前回の投稿の続きのお話です。
窓のない車両からでないと聴こえないいろんな音を感じながら、ゆっくりとおろち号は備後落合駅へ進みました。
1日を通して、春を越えた心地良い空気に満たされました。
不安を抱えていた桜の咲き具合も決して悪くなく、右、左と素敵な景色を見ることができました。
途中、沿線では多くの方が旗や風船などを用意して、列車が来るのを待っておられました。
特に出雲八代駅とその近くの沿線での歓迎の在り方には驚きました。
紅葉の季節に訪れた際も思ったことだけど、この一瞬の時間のために集まられる、地域の方の団結力、行動力に感心しました。
だから、この車両の運用が間もなく終わると思うと、仮に車両が変わって運行されても、窓のある車両でこんなにも盛り上がれるものが生まれるのか考えてしまいました。
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