「その1」はパターのお話でした。蛇足ですが身長167センチの私には長さは33インチが丁度良かったです。34インチとか35インチが主流のようですが、身長170センチ以下の方は33インチがお薦めです。というか、それより短いニューポート2は製造されていないので、シャフトをカットすることになると思います。ただ、33インチのシャフトに対してパターヘッドの重さなどが決められているようなので、カットすると多少バランスがブレるのでしょう・・・まぁ、1インチ位のカットであれば大差ないと思いますが。。。(^^);
さて、ゴルフを本格的に始めて7ヶ月が過ぎた頃です。ゴルフダイジェストオンラインでプロのクラブセッティングを見ていたときのことです。どのプロのセッティングを見ても、「A」とか「PS」とかが入っている人はいません。なぜだ!?ということで、その時初めて、所謂ウェッジという存在を知ったのです。アプローチやサンドもウェッジの仲間なのでしょうが、プロは52とか54とか60とか番号の書いてあるクラブを使っていると知ったのです。
これは奥が深い・・・と思い、ウェッジについてネットで検索しまくりました。そしてロフト角やバンス角などというものを勉強してみました。アプローチの時にバックスピンまで出来なくても、クックックッと止まる球が打ちたいと思い始めていた頃なので、スピン系のウェッジの存在も私にとってはビッグニュースでした。基本的に見た目重視のミーハーな私としては、セットで買ったキャビティーと呼ばれるパーツを組み合わせてある(ヘッドの裏がえぐれたやつ)アイアンではなく、美しい曲線を作り出すマッスルバックに一目惚れといった感じでした。色々調べたところ、マッスルバックはキャビティーよりもスイートスポットが狭く、ちゃんと当てないと上手く飛ばない、ということだったので5I~9Iは買い換えるつもりもなく、ウェッジに標的を絞りました。これがまた、色んな種類があるんだ・・・50、52、54、56、58、60・・・どれにすりゃーいいんだぁ~!?
ということで、まずは自分の持っているクラブの番手と飛距離の相関図から考えました。私の場合、フルショットでピッチング(ロフト角44)が110ヤード、PS(ロフト角50)が100ヤードです。PSは非常に調子がいいので残すことにすると、52のウェッジだとPSと近すぎる。ってことは54あたりがグリーン周りにはベストかな?なんって感じで54を選びました。そして、54が追加されSW(ロフト角56)とのギャップがかなり近くなるのでSWの代わりに58を買うことにしました。プロなんかは60とかも使っているようですが、素人の私には結構ロフトがありすぎる気がしたので54と58の組み合わせで落ち着かせることにしました。
ちょっと待てよ?SWは抜いたとして、まだバックの中には1本多すぎるぞ!どれを抜こうか、、、ってことで、実はちょっと中途半端で使う頻度の少なかったU6を抜くことにしました。結局5番アイアンや6番アイアンを使うことが殆どで、その中間であったU6は「失敗したかなぁ、、、」とちょっと後悔していたところでした。(^^);
さぁ、これで14本になりました。早速、打ちっぱなしで練習、、、と思ったら、重い!!そうです。たまたま軽量のウエイトフローシャフトが在庫切れで、ダイナミックゴールドのシャフトで妥協していたのです。20数グラムをナメてました・・・正直、手持ちのアイアンがウエイトフローなどの軽量シャフトの方、同じシャフトで揃えたほうが無難です。。。ちょっとくらい重くても大丈夫だろう、と思っていたら、ところがどっこい、全然フィーリングが違います。とにかく重いです。。。うぅ~ん、ちょっと後悔・・・でもポジティブな私としては、今まで力で振っていたのに対してクラブの重みで球を潰すように打つ癖ができるじゃん!!と考えるようにしました。あと、最初はスライス連発でした。。。何でだ!?と考えて、お店の方の忠告を思い出しました。「シャフトが重いのでトップの位置でクラブが後ろに倒れてしまいます。だからトップでクラブを立てるように意識して振ってください。」と・・・効果覿面でした。一発で直りました。やっぱりクラブがトップで後ろに倒れてしまい、そのまま打ち込むとインパクトのタイミングではフェースが開いてしまっていたようです。これ、初心者の方も是非気をつけてみてください。
ポジティブシンキングも手助けして、先日コースで使ったら、なんと球がクックックッとイメージ通り止ってくれたのです!!こんな素人でも出来るんだっ!!とカナリ感動しました!!一緒にラウンドしたパートナーも「すごい!すごい!」っておだててくれました(^^);いままで、100ヤード以下のグリーン周りはPSを持って駆けずり回っていましたが、今や80ヤード以内のグリーン周りでは54を握り締めています!ちなみにブリヂストン好きの方、X-WEDGEめちゃお薦めです!!ヘッドが小ぶりで構えやすく、素人の私でもスピンが適度にかけられます。グリップもスクエアに構えたり、開いて構えたりと、握りにバリエーションを持たせるためか、ViQのように断面がV字で握りの目印がついているものではなく、断面は円形で目印もあえて裏側にロゴが小さく付いているだけという芸の細かさです。うぅ~ん、プロっぽい。。。
使いこなすにはまだまだ練習が必要だと思いますが、半年、一年のプレーヤーでも十分使えるとは思います。気分はプロゴルファーです!(やっぱ、ゴルフはメンタルのスポーツですから・・・)60~80ヤードからのアプローチはもちろん、砲台グリーンの下から乗せるときや、転がせる距離が短い場所にピンが切ってあるときなどコツンと浮かせてクックックッと止まってくれます。58は顎の高いバンカーでも極端に開いて構えなくても普通の大根切りでフワッと球が上がってくれました。これで、バンカー恐怖症も多少は和らいできました。で、これが私をプロゴルファー気分に変えてくれる魔法のウェッジです。(^^)
お店の方にはFourteenも薦めていただき、ルックスも超かっこよかったのですが、やはりまずは同じメーカーで揃えてみることにしました。多分、Fourteenもキュキュキュっと止まるんだろうなぁ・・・いつか試打機会があればレポートしますね。
ということで、私のクラブセッティングもようやく固まって、もう、当分これ以上買い足さないぞっ!と心に誓ったのでした・・・(コースごとにセッティングを変える、なんて腕はまだまだ無いので。。。)
ちなみにキャディーバックは目立つ色がいいですよっ!!スタート前や帰るときなど、キャディーバックが沢山あるので、一目で自分のバッグが何処にあるか分かったほうが安心です。シルバーとかは意外少ないので目立ちます。黒とか濃紺は他のバックに埋もれてしまう色かと。。。では、では。