足感与えなきゃいけない。
準備運動して移動稽古して型やってミット蹴って組手して補強やって…
ま、こうゆう感じで生徒に自分が強くなったと錯覚してもらう事が必要なのである。
人間汗をかいて、腕立てから指立てふせが出来ると嬉しいものだ。
確かに自力は付く。喧嘩もある程度強くなる。必要な事である。
でもそれと空手が身に付くのとは雲泥の差がある。
俺は基礎的な事を吹っ飛ばしてもっとレベルの高いものを目指した。
ただそれだけだったんだ。
しかし案の定流派は衰退、そして消滅。
何時秋水会は復活するのであろうか…

焼酎のみながら考える日々。