ゴルフ・・・はじめてみました!

ゴルフ、あ~、もっと早く始めれば良かった。。。
初心者ゴルファーの「ゴルフあれこれメモ」を作ってみました。

スランプ・・・

2007-07-14 22:49:06 | ゴルフ談議

あるゴルフ番組で「アニカ・ソレンスタムの練習は8割がショートゲームで、ドライバーは2割」と言ってました。なるほどと思い、ドライバーもずっと調子が良かったので、いつもトラブルとなるアイアンを集中的に練習することにしました。

私のスコアを乱す原因は、たいがいアイアンのダフリやシャンクに近いドスライスでした。そこでドライバーは一旦置いておいて、9Iのダフリと5Iのスライス撲滅を目指し特訓を始めました。1ヶ月ほどドライバーを殆ど握らずアイアンの特訓をした甲斐があり、かなり上達してきました(詳細はまた次回)。

ところが!そろそろドライバーも再開するか、、、と手にしたところ、球が全く上がらなくなっていたのです!あんなに調子の良かったドライバーが、地面すれすれ&100ヤードあたりで急降下なのです。挙句の果てには急激なフック&急降下のチーピンが連発するようになりました。。。何が何だかさっぱり分からないぞ!?トホホ・・・いつもは150発くらいで帰るのですが、200発打っても、300発打っても、打てば打つほど滅茶苦茶です。その状態が約3週間。。。ホント悩みました。ネットでも検索しまくり打開策を探ったのですが効果なし。本気でレッスンを受けようかと思いました。打ちっぱなしの受付のお兄さんは「上げよう、上げようと思っているから右足に体重が残ったまま、突っ込んだ打ち方になってるのでは?ロフトもあるしクラブを信じて軽く振れば。」とアドバイスしてくれました。言われたことは、そうだなぁ。。。と思ったのですが、でもどうしても上手く打てません。

技術的な情報で完全に脳みそが埋め尽くされてしまい、何処がどうなってるのか混乱して、パニック状態になってしまったので、ここはメンタル面から改善しよう!という自己判断に至りました。(^^);そうです、行きつけの打ちっぱなしに別れを告げ、全く別の打ちっぱなしにお邪魔してみました。ここ数週間、練習場に入場しただけでモチベーション急降下だったのですが、場所を変えてみて規模も風景も全く違う練習場でなんだかやる気が沸いてきました!今まで悩みに悩んで混乱していた脳みそがリセットされ、無の境地で練習打席に入りました。そして、何も考えず、フツーにゆっくり「く」の字を維持しながらハーフスイングで振ったところ、なんと今までのヘナチョコ打球がスコーン!と230ヤードあたりまで真っ直ぐ飛んで行ったのです!!ヤッター!!と、そのスイング感覚が体に残っているうちに何発か同じように打ってみました。何度打ってもちゃんと飛びます。

ここで、「何が違ったのか?」ということを思い起こしました。。。

アイアンばかり練習していたせいか、スイングプレーンが垂直になりすぎてしまい、それを矯正するために、今度はテークバックが地面と平行回転気味になってしまい、さらに左肘を伸ばして思いっきり引きすぎていたので、「く」の字が一直線になってしまっていたようです。「く」の字がなくなったため、球を払いながらアッパーブローでインパクトすることが出来ず、球が上がらなくなったのです。そして、球が上がらないから、上げよう上げようと、どんどん右足に体重が残ってすくい上げが始まり、そして右足体重で球にヘッドが届かなくなりチョロするので今度は体重が残ったまま状態が突っ込んで極端にフェイスがかぶりまくる。ついでにテークバックを低く後ろに引きすぎているので極端なインサイドアウト軌道になっている。。。という具合です。

一番効果的なのが「く」の字、テークバックを少なく、そしてゆっくり、という3点です。構えたときと同じ状態でインパクトを迎えるための必須条件である「く」の字。それとテークバックを少なくすることでスイングプレーンが崩れるリスクを最小限にとどめる、そしてゆっくり振ることで極端に早いリリースを防止しフックを食い止める。更に、ゆっくり振ることで自然な体重移動を思い出しすくい上げを意識せず突っ込みも防止する。ということが自然に出来てきます。特にテークバックで振りかぶり過ぎないことに注意することは非常に効果的です。ホント右腰くらいまでで十分です。振りかぶれば振りかぶるほど、スイングが乱れてきたり余計な力が入ってしまうので、矯正できるまではとにかく軽く打つことを心がけましょう。

あと、「く」の字を意識すると同時に、より地面に対してスイングプレーンを垂直にもっていくように意識することです。よく教科書にドライバーは「体を軸に地面に平行に回転して払うように打て」と書いてありますが、これはあくまでもアイアンと比較して、、、ということだと思います。そりゃアイアンよりシャフトが長いんだから水平気味になるはなぁ。しかし、球をミス無くまっすぐ飛ばす(横のスピンがかからない)ために一番良いのは振り子のように地面と垂直に真っ直ぐ球にインパクトすることです。あの紐に球がついているものが4つとか5つ並んでぶら下がっていて、片方の端の球を振ると球が隣の球にコツンと当たって同じ間隔で振り続けるおもちゃ。あんな感じです。もっと言えばパターくらい地面と垂直にスイングできれば横スピンはかからずに済むのです。でも、遠くに飛ばすにはクラブを長くしなきゃいけないし、人間の体の構造上長いクラブを地面と垂直に回転させることは事実上無理。上半身もクラブも地面に対して斜めにならざるを得ない(だからライ角がついてるわけですが)。それでもってクラブヘッド(フェース)は体を軸に回転しながらインパクトしてくるので、飛行線に対して直角にインパクトするのはほぼ一点の瞬間しかないのです。だからゴルフは難しいんだよねぇ。。。ってことは、地面に平行なスイングプレーンを目指すことはナンセンスで、飛行線に対して直角にインパクトできる範囲を極力広げるためには、よりスイングプレーンを地面に対して垂直方向に持っていくほうが良いのです(正確にはライ角通りに振りたいわけですが・・・)。

細かいロジックは私も分かりませんが、「く」の字と、少ないテークバックと、ゆっくりスイングを意識して極力縦に回転させることに意識して練習してみてください。少なくとも私はこれでスランプを脱出することが出来たのです!球が上がらない、もしくはチーピンに悩まされている方、騙されたと思って一度チャレンジしてみてください。(^^)一度スランプになると、あれこれあれこれ色んなことを考えてしまい、色々な本やサイトを見て情報も溢れ返ってしまいます。一度、脳みそをリセットしてゼロから絞り込んだポイントだけに気をつけてスイングチェックしてみることをお薦めします。

まぁ、文章でお伝えするのが、こんなにも難しいものか、、、と痛感しました。今回は。。。では、では。



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2 コメント

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同じ状況陥りました (naonao)
2007-12-29 10:20:51
あれだけ上がっていたドライバーの打球が一ヶ月程前から地上すれすれで飛んでいき、時にはチーピンもでるようになりました。思考錯誤していましたが、だんだんひどくなっていくばかりで回復のメドが全く見えないままでしたが、昨日もう開き直ってグリップをあれこれ試していたらスクウェア・グリップで以前のように上がるようになりました。
自然とフックグリップになっていたようです。ちょっとの違いでこんなにスランプに陥ってしまったのかと思うと、グリップの重要を改めて痛感しました。
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コメントありがとうございます (ajocean330)
2008-01-28 18:00:16
naonaoさん、コメントありがとうございます。ほんとにちょっとした事で球筋が変わってしまうので、ゴルフって難しいなぁ。。。とつくづく思います。最近はチーピンが出ることも無くだいぶ安定してきましたが、ちょっと力んだり気を抜くとスライスが出てしまうので、まだフォームが自分の物になっていないのだと思います。ひたすら練習ですねっ!
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