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ビデオ工房AKAMEの日々是好日

ビデオ工房AKAMEのメンバーが徒然なるままに書きます。
コメント歓迎!

あビルーム No80

2017-06-06 15:03:37 | あビルーム

あビルーム N0.80 上映&トークのご案内 

『いわさきちひろ~27歳の旅立ち~』96分/2012年制作

日時:6月25日(日)6時~

場所:ビデオ工房AKAME ( 地下鉄 西中島南方/阪急 南方 徒歩3分)

参加費500円

http://www.akamev.net/AVI/AVI80/avi80index.html

エグゼクティブプロデューサー 山田洋次

監督 海南友子

ナレーション 加賀美幸子

出演 黒柳徹子 高畑勳、中原ひとみ、松本善明

声の出演 壇れい 田中哲治

 

”壮絶な半生が伝える感動のメッセージ”

日本を代表する絵本作家いわさきちひろ。

没後40年近く経った今も愛され続けているちひろの絵ですが、

彼女自身の人生についてはあまり知られていません。

不幸な形で夫と死別、戦争で家は焼き払われ何もかも失った人生のどん底。

大恋愛の末の再婚、失業中の夫を支えた過酷な日々、病に倒れ命を削りながら平和への想いを

絵筆に込めた最期まで、ちひろはどんな時も決して諦めませんでした。

その強い生き方に、私たちは驚きと感動をもらうことでしょう。

 

お問い合わせ ビデオ工房AKAME 04-4805-0234  e-mail aviakame@gmail.com

詳細はこちらです

http://www.akamev.net/AVI/AVI80/avi80index.html


あビルームNo.78しました

2016-10-02 16:18:39 | あビルーム

10月1日(土)6時から『あいむはっぴぃ!と叫びたい』を見ました。
これはクリエイティブハウスパンジーの当事者、スタッフたちの活動を一般の人の目線(監督)で追った作品です。

参加者の中には障がい者施設で働いている人もいましたが、「こんなところがあったんだ」と驚いたようでした。
何より、当事者や支援する職員たちの表情がいいんです。安心して居心地よく暮らしている、しかも自分で決められるんです。
これはパンジーが「自分で決める」ことを大切にしているからです。

私自身、以前は会社に勤めていて、今の自営の良さを味わっています、出勤時間も仕事の仕方も。赤字でもなんでも自分で決められるって本当に快適なんですね。

障がいを持つ人の場合は、施設や支援する人の都合で決められてしまうことが多いのではないでしょうか。子どもでも老人でも誰でも自分で決めることがどんなに重要かを改めて考えさせられました。一般社会では自分のことでさえ自分で決められない場面が多いからです。

この作品のプロデューサーである林淑美さんの「障がい者をひとくくりにしないでひとりひとりをしっかり見れば、それぞれが喜びも悲しみも感じるひとりの人間であるということ。相模原のやまゆり園での事件の犯人もそのような対応、見方ができてなかったのだろう」ということばにとっても納得しました。

パンジーのような理想的は施設が全国に増えていって欲しいと切に願っています。

クリエイティブハウスパンジー http://soshien.com/about/pansy01/

(まめ)


あびルームNo.77をしました

2016-06-24 19:25:47 | あビルーム
6月18日(土)あびルームNo.77をしました。

『メトロレディーブルース』と『続メトロレディーブルース』2本を上映しました。
参加者は10名。涙あり、悔しさあり、だけれどもユーモアあり、元気も勇気もくれる作品を観てのトークは多いに盛り上がりました。
65才を超えて働こうとする女性たちは、立ちはだかる数々の苦難を乗り越えようと労働組合をつくり,そして裁判闘争に発展してきます。


少ない時間の中で作品に対する活発な感想や意見が飛び交いました。

女性たちの闘いに勇気をもらった、
闘いを通して女性の心の変化に心を揺さぶられた、
自分も非正規で働いているが一人の仕事も多く、なかなか一人で声を上げることは大変、 等々


全員が共通して感じたのはとにかくこの作品はいいということです。
働く者誰が観ても感動すること間違いなし。よし、自分も負けられない、闘ってみせる、声を上げていいんだ!
そんな立ち上がる勇気を日本中に広げられるといいと思います。

あビルームNo75しました

2016-04-25 16:14:12 | あビルーム
4月17日(日)『アッラーと私とスカーフと』横間恭子最新作品を観ました。
総勢9人の女性、さまざまな方がいろいろな感想を述べて楽しい上映会となりました。

☆地域紙に関わっている方
「スカーフ1枚でこんなに悩み考えているのがおもしろい」

★昔アラブに滞在されていた方
「男尊社会だけど女性は家の中では強い。このアラブの作品を若い人たちに見せたい。」

☆日本の大学院に留学しているフランスの女性
「フランスでは学校の中でスカーフを身につけることが禁止されている。
宗教のシンボルとなるものを身につけてはいけない法律がある」

★介護職員
「イスラム教も差別があるがキリスト教もある」

☆女性センターに勤務
「アラブについてあまりにも知らないので、1度観るだけでは分からない
男性からの感想を聞きたい」

★映画配給に関わる人
「スカーフは女性差別の象徴にもなり、女性を守る役割も果たす」

私は彼女たちがスカーフをするか真剣に悩んでいる姿に興味深かったが、
スカーフをする女性たちは、やっぱりイスラム教にとらわれているように思った。
やはり宗教には女性差別が多いように思う、それで救われる人には宗教が必要だが…。
正直なところ女性専用車に乗ると安心だ、
だがなくてもセクハラのない社会であって欲しいと願う。

(mame)

あびルームNo.75をしました

2016-02-01 19:10:39 | あビルーム
今回の上映は新作「出稼ぎの女たち」(マカオ作品/2009年)です。
5名の方が来てくださり、作品鑑賞、トークに少人数だからこその和やかなあびルームになりました。



作品は、インドネシアからマカオに出稼ぎに来た女性たちのドキュメンタリー。
エージェンシーに搾取され、パスポートを取り上げられたり、住んでいる宿舎が火事になって仲間が亡くなるなど、もう本当に次から次に問題が起こります。
しかし彼女たちは力強いんです。そして明るい。救われます。

特にゲストをお迎えしていなかったため、関係しそうな事象をほんの少しこちらで下記のように下調べをしました。

1, ここ大阪市でも神奈川県に次いで、家事支援を行う外国人労働者を受け入れることが決まっているということ(4月より)
2, それ以前に家事労働者を海外から受け入れる「国家戦略特区法」が昨年決まったこと
3, 現在、働く女性が家事代行サービスの利用現状とアンケートなど(首都圏と大阪に住む24歳から44歳の女性利用率が3%、使用しない理由など)
4, 外国人が日本で働くことによる人権侵害の懸念(ILO(国際労働機関)186条に批准していない、不正監視の透明性、など)
5, 家事労働を担う女性を助けることが→女性の活躍を推進?女性の家事労働を固定化している?男性への家事労働負担や育児休業については?
6, マカオではないのですが、台湾での外国人労働者が占める割合(2349万人中55万人)とそこでの課題

専門的ではありませんが上記のような報告の後、それぞれご覧頂いた感想を聞きました。

日本の若者の現状に照らし合わせ考え将来の日本を憂いた方、生まれた国や環境によって人生を翻弄される姿に痛みを覚えたこと。
また、登場するインドネシア女性労働者たちが悲惨な現状の中でも労働組合を作り、法の縛りがある中でも希望を持ってそして笑みを絶やさず、仲間と共に立ち向かう姿に勇気づけられた、などなど絶望の中にも光を見る作品だったのではと感じています。



この作品は一人一人の外国人家事労働者がそれぞれの事情を抱えて、見知らぬ世界に不安を抱えながら働きに出る姿を映しています。
そう、ひとりひとり、それぞれ、です。
女性活躍の名の下に決定した外国人家事労働者の受け入れ。
不当な扱いはないか、人権が無視されていないか、今後もひとりひとりの顔や人生を思い浮かべながら考えていきます。

次回もまたあびルームを開きたいと思っています。
作品や日程が決まり次第お知らせしますね。
まだまだ寒い中、忙しい中、来てくださった方々、本当にありがとうございました!







あビルーム No74尾辻かな子さんのおかあさんが!

2015-10-29 22:54:36 | あビルーム
あビルーム74の報告です。
レインボーパレードと同じ10月10日、現地で声をかけたら
なんと尾辻かな子さんのおかあさんが来て下さいました!
親の立場からのお話はとっても分かりやすく、
LGBTに対する厳しい現実を知る事になりました。
尾辻さん,長い間つからったであろう日々を察しました。


あビルーム73の報告はこちらです。
尾辻かな子さんが忙しいところ来て下さいました。
尾辻さんが来ると言ったら予定をキャンセルして来た人や、
遅れて電話をかけてきたり、来れなくて残念がった人がいたり、
早く分かっていたら、尾辻さんフアンがもっと集まったことでしょう!

LGBTの最近の状況と今後の話など、
さすがの幅広い情報に圧倒されました。


咳き込んで体調が悪いところアルコールまで
つきあわせてしまいましたが、
楽しいひと時を過ごしました。

LGBTに注目の最近です。
数少ないレズビアンテーマの『I'm Here』が売れることを願っています!

mame